古いのから新しいのまで、洋の東西を問わず無節操なほどに。
古いので言えば、Soft Machineなんかがそう。
プログレ、サイケなどの名盤としてしばしば耳にしていたが、まだ聴いたことがなかった。
あとはDepech Modeもあれこれアルバムを買い集め始めている。
古くはないが、USインディ系の過去の作品もアマゾンを駆使して探している。
その他日本のインディ系でLilies and Remainsとかも。
もうすぐStarsも出る。
海外では既に出ているが、日本ではまだ発売していないらしい。
何故輸入盤すら入ってこないのか。
Aphex Twinはまだ買ってないのだけどね。
本当はもっとほしいものはたくさんあるのだけど、なかなか一遍には買い切れない。
いずれも非常に素晴らしい作品が多く、今まで見過ごしていたことが口惜しい思いもするのだが、一方で今の耳で聞くからいいと思えるという側面も少なからずあるだろう。
例えばジャズ、ソウル系、あるいはR&Bなどは昔は聞いてもぴんと来なかっただろうし。
アジカンなんかもそうかもね。
高校生のころに一番流行ったのだが、当時は見向きもしなかった。
そして最近は日本語の歌詞に耳を傾けることが多いのだが、アナログフィッシュの諸作はその感性では突き抜けている。
新譜についてもまた改めて書くつもりだけど、やっぱり素晴らしかった。
表面的な意味以上に言葉の向こう側に見えてくる景色のリアリティが表現としてのレベルの高さを示している。
しかし、こうしてたくさんの音楽に触れる一方で、この頃は休日は家にいても外にいても、ずっと音楽を聞きっぱなしということは少なくなった。
勿論それでも他の人から見たら大層な時間を費やしているとは思うが、単に色んな音そのものに耳を傾けるのも面白いのである。
町へ出ればそこかしこに音はあふれているしね。
もっとも、それほどまでに興味をそそるようなことはないから、結局音楽で耳をふさぐのだけどね。
いずれにせよ、今もって音楽を聴いているのは楽しいし、そこから得られるある種の感覚や、あるいは時に得られる共感というものはやはり私を満たしてくれる一つの大きなものである。