音楽放談 pt.2

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夢見心地空間 -Townmeeting

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今日はアナログフィッシュの日(健太郎さん認定)ということで、恒例となりつつあるTownmeeting。

普段と異なりアコースティックなライブなのだけど、今年はアコースティックアルバムも出したのでツアーという形になった。

といっても私は東京のライブしかいけないし、この日にやってくれてありがたいことだ。

昨年も行ったのだけど、このアライブはオール指定席で、イベントホールのような会場なので映画館のようなフッカフカの椅子に座ってのライブ観覧となる。

最近打ち込みも含めてバンドアンサンブルが鉄壁というレベルにまで来ている彼らにあって、今日はアコギとパーカッションを中心に、要所で同期させたりエレキを入れたりと密度低めのライブになっている。

その中で際立つのはやはり歌そのもの。

もともとメロディも素晴らしいバンドなので、それらを味わうにはすごくいい機会だ。

それに歌詞も改めてじっくり聴く機会にもなって、彼らの楽曲を多面的に楽しめるのである。

同時にコーラスワークも鮮やかで、彼らの根本にあるものの魅力が存分に味わえるものであった。


今回は普段のライブではやらないような曲も多いし、アルバムも出しているので収録曲中心とはいえ、そうばかりでもないのが嬉しいよね。

前半30分強、後半30分強+アンコールという感じだったのだけど、本当にあっとう間だったな。

照明も抑えめだし、椅子も座り心地いいし、まっったりと聴いていたのだけど、時間が吹っ飛んでた。

心地よかったな、なんか。

本編ラストは昨年同様”City Of Symphony”だったのだけど、彼ら自身も「Townmeetingのテーマ」と言っていたが、この曲は本当にいつ聴いても名曲だ。

私の価値観と合致しまくりなのである。

本質がこの曲にはあると思うし、シニカルな部分もありつつ根本は優しさに満ちていて、ある意味では”Imagine”とかと同じところで論じられるべき曲だと思う。

ライブ全体も静かで、穏やかで、選曲も主張の強い曲ではなく、もっと普遍的で素直に彼のポップさが出ている曲がほとんどなので、そこにすっと浸っていられる。

久しぶりに夢見心地というか、そんな時間だった。

終わった後渋谷の街を駅まで歩いていたのだけど、久しくない穏やかな気分でね。

ポワポワしてた。


なんか、本当によかったな。

相変わらずメンバーも仲よさそうだし、健太郎さんの天然ぷりがなお鮮やかになっていく気がするけど、いいバランスだよね。

いい時間過ごしたな、ほんと。