音楽放談 pt.2

SEO強化をしていこう。

小休止26「ファン投票」

後世に残したいバンド、という調査をオリコンが行ったとか。

その結果、見事1位になったのはB'zであったそうだ。

以下名を連ねたバンドは、ミスチルやサザン、暴威やミッシェル、GLAYラルクなどだったみたいですね。

その結果に寄せられたコメントの多くは「B'zはロックじゃねえ」「パクリじゃん」「J-POPじゃん」などと言った批判であった。

また、ミスチル、サザンはロックじゃない、という人も結構いて、なるほどな、と思ったものだ。


では彼等にとってのロックとはなんなのだろうか。

暴威やミッシェルはOKって人もかなりいたけど、両者の違いって何?

というかそもそもロックの定義ってなんだよ、と言う辺りを是非聞いてみたい。

私もロックと呼ばれる音楽を好んで聴くので、そうした批判をする人の言いたい事はわからないではない。

しかし、別にこれでロックが定義される訳ではないのだし、あくまでオリコン調査に協力している人たちは、こういう音楽をロックと捉えているという一例に過ぎないと思うのだが。

それに、洋楽でもロックとして認知されている音楽であっても、メディアが勝手にそういっているだけで、本人達はポップミュージックを作っている、と言うものも今は多い。

実際音楽を聴いてみれば、そのあまりに定義不可能な音楽性がよくわかるだろう。

既にカテゴライズする事自体がナンセンスなんだから、あくまで意識調査だと思えば良いんだよ。

街角景気と実感は違うでしょ。

それと同じだよ。

音楽なんてのは、別にJ-POPだろうが童謡だろうが、聞いている本人がそれで幸せになれるならそれで良いのである。

その音楽についてどうこう言うのは批評家の仕事であって、ポップミュージックならこれでいいのだ。

だって、もし1位が頭脳警察とかだったら、逆に心配だろ?

いいじゃねえか、残したいと思うものと残るものは違うんだし。


それと、今日本中で嵐を巻き起こしているAKB48の総選挙の結果がこのほど発表された。

なんと、不動のエースだったあっちゃんが2位に後退し、ついにAKBも政権交代をした訳である。

先日の民主党政権交代(とはいわないか)に合わせてくるとは、秋元康はさすがである。

これに関しても、逐一途中経過も発表されたりして、その度にコメント欄には「前田かわいくない」という旨のコメントが目白押しであった。

そんなこともないだろう、かわいい方だと思うよ。

人気が大きいほど批判もされやすいのはこの世界の常なれど、その背後で大人の思惑が動いているのが丸見えで、なんていう初なコメントには笑わせてもらったよ。

そらそうだろう。

この子たちが自主的にここまで金を稼ぐようになっていたのならそれこそ事件だよ。

そうなら私も全力で応援するけどね。

好む好まざるは別にして、そんなインディペンデントな精神を持っているのならすごいじゃない。

それに、大人の思惑でもなんでも世の中の金が動くなら良い事だよ。

自分で稼いだ金なら何に使っても良いじゃない。

それとも、稼ぎからの余剰分は全て孤児に寄付しないと、Yahooコメントの住人は許してくれないのだろうか。

生きて行く希望があるというのはいいことじゃないか。


何はともあれ、日本の音楽業界は、基本的には芸能の世界である。

芸術ではない。

だけど、だからこそ世界的にも評価される側面があるのだし。

それに、人生初の音楽体験がいきなりAutechreとかであるよりはよほど健全でしょ。

いいじゃないか、アイドルでも韓国人でも、人生を捧げる価値があると思える方が、幸せだよ、きっとね。