音楽放談 pt.2

SEO強化をしていこう。

18年間の軌跡 ―ササキオサム

イメージ 1

今日はササキオサムさんのソロライブへ。

新譜発売のレコ発兼誕生日(明日だけど)ライブと言う名目で、バンドを率いてのライブとなった。

Moon Childの再結成ライブ以外では、近くのショッピングモールでのインストアイベント以来である。

客層は相変わらず中年女性が多い訳だが、割と同じくらいの世代の人も散見された。

とはいえ、なんとなく全体的に普段行くライブの客層とは違うのはなんとも面白いが。


さて、今回はレコ発ライブな訳で、ソロになって2作目のアルバムを出した訳だ。

前作はミニアルバムで、間にライブアルバム、レア音減集を挟んでいるものの、フルアルバムは初となる。

まだ消化しきれていないけど、曲は相変わらずのオサム節である。

なんだかタイミング的な問題か切ない系の歌詞が耳を惹くが、ともあれさすがのグッドメロディに多彩なアレンジ。

ピアノ弾き語りで疲労されていた曲もバンドアレンジが施されており、これまた秀逸な仕上がりなのである。

本当にこの人のこういう才能は素晴らしく、なぜもっと売れないのかと不思議だが、ちょっと捻くれているからかな。

私の周りの音楽好きの連中は、概ね彼の作る楽曲を絶賛する傾向にある。

しかし、世間的には今一という評価なのが口惜しい。

まともに聴いた事ない連中なんだろうね。

ともあれ、彼も今年でデビュー18周年、私が初めて彼等の楽曲を聴いたのは"Escape"が出された97年か98年とかだから、実質ほぼデビュー当時から聴いて計算になる。

ん?てか今年29で、確か11歳の小学5年生くらいの頃だったから、ほぼ丸々聴いているではないか!

そんな事実に自分も年を取ったのだな、なんて思う一方で、当時ここまで長く聴いているとはつゆとも思わなかったが、当時はまだ親の聴く流行曲をなんとなくカッコいい、とか思ってB'zとかも聴いていたけど、Moon Childの曲だけは別に家族の誰も聴いていなかったが好きだった。

今にして思えば幼心にも何か引っかかったのだろうね。

歌詞CD屋でサービスで置かれてあった歌詞カードのコピーを貰ってきて、学校の帰り道にそれを見ながら歩いていた景色が今でも思い出される。

いやはや、時間てのは立っているものだね。

ともあれ、そんな昔から聴いていた人のライブも今こうして全く違う場所で、全く違うシチュエーションできいているというのも感慨深いものである。


で、今日のライブは新作からの楽曲を中心に、彼のキャリアから全て総ざらいのラインナップで、旧来のファンにもありがたい選曲であった。

1曲目がSCRIPTの"Brandbew Heavy Tie"だったのが、曲名がすぐに出てこなかった。

意外過ぎて。

その後もRicken'sの曲もやりつつ、Moon Childからは"Over The Rainbow""Hallelujya In The Snow""Brandnwe Gear""Escape""Requiem Foer The Man Of Nomad"、そしてレア曲”記念日”などが披露された。

やっぱりいいですね、彼等の曲は。

ライブを見ていて思ったのだけど、特に新作はファンク/ジャズ的な曲が多い。

ライブだと改めてそう言うアレンジも加えていて、この人の音楽の裏側が垣間見えたようで面白い。

それに昔を曲を改めて聴いてみても、色んな音楽性が網羅されていて、なんたら守備範囲の広さだろう、などと思いつつ。

しかも歌詞の内容も青臭いけどガキ臭くないし、ムード含めてこの手のバンドって今でも余りいないからやっぱり勿体なかったよね。


ライブはダブルアンコール含め正味2時間半くらいとたっぷりであった。

いつものたこ踊りに緩いMCにと、オサムワールド前回である。

バンドメンバーのベースは女の子(といってもそれほど若くはないのだろうが)なのだが、楽しそうなのが印象的で、つい見てしまった。

それはともかく、いいライブでしたね。

ちなみに今回はライブ中の写メOKという試みだったのだけど、私は最後に1枚だけ撮影。
イメージ 2

肝心のオサムさんがライトで白けてしまった。

でもベースの女の子のいい表情が撮れたので、男としてはこれで良しとしよう。

ともあれ、いい時間を過ごすことが出来ましたね。

今週は仕事が忙しくてストレスフルな状況もあふれていたので、ちょうどいいリフレッシュになったね。