音楽放談 pt.2

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土曜日ばかりの1ヶ月 -R.E.M

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3連休は過ぎ去るのが早いね。

会社に行きたくなくて仕方ない、なんていうことは別にないんだけど、やっぱりゆっくり過ごす時間って大事だなと最近思う。

前職の時は一時土日もがっつりパソコン叩いていたしね。

それが当たり前みたいになっていたから、今の職場でもついパソコンを開くことも多かったが、それも最近はやらないようにしている。

ていうか、本当はやりたいわけではないからね。

とはいえ、やらないといけない時はあるからそれはそれでやるんだけど、やっぱりくたびれるからね。

生涯やる仕事というのはしっかり選びたいよね。


それにしても、こうして連休の終わりにいつも流れるのがR.E.Mの"A Month Of Saturdays"という曲。

彼らの最後のベスト盤に収録された未発表曲の一つだけど、個人的には彼らの曲の中でもある意味一番好きかもしれない。

テーマはタイトル通りで、毎日土曜日だったらいいのに、なんていうとてもゆるい曲である。

R.E.Mといえば政治的な活動も積極的なシリアスなイメージのバンドであろう。

特に90年代においては最重要バンドとまで言われていたように、オルタナティブというムーブメントにおいては彼らは一つのロールモデルであった。

曲自体は全体的に地味だし、ポップとはいえJ-POP的なシンガロング系でもないし、ヴォーカルのマイケルの歌声も含めてドカンと売れるタイプの音楽ではない。

しかし、どの曲も非常に味わい深く、歌詞もいいし、人間味や温かさもあって、聴いていてとてもいい気分にさせてくれる。

私が彼らを聞くようになったのは比較的最近なので、結局ライブを見る機会もなく彼らは解散してしまった。

2005年が最後の来日だったと思うけど、当時はまだ彼らにたどり着いていなかったからな。


それはともかく、そんな彼らはある日突然解散宣言、オールタイムベストを出して本当に解散してしまった。

メンバー間の不和ということもなく、その後も色々な場面で彼らの名前は出てくるし、単にバンドとしてやり尽くしたということであるらしい。

もっとできたんじゃないか、なんてファンは思ってしまうけど、それも仕方ないか。

今でも彼らの曲をちょくちょく聴きたくなるのだけど、そんな中で不意に引っかかってくるのがこの曲である。

ほのぼのしたメロディと誰もが抱くちょっとだけ後ろ向きな普遍的な感情。

別に絶望感というよりは、楽しい時間が終わる時の残念さみたいな感じで、とてもいいよね。

日曜日じゃなくて土曜日というところが絶妙だと思っていて、まだ明日も休みではあるんだけど、翌日のことを心配しなくていい本当の意味での休みは土曜日だしね。


今日は月曜日だけど、普段的には日曜日の気分。

何をするでもなく、今日は仕事を少しながらダラダラした。

これから買い物に出かけて、晩飯の支度だ。

また1週間が始まる。