音楽放談 pt.2

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小休止37「放言」

某俳優がツイートした事があっちこっちで波紋を呼んで、あっちで火花がこっちで火柱が、となんだか思った以上に拡散しているらしい。

平生テレビを見ない私なんぞはハナからピンと来ない問題であったが、確かに久しぶりに観た某音楽番組の特番では、かつてのB'zなんかのような扱いを受けている。

見もしないのに批判しては行けない、と思い興味本位に観てみたが、残念ながら私には良さは伝わってこなかった。

果たして世間でいわれるほど人気のある音楽なのか、といえば、例えばCD屋に行けば48人組のアイドル同様、専門のコーナーが立ち上げられており、若い女子高生くらいの子が熱心に観ている。

おばちゃんの為のブームとばかり思っていたのだが、気がつけば若年層にも浸透しているらしい事はそうした所からも伺える。

実際大久保付近の横町へ行けば、そういったものに夢中なOLなんかをターゲットにした店も多く、ほとんどの店が繁盛している。

あまりにも商売っ気丸出しで、狙いすました店の装飾や壁にはられたポスターを見るに着け、その前ではしゃぐ連中が滑稽に見えたものだ。


別に個人的に某国に嫌悪感情もないし、ブームなんていうものにハナから興味のない私のような人間に取っては、殊更どうでも良い問題である。

そもそも日常的にテレビを見ない立場からすれば、やはりこの種の問題は自分の問題としては捉えられず、単におもしろがってみる程度である。

それよりも、毎週何かの雑誌に現れる48人組の方が私の取っては鬱陶しい対象である。

とはいえ、最近はコンビニでも欲しくもない某国アイドルのグッズのキャンペーンをやっており、嫌気がさすのもそう遠くはないかもしれない。

ただ、いずれにせよ彼等の存在が日本の音楽をダメにするとは思えない。

何故ならとっくにダメだから。

もっともここでいう音楽と言うのは、あくまでテレビ音楽の話である。

良質な音楽家は日本にもたくさんいる。

ただ、残念ながらそういう人は有名にはならない。

そして日本の音楽を憂いてくれる優しい連中には「誰?」といわれてしまうのである。

そういうコメントを投稿する以外に楽しみがないような人生だけは送っては行けないね。


一体何が言いたいのか、と言えば、別に言いたい事などない。

とりあえず日本はヤバいね、色々ね、と思う次第である。

結局大きな力を持った奴が適当なことばかりやっているから、物事は混乱へと向かうのである。

子供が重機に乗ったら絶対破壊活動するでしょう。

壊す快感はなかなか乙なものである。

なまじ言葉を知っているから本人は逃れた気でも、やっぱり傍目から見てダメなものはダメである。

ツイッターなんてものが流行る文化の向こう側には、無責任さがわんさかと顔を出し始める。

大きい声で無闇に叫ぶと、近所迷惑なんだ。

正しさなんてものには意味がない。

その瞬間、一緒に騒いでくれる人がいるか、こら!と怒られるか。

それはそのときの運次第だろうね。

なんだかんだ言っても、力のない人間が大声を張り上げると、叩きつぶされる社会ですね。