カナダ系のアーティストと言うと、古くはニール・ヤングあたりが有名だろう。
Nirvanaのカートの遺書にも彼の曲の1節が引用されてるくらい、世界的に有名人。
最近も実に活況を呈している。
Arcade Fireはインディでありながら商業的な成功も納めており、U2などとも共演しているから、今世界で一番成功したバンドといってもいいだろう。
日本ではやはりアブリル・ラヴィーンだろうか。
あるアンケート結果では神な洋楽アーティストランキングで3位にランクインしていたが、一体何を基準に神なのかがさっぱりわからないランキングなので、要は知名度競争と言う訳か。
ちなみに1位はガガでした。
ロック好きならSUM 41なんかもなじみ深いのかもしれない。
私は聴かないが。
もう少しコアなところで行けば、今年再結成でサマソニにも来ると合って一部で話題のDeath From Above 19791なんかはかなり尖った才能である。
私も大好きなArts & Craftsの周辺は言うまでもないしね。
その中心にいるバンド、Broken Social Sceneの首謀者の一人、ケヴィンの昔やっていたバンドがKC Accidentalという奴である。
アンビエント的な手触りの楽曲は聴いていて心地よいが、何処かまだ完成されていないと言うか、そんな印象である。
どっちもそこはかとなくぼんやりしているのですよ。
もちろん悪くないし、個人的には好きなんですけどね。
後のBSSにつながる要素も在りながら、色合いとしてはやはり違う、と言うところが面白い。
こういう原点の音楽性を見せてくれるようなアルバムは、ファンとしては抑えておきたいポイントである。
日本で洋楽というと、アメリカ、イギリスが出てくると思うが、ちょっと幅を広げてみるとまだまだ世界は広い事に気づかされるものである。