音楽放談 pt.2

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イギリスの新鋭 ―Dead Fader

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最近はEDMなどという言葉が定着したのか、それ系の音楽も溢れてる。

先日はUltraというイベントもあったそうだが、これまでの所謂ダンスミュージックと何が違うのか、というと根本はそんなに変わらないのではないかと思う。

単に所謂ユーロビートの様なものから、Clarkとかみたいなエレクトロクラッシュというのかな、そういう色合いが強くなっただけではないかという気がする。

私も最近は割とテクノ系とかも聴くのだけど、そういうダンスミュージックに寄らずにAphex Twinとかの方が馴染みがする。

正直激しさを求めるのならやはりバンド編成の方がしっくり来る感じがするのだ。

激しい音楽は聴き続けるとやはり疲れてしまうし、ダンス系だとひたすらそちらばかりを求める。

だから、聴くならアンビエント的なものの方が落ち着いて心地いいのだろう。


そんな中で、打ち込みながらかなり気に入っているのもある。

イギリスアングラシーンで数年前から話題というDead Faderという奴。

CDではほとんど流通していないような存在だし、日本では本当に極一部しか知られていない存在だろう。

私も超アングライベントへ知人に誘われて行った時に初めて耳にした。

といっても厳密には初めてではなかくて、Bo Ningenのリミックスをやっていたので彼の作る音自体はそれ以前にも聴いた事があったけど、存在を知ったのはその時だったのですね。

特に気にも留めなかったから。

ただ、リミックスの中でも明らかに尖り具合が違ったのは記憶していたので、興味をそそられたのだろう。

そのイベントについては既に過去に書いているのだけど、入場料1,500円、ドリンク代500円という激安で、Melt-Bananaなんかも出ていたけどほとんど生業に出来ない類いの音楽ばかりしている連中が出ていて、そんな所に海外からのゲスト的に登場していたのに驚いた。

それまでのアクトとは明らかに完成度が違ったし、ノイジーな中にポップさもあって、存在感が違ったね。


で、そんな彼のアルバムはほとんどMP3でしか入手できないが、今のところフルアルバムは2枚出ていて、いずれも入手している。

1stがノイジーでインダストリアルでかなり狂ったアルバムになっていて、はっきり言ってメチャクチャカッコいい。

でも、単に音圧で押し切るだけでなく、適度に速度を緩める場面もありつつ、アルバム通して聴いても疲れない。

まあ、疲れないと思うのは私だけかもしれないので、飽きないという方が正しいかもしれないが。

無駄にBBMを上げるだけでもないし、リズムも一定な訳ではないので、ちゃんと音楽になっているのである。

品がない腰を振る為だけの音じゃないから、いいのである。


2ndについては今年に出たばかりだが、音楽性はかなり変わっている。

よりメロディアスでエモーショナルさのあるような音楽に変わっており、1stとは全く異なる感触である。

こちらはこちらでいいのだけど、ここまで変わるのかとちょっと驚く。


いずれにせよ、世の中的には人なつっこさのないこの音楽はあまり受け入れられないのかもしれない。

もっとも世の中に溢れる強壮剤にしか思えない無機質なデカイだけの音が人懐っこいとも思えないが、あんな単なるデカイだけの音なんかよりはよほど音楽的で聴く価値はある。

売れているものがいいものだと思っている人には理解できない世界だろうね。