音楽放談 pt.2

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最近の若手、借りた奴 ―ゲスとか

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大学の頃の友人の一人が音楽が好きで、今でもよく連絡を取り合っている奴がいるのだが、私と彼とでは音楽の趣味が被るところもあれば全く異なる事もあり、音源のやり取りをするときにはその辺りが出て面白い。

最近借りて聴いてみた奴をさらっと並べてみようかな、なんて思う訳である。


まず最近一気に知名度を増したゲスの極み、乙女。

ドラマーが美人、なんていうところでも話題になったが、彼等の特筆すべきか奇天烈な楽曲とそれをしっかりとこなせる演奏テクニックであろう。

まだ20代半ばくらいのメンバーらしいが、非常に細かなフレーズもばっちりひいている。

楽曲もポップでキャッチー、ビジュアル的にも映えるから人気は出るよね。

最近アルバムが出たようだが、これって1stらしいね。

私はその前のEPかな?”パラレルスペック”という曲の入った奴を借りたのだけど、なるほど人気は出るわな。

そのEpの中にはBlurのオマージュとして”Song 3”とかいう曲も入っている。

音楽的な共通点を見出せるほど両者を熱心に聴いてはいないのでなんとも言えないですが、それなりにオタクなのだろう。


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で、そのヴォーカルがやっている別バンドがIndigo La End

ゲスとはアー写のイメージからして全く違う訳であるが、こちらの方が正統派な印象。

元々本体はこっちで、ゲスは遊びで始めたバンドが思いも寄らずうけちゃった、みたいな感じらしい。

才能って、素晴らしいね。

最近女優の波留を使ったMVでも話題になったらしい。

楽曲はポストロック的な色合いもあるが、まあ所謂ギターロックかなという印象。

売れる売れないでいえば、やはりゲスの方が売れるだろう。

特にこの日本では。

こちらもそのシングルだかEPしか聴いていないのであまり評価もできないが、凝ってるな、と思う部分はあった、ような。


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ほいでこちらがWhite Ash。

最近モード学園のCMでも曲が使われており、かなりUKっぽいなと個人的には思う。

メンバーの写真は外人を使っている事が多く、私はてっきり外人バンドかと思っていたが完全なる日本人であった。

しかもヴォーカルはのび太と名乗っている。

こちらも最近出たシングルしか聴いた事がないのでなんとも言えないけど、普通にカッコいい印象。

ただ、本人達には売れようと言う意志はないらしく、マイペースにやって行きたい子達らしい。


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で、こちらがToricotというバンドで、Maximo Parkの来日公演の時にはサポートアクトも勤めた。

女子中心(最も今は左の男が抜けて女子オンリー)なので、チャットモンチー的な感じかと思いきや、曲は極めて複雑にテクニカルで、マスロックとかそっちっぽい感じもあって、見た目からは思いも寄らない。

歌メロがJ-POP的なので、こちらも売れるだろうね。

演奏がかなりコアな要素も持っているからそれなりに玄人にもうけるだろう。

しかし、私の勝手なイメージなのだけど、女の子でこういう音楽性を指向する子ってどんな音楽を聴いて育ったのだろうか。

個人的には大好きなタイプなんだけどね。


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そしてこちらはすっかり活躍をワールドワイドに広げたCrossfaith

一度だけライブで見て、友人から音源もシングルだけだけど借りて聴いているけど、曲もポップでヘヴィ系であってヴォーカルもちゃんと歌えている。

Prodigy的な要素もありつつ、ライブの魅せ方もうまいから、いい感じで階段を上って行った感じだね。

個人的にはこういう音楽自体をもうあまり聴かないのでガッツリ嵌る事はないのだけど、売れるだけの理由はあると思う。

頑張ってほしいですね。


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で、こちらも以前に一度書いた事があるけど、Heavenstumpというバンド。

既に正規メンバーは2名で、ヴォーカルの子が美人、UK的なギターサウンドがカッコいいといって話題になったものの、タイミングでうまく波に乗れず(乗らず?)既に解散間近と言われているのが惜しい。

彼等の曲では”Morning Glow”という曲が非常に素晴らしいと思うのだけど、その他についてはそれほど個人的にはピンと来なかったというのが正直なところだが。

売れるポテンシャルは十分にあったのに、本人達がそれをよしとしなかったようなきらいがあって、なんか勿体ない。

ちなみに、現在サポートメンバーではベースはTokieさんが弾いている。

引っ張りだこだね、あの人も。


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で、最後はアイドル枠、BabyMetalである。

バッキバキのメタルの楽曲に併せてアイドルが歌って踊るという実に日本らしい狂ったコンセプトで、今や世界的にも話題な存在に。

ももクロから始ったロックリスナーとアイドルファンとの架け橋的存在、といったところだろうか。

特に欧米ではメタルってすごく人気のジャンルだから、このギャップというのは実に新鮮に違いない。

楽曲を観れば我らが上田剛士NARASAKIさんも提供しており、やっぱりクオリティは高い。

この気合いの入り様って何なのだろうとたまに思う。

こちらも友人にアルバムを借りて一通り聴いてみたが、私は、ダメでしたね。

重たいギターと彼女らの甘ったるい声が乗っかると言う違和感しかない組み合わせは確かに面白いのだけど、ん~、ヘッドフォンで聴く音楽ではないね。

ライブは楽しいかもね。


と、非常にコンパクトに冗長に並べてみたのだが、正直上記いずれのバンドも私の中ではあまりピンと来なかったものなのだ。

自分の中でピンと来るものと来ないものの違いが一体どこにあるのかが未だ持ってわからないのだけど、一体なんなのだろうか。

ひょっとしたらこのブログの内容をテキストマイニングかなんかすれば傾向が見えてくるかもしれない。

誰がやってみて、教えてくれないだろうか、などと。