音楽放談 pt.2

SEO強化をしていこう。

ナイス害 -けものがれ、俺らの猿と

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どうもここ2ヶ月弱は心身共に具合が悪く、どうにも不安定であった。

 

こんなことは久しぶりだったな。

 

生理中か、なったことないけど。

 

ともあれ、時間が経過してだいぶ落ち着くと共に、冷静になるから却ってとるべき方策も見えてくるというもの。

 

粛々とやるべきをやり、考えるべきを考えるだけだ。

 

それにしても、なんだかこの1ヶ月くらいしょっちゅう頭をよぎったのはある映画のセリフだった。

 

「どいつもこいつも舐めやがって」

 

けものがれ、俺らの猿と』という町田康原作、永瀬正敏主演のカルト映画だ。

 

 

クライアント担当者でも久しぶりに自分のことしか考えていないクソがいるし、ここまで下請け扱いするやつはなかなかみない。

 

自分の不都合があると連絡に出ないし。

 

そして社内でもそうだ。

 

そもそも自分の管理ミスが要因で起こった問題で、私からしたら関わってもいない事象なのにリカバリーで入っているのに感情的にブチ切れて、自分の評価が下がるからそんなことはしたくないとかいう始末。

 

こいつまじか、それをいうかね。

 

めんどくさいからこっちで何とかしますわ、と巻き取ったが案の定問題発生、タイミング悪く他部署でも問題を起こしくさって。

 

色々と文句を言われながらもとりあえず感情を抑えて、提案内容も見直しながら社内でも無理言って動いてもらって、何とか巻き返そうとやっているのに、本来その対応をするべき子は体調不良と言ってこの3日休んでいた。

 

だから業務もまきとって、他の業務も全部巻き取ってやっている。

 

せめて状況を教えてくれと言っても何も返信しないし、リアクションもない。

 

挙句やると言った業務もやらないし、共有するべきことも共有してくれていないから漏れが出てきている。

 

幸い何とか出来ることだったからよかったけど、この時間まで、私は今日有給とったのに、結局ほぼ1日中クライアント対応している。

 

一部は急遽ヘルプに入ってくれた新卒の子達のフォローもしないといけないから、それでmtgもやってるしな。

 

でも、中途半端なプライドばっかりある中途よりも、一生懸命な新卒の方がちゃんと仕事やってくれるよな。

 

彼らの存在に今回は救われた思いだ。

 

 

白昼夢、ていうか悪夢満載の謎映画だが、まさにナイス害満載で皮肉が利いていて嫌になるぜ。

 

訳のわからない奴に振り回せまくる不条理な世界観がひたすら展開されるのが町田康の、特に初期作品の特徴である。

 

主人公も大概なダメ人間だが、狂った奴らの中で奔走する姿が滑稽でもありどこか虚しくもある。

 

この世の中の大半は理不尽だ。

 

今更そんなことを呪うほど子供でもないけど、たまにどうしようもなく苛立つことがある。

 

所詮他人は他人だ。

 

自分から見れば思い通りにならない理不尽の塊だ。

 

一見心が通いあったかに見えても、それはただの勘違いでしかない。

 

人は分かり合えないし、他人のことはわからない。

 

不覚にも信用や期待なんてしてしまったばかったりにガッカリするハメになるんだから。

 

と、こういう価値観がまさに私の人間観を反映しているなと感じる訳だ。

 

ともあれ、どうもむしゃくしゃして、どこに怒りをぶつければいいのだろうというときにはこの映画はいい感じにどうでもいいと思わせてくれる。

 

所詮世の中の大半のやつは自分から見れば狂っている。

 

そんな奴らをいかにいなしながら生きていくかがサバイバル術というものだ。

 

ま、私も他人から見ればそんな狂ったやつの1人なんだろう。

 

そんな人生、いつまで生きていられるんだろうか。

 

しんどいな。。。


溶け出したガラス箱/君はだれなんだ

存在に気づくだけでいいのに -Monobright

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全くもって暗いニュースが今年は多いですね。

 

なんでこの人が?ていう風に思ってしまうんだけど、きっとその人にはその人の理由があって、それは誰にもわからないだろう。

 

恋人がいようが友達がいようが子供がいようが誰がいようが、結局のところ本質的には孤独な人は孤独なんじゃないだろうか。

 

人は、というか、関係性が出来上がっていくほど、この人にはこれはいえない、ということも増えてくる。

 

それは信頼していないとかそういうことじゃなくて、気遣いの裏返しということもあるし、むしろなんでも話せないのは信頼してない証拠なんていう自己中心的な人も少なくないから、デリケートな人にとってはしんどいことの方が多いだろう。

 

まあ、実際のことはわからないけどね。

 

 

こういうのを見ると、不意に頭の中で流れてくる曲の一つがMonobrightの"涙色フラストレーション"という曲。

 

もう10年以上前の解散したバンドの曲だけど、彼らの曲の中でも変わり種といえるだろう。

 

文化系の開き直りという感じのはっちゃけた歌詞の曲が印象的だが、この曲はかなり重たい歌詞だ。

 

歌詞に登場する少女は、多分もうこの世にいなくて、そんな彼女を遠くでみて心配している誰かが主人公だ。

 

でも、彼も結局何もしてなかったんだろうか。

 

ただ見ているだけで、だけどもしちゃんと出会う機会があったら、ひょっとしたら救えたのかもしれないとか、そんなことを思いふけるような印象だ。

幸せを知らない一人の少女 生きるのは苦痛
どうやって死のうかと悩んだ
回りは彼女を必要無いだけに 彼女が気になっていた

という話から始まるのだけど、サビが悲痛な叫びにも聞こえる。

あの夢とどこかで出会っていたら
私、私でいて いいの?
誰か答えて
存在に気付くだけでいい」と、
彼女はなき今も考えているだろうか? 

結局これも主人公の妄想みたいなものなんだろうけど、ここの「なき」は、泣きなのか亡きなのか、どっちかは微妙にわからない。

 

少なくとも今はもう近くにはいないことだけは確かである。

 

なんかここで描かれている世界は、どこか芸能人とか、普段なかなか会うことのない知人の死に遭遇した時の感覚に似ていると個人的には思っている。

 

日常的に会う人であればともかく、たまにしかみない人、人伝にしか聞かない人の存在は、日常的には意識されない。

 

ただ知っている人には元気でいて欲しいと思うし、多分そうしているんじゃないだろうかと勝手に思っている。

 

もっともこの曲の中の少女はもっと瀬戸際にいるから、本当はそんな能天気な思いの中にはいないはずなんだけど、結局周りからしたら彼女には興味がないんだろうと思う。

 

そのドライな視点と激情の歌い方の対比がある種リアルな表現になっていて、すごく重たい曲だと思う。

 

あの夢と歌われるのは、いわゆるやりたいことみたいな意味での夢ではないんだろうなという気がする。

 

存在に気づくだけでいいの、というのは多くの人にとっても共感的に受け取れることではないだろうか。

 

 

人は一面的ではないし、見る方向や、人によって評価や受け取られ方は変わるので、ある側面ばかりがその人の価値として定義されると、それが窮屈に感じられることもあるだろう。

 

よくいう本当の私、みたいな存在はそうやって生まれるのかもしれないけど、どっちも本当なんだよね。

 

ただ、一つの価値の中に押し込めらるとしんどくなってしまうのよ。

 

だから1人の人に全てを見せることはなかなか難しいし、だからこそいろんな人と関わるんだと思うけど、それがなされる前に限界を迎えてしまうことがあるんだろうな。

 

人に救われることはあるけど、最後は誰にも救われない。

 

救ってくれる人がいないっている意味じゃなくて、多分そういうものなんだと思う。

 

そこで踏ん張るか、もう嫌になってしまうかだけなんじゃないだろうか。

 

 

まあ、こんな環境だし、先々のことを考えると、このまま生きていて一体何を得られるんだろうっていうことは、結構本気で考えるよね。

 

私には子供も妻もいないし、恋人もいない。

 

両親はいるけど、してあげられることは何もないから。

 

そうなると、毎日必死に仕事して、一体何のために金を稼ぐのか、なんてつい考えてしまって、酒を飲むくらいしかやることがなくなってくるのだよね。

 

それなりに趣味もあるけど、それはただの時間潰しでしかないからな。

 

私も「あの夢」に出会っていれば少しは違うのかもしれないけど、残念ながらそれらしいものは見つかっていない。

 

存在していないと感じてしまう状態は、一番辛いですからね。


MONOBRIGHT 『涙色フラストレーション』

 小休止194 「Lets Make Out!」

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たまに無性に騒ぎたくなる。

 

こんなご時世に限らず、ずっと1人宅飲みという人に迷惑をかけないスタイルを貫いてきた私だが、時にちょっとだけ騒ぎたくなる。

 

騒ぐと言っても迷惑のならない範囲の中声とわちゃわちゃするだけだが。

 

基本的に小心者なのです。

 

というわけで、1人で酒を飲みながら騒ぎたくなるそんな曲をいくつか。

 

まずはこちら。


Does It Offend You, Yeah? - Let's Make Out

ダンス×ロックな音楽が改めておっこうし始めた00年代半ばに登場したバンド、Does It You Offend You, Yeah?の"Lets Make Out"。

 

サマソニでの来日が唯一か知らないが、いずれにせよ今はすっかり効かなくなってしまったが、元気にしているだろうか。

 

ポップながらちょっと攻撃的な感じもあって、このデビューアルバム自体すごくよかったが、2nd以降はパッとしなかった。

 

ともあれ、この曲は今聴いても楽しいぞ。

 

 

続いてはこちら。


Shitdisco - Reactor Party

Shitdiscoというあられもない名前のバンドのこちらも1st収録の"Reacor Party"。

 

Does It You 〜もそうだけど、New Raveなどと呼ばれた頃に登場した彼らだが、ものの見事に1st以外は日本に届かなかった。

 

この当時は、元Mad Capsule Marletsのヴォーカル、Kyonoの1stソロに曲を使われたり、Doping Pandaのスターことフルカワユタカと対談したりと、結構話題にもなったんだがな。

 

元気だろうか。

 

 

そしてそのNew Raveの旗手といえば、こちらだろうか。


Klaxons - Atlantis To Interzone (Official Video)

当時SNOOZERという雑誌でフックアップされて見事に話題になったKlaxonsの"Atlantis to INterzone"。

 

イントロからサイレンのような音と共にジャンクな展開と合わせて非常に印象的な1曲だ。

 

彼らは彼らで結構苦労したらしく、結局アルバムは3枚だけリリースして解散してしまった。

 

日本では先の雑誌で人気が上がったので、フェスを中心に来日もよくしていた印象だ。

 

今も元気だろうか。

 

 

続いてはこちら。


Late Of The Pier - Bathroom Gurgle - Live Session HQ

まさに1stのみで消えたが、個人的には非常に印象的なバンド、Late Of The Pier。

 

確かメンバーは既に別なバンドで活動していたはずだが、いずれにせよポストパンク以来のセンス抜群なバンドたちが盛り上がった時期であったな。

 

友人から借りてこのバンドを聴いたけど、なかなか好きだったね。

 

 

ちなみに女の子もこの頃は元気だった。


CSS - Left Behind - Official Video

ブラジルの元気女子バンド、CSSだ。

 

確かヴォーカルのLovefoxxは日系だったと思うけど、後にKlaxonsのメンバーと結婚している。

 

今も仲良くやっているだろうか。

 

私は彼女たちの単独もみているけど、聴いていると楽しくなる音楽はとても素敵だったね。

 

メンバーチェンジ以降はあまり音沙汰もなく、今はどうなったかわからないが、彼女たちはディスコパンク的な文脈で語られていたな。

 

 

最後はそんなディスコパンクの代表のこのバンド。


LCD Soundsystem - Losing My Edge (Live at Madison Square Garden)

LDC Soundsystemの"Losing My Edge"だ。

 

00年代の最重要アルバムとの呼び声も高い彼らの1stにバンドルされた曲だが、骨太ででもダンサブルで最高だ。

 

彼らの1stはポップさとそうした実験性が、素人目にも明らかに感じられる作品で、今聞いても余裕でかっこいい。

 

特に初期の作品はペーソスというような感情も多分にあって、中年に差し掛かった今でこそなおしみるところがある。

 

今っぽくないけど、カッコよくないですか?

 

 

というわけで、それこそ私が大学卒業するかしないかの頃の音楽ばかりをあえて紹介してみたが、今聞いてもカッコよくないですかね?

 

昔の音楽でもかっこいい曲はかっこいいし、それらに影響を受けた音楽が現代にはある分、新鮮さみたいなものはうすれがちだ。

 

だけど、オリジネイターはそれなりの理由がある。

 

その熱量を感じられるだけでもいい体験だと思うので、たまには過去を振り返ろう。

 

温故知新。

 

少なくとも、こんな気分 -Tha Blue Herb

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ありがたいことに、私は仕事で褒められることが多い。

 

上司にはあまり評価されないが、一緒に現場でやっている同僚や、クライアントからは割といい評価をされてきた。

 

なので、つい調子に乗ってしまうことがあるのだけど、そうなると決まって頭の中に流れる曲がある。

 

曲と言うべきかは難しいかもしれないけど、いずれにせよ調子に乗りかけている自分に冷や水をぶっかけるには十分だ。

 

何かといえば、もう20年くらい前の曲なんだけど、THA BLUE HERBの不滅の1st収録の”孤奮”というトラックだ。

 

ほとんどアカペラと言っていいものだけど、このトラックのリリックは実に素晴らしい。

 

「ひょっとして何か成し遂げたつもりでいるんじゃねぇだろうな」というパンチライン

 

この言葉がやけにいつまでも刺さって仕方ないのは外でもない、私はこれまで何も成し遂げていないからだ。

 

20代後半にいた会社では、それをやろうと結構必死にやっていたけど、あっけなくそれは否定された。

 

もう少し時間をくれてもよかったのにと今でも思っている。

 

元々そこまで身を入れてやるよりは、ちょっと身を引いて見ているタイプだったけど、その時は一世一代ではないが、結構な気持ちを入れてやっていた。

 

当時は自分がほぼ最年少みたいな状況だったから、その中で舐められないように勉強もして、結果も出して、色々働きかけて、本当に一生懸命やっていたんだよね。

 

でも、それもうまくいかず、私は改めて人生を諦めた。

 

その頃彼女にも振られて、以来振り返ってみたらずっと仕事をしていたし、それなりの結果も出してきたけど、結局何かを得たわけでもなくて、貯金もなければ権力もなにもない。

 

せめてもの救いは同僚たちからの評価だけだ。

 

男ばっかりだけど。

 

私は何も得ていない。

 

かと言って何も失ったわけではないけど、失うような何かはなかったし、だから何かがほしかったし、だけどそれがなされていない以上は私はただの空っぽだ。

 

だから今で結構ジタバタしていて、少しでも今を変えたいし、そのことで将来に爪痕を残したいと思っている。

 

他にやることはないからね。

 

だけど、それがなかなかできない。

 

うまくいかないとつい人のせいにしちゃうしね。

 

そんな気持ちにもこのトラックはしっかりと釘を刺してくれる。

 

何か成し遂げないとと思いつつ、遂げることなんて人生において可能なんだろうか。

 

そんな思念にもかられる

 

誰か助けてくれ。

 

私は肯定されても否定されても、どっちにしろ自分を否定しないと生きていけない。

 

満足した瞬間に足元から崩れ落ちて、どうしようもないどん底に叩き落とされるのではないかという恐怖心がずっとある。

 

だからかわからないが、割と面倒が起こった時ほどあれこれ頭がフル回転して楽しかったりもする。

 

困ったものだ。

 

かと言って、それを乗り越えた先に待っているのは達成感ではなく安心感でしかない。

 

とりあえず乗り越えた、とね。

 

幸せってのはなんなのか。

 

せっかく乗り越えて、「さすが俺」とか思ったその次の瞬間には件の言葉が頭を過ぎる。

 

所詮そんなものは足元の小石をどかしたにすぎない。

 

それほどの器量も能力もないくせに、そこそこで満足できないこの性、なんとかならんかね。

 

世の中には仕立てに出るしかない得意先にだけ強く当たって幸せになっているやつだっているのに。

 

そんなやつが結婚して人の親だって?誰に求められてそうなってるんだよ。

 

結構頑張っていると思うけど、私は誰かに必要とされているのだろうか。

 

今この瞬間、小石がそこを退いた瞬間に、私は価値をなくすような気がして、だからこそ頑張り続けないといけない気がして。

 

しんどくもなる。

 

でも、手を抜いたら次の瞬間生きたまま死んでいくような恐怖感がある。

 

そうなっちゃダメだという焦りだけがそこにある。

 

幸せっていうのは、安心感がそこにあることだと思う。

 

幸せになりたい。

 

俺はずっと1人だ。

 

少なくとも、そんな気分だ。

 


ザブルーハーブ お前1人で来い 名言 ワースト

I don't like the Drug, but... -Marilyn Manson

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TOKIOの山口くんがまた逮捕されてしまった。

今回は飲酒運転というから、完全に自制の問題なので残念だななんて思う反面、その自制が利かない有様が彼にとっての一番の問題なのだろう。

 

アル中という指摘はずっとなされているけど、完全に薬物中毒と同じだからね。

 

件の事件以来家族含めてすっかり周りから人がいなくなっている一方で、TOKIOのメンバーは彼を支えようと頑張っていたとか。

 

そんな最中でこんな事件なので、色々批判する人もいる一方で却って擁護する意見も出てきているのが興味深い。

 

個人的には別に興味のある人ではないけど、彼のような有様を見るとふと思い出す曲がある。

 

Marilyn Mansonの"I Don't Like The Drugs( but The Drugs Like Me)"という曲。


Marilyn Manson - I Don't Like The Drugs (But The Drugs Like Me) (Official Music Video)

彼らにとっての出世作で、映画にも起用されて一気に有名になった"Rock Is Dead"の収録された『Mechanical Animals』に収録された曲である。

 

内容はタイトルをそのまま訳して貰えばわかると思うが、「俺は薬は好きじゃない、でも薬が俺のことを好きなんだ」みたいな感じで、まさにヤク中の人の心情を表しているとか。

 

こういう中毒症状って、自覚していれば本人は止めたいと本当に思っているだろう。

 

それでも手を出してしまう心理状態はまさにこれで、向こうが求めてくるんだ、という気分になるらしい。

 

わからない人にはわからない感覚なんだろうけど、私はたまにゾッとすることがある。

 

私はお酒は好きでよく飲むし、別にアル中というわけでもない。

 

飲む酒もビールばかりなので、アルコール度数は低いからたかが知れているのだ。

 

だけど、たまに別に飲みたいわけじゃないけどなんとなく缶ビールを開けている時がある。

 

まあ、ただのストレスから逃れる手段として探しているだけの時かも知れないけどそんな時はつい飲み過ぎてしまうのだ。

 

アル中になる危険度が高いのは、1人飲みをするタイプというので、私はまさにそんな状況だ。

 

この4連休も基本1人で飲んでいたからね。

 

350ml缶を6本かそこら飲むくらいなので酒量としてはたかが知れているだろうが、結構酔っぱらった状態で寝るから、あんまりよくないんだろうなと思っている。

 

たまに友人と飲むととっても楽しいわけだけど、基本1人酒が染み付いているので気をつけないとなと思うのだ。

 

自制が利かない状態って、「俺はわかってるんだよ、だけどさ・・・」みたいな状態なのかなって。

 

また自分自身はダメだダメだと強く思っているほど、実際にそこに溺れてしまうと途中で止めることはできないだろうし、そうなったら前後不覚になるくらいまで行ってしまうんだろうな。

 

私も酒を飲み始めると酔っ払わないと気が済まないからな。。。

 

あかんな、これは。

 

でも、本当に酒飲む以外にやることないんだよな、ていうこともないけど、最近ご飯を食べるよりも酒飲んでる方が楽しいし。

 

ともあれ、彼にとって必要なことは信じてくれる仲間よりも、24時間ずっといて話し相手でいてくれる人じゃないかなと思うんだよね。

 

残念ながら気持ちでは救われない。

 

物理的に時間を制約してくれないと、酒飲んじゃうんだろうな。

 

幸い事故もなかったらしいので、いい意味で制約のある環境に身を置いて欲しいよね。

 

 

そしてマンソンさん、先日アルバムをリリースしていて、なんだかんだコンスタントに作品をリリースしているのは大したものだ。

 

全盛期と言える時期のメンバーはもう誰もおらず、 バンド名通り彼のソロプロジェクトになっているわけで、私は元々好きで聴いていたけど、最近では友人から仮ない限りは聞くことは無くなってしまった。

 

一応一通りはちゃんと聴いているし、最近のアルバムはインダストリアルロック的な意味では全盛期的な感じもあり、曲自体もアグレッシブでいい作品だと思う。

 

いい意味で落ち着いた音楽だし、彼らしさはちゃんとある。

 

ライブでは声が出ていないらしいが、音源としてちゃんとリリースしている事実は重要だ。

 

とはいえ、そんなに好んで聞くタイプの音楽かと言えば、今はもうそうではないというのが正直なところだ。

 

悪くはないよ、むしろ最近の作品では一番いい感じだ。

 

たんに私が求めるものが変わっただけって感じだね。

 

最近じゃ歌詞もちゃんと見ていないので強くも言えないけど、ともあれ引き続き音楽活動は続けていて欲しいね。

 

 

それにしても、アメリカではこうして薬まみれのアーティストがちゃんと音楽活動を続けられているのだけど、日本はこういうのを本当に認めないよね。

 

山口くんはまあ前回違うやらかしをしているからその目はあるけど、大麻にしろなんにしろ、日本はそういうものからでも復帰の目が厳しいよね。

 

なんでなんだろうか。

 

それで殺人とかそういうのを起こしちゃった人は流石に厳しいものはあると思うけど、そうでないなら必ずしも十把一絡げにする必要ってあるのかなって。

 

まあ、叩いている人の正義は「法律だから」という謎の正義感でしかなくて、別に自分の頭で是非を考えているわけではない奴らが大半だから、本当は無視しておけばいいんだろうけど、そういう奴に限って声がでかいし、やたらとでかい声に反応してしまうのは日本人的な習性でもあると思うので、如何ともし難いのかもしれないね。

 

それが自分自身の人生も行きにくいものにしているのかもしれないのにね。

だせぇもうやだ! ーJoy Of Life

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9月は久しぶりにしんどかった。

 

フィジカルよりもメンタル的に。

 

元証券マンの社長らしい発想の下に「課題は営業だ!」とかいってやってきたが、結果的には大した成果にはなっていない。

 

ゼロとは言わないけど、本質はそこじゃなかったということを明らかにするには十分な結果だったんじゃないだろうか。

 

私はそのおかげでだいぶ時間工数的には浮いたけど、評価のされ方としてネガティブになっていたので面白い訳が無い。

 

新規も取りながら既存にも気を遣っていたけど、売り上げが伸びない一番の原因は何より商品力がないからだ。

 

せっかく興味を持ってもらってもそれを説得するだけの材料がないし、なんなら既存顧客がつかない時点で厳しいだろ。

 

立ち上げて半年のサービスじゃないのよ。

 

だから俺は先のQでは結構商品性を安定させることに焦点させたけど、それは一定効果を成した。

 

しかし、その全てが台無しになった。

 

人もどんどん辞めるし、知見のある人を入れないからCSはガタガタ。

 

それで売り上げが伸びていない=営業力が引くからだ、というが、違うって。

 

私も100点とは思っていないし、むしろ私は営業としてのスキルは高くない。

 

資質もないしね。

 

それでもこれまでそれなりに結果を出せてきたのは、業界的なオーダーと私のスタイルが一定親和性があったからだし、それが今の会社でも致命的に足りないものだと思っている。

 

多分気づかないほど馬鹿な人たちじゃないと思うけど、それでもこのQで切ったカジノ方向性は、およそそれとは異なる方向だったので、各部署離脱者が続出。

 

しかもこれはしばらく止まらないトレンドを産んでしまっている。

 

ちなみに、私は先週だけで2件、久しぶりにど新規の案件の営業を1人でやってきたが、どっちも提案まで進んでいる。

 

対してこの2ヶ月死ぬほど上司が営業してきたが、結局有効な商談になったのはたかが知れているし、なんならその手前で散々文句を言っていた自体と同じ帰結を迎えていて、それに対してどう説明するのかと性格の悪い私は思っているくらいだ。

 

それを提案フェーズの俺が悪い、というのならそれはそれで結構だが、それならもう今の部署は畳んだ方が世のためだ。

 

わずかでも信用してくれているクライアントに申し訳が立たないから。

 

 

と、そんなモヤモヤもずっと抱えた1ヶ月〜2ヶ月だったので、久しぶりに本当にストレスが溜まっていた。

 

先週飲みに行った元同僚にも心配されてしまい、しまったなと思ったけど、そこではっきり自覚したものだ。

 

俺相当ストレス溜まっとると。

 

ある程度自覚していたけど、それ以上すぎて。

 

原因は社内、社外共にあるけど、およそ分別のある大人のやる仕事じゃねえだろと、立場的に我慢していたことが爆発した格好だ。

 

世の中にはどんなにそれなりの会社にもクソがいるもので、私としても反しするべき点はあるにしても、こいつは多分タチの悪いタイプの頭の悪いやつだということが反面すると共に、もはや苛立ちしか生まれない。

 

こんなクソみたいなやつを「かっこいい」などと能天気に言っているやつもいるのを見るにつけ、馬鹿馬鹿しくなって仕方なかった。

 

まあそれは半分冗談だが、いずれにせよやっぱり他人なんて期待するだけ自分が馬鹿を見るだけだし、そのせいでこんなにストレスを貯めるなんてやってられるかと思ったものだ。

 

まあ、個人的なことを言えば、久ぶりに飲んだ子が、改めていいななんて思って思い切って声をかけてみたらすでに彼氏がいるみたいな感じで、本人曰く「お試し期間、でも合わないからどうしよう」とか言ってみせるが、少なくとも私の方になびくことはなさそうだななんて思えてしまって、切ない気持ちもあったんだけどね。

 

前々職からの付き合いで、結構悩みも聞いてあげていたし、現職中はめちゃフォローもしていたし、それっぽい兆候があったような気がしていたんだけど、途中でも違うっぽぞと思ったり、そんなあれこれがあったけど、結局違うっぽいと結論が出た時点でのカッコ悪さみたいなものも感じて、先週は本当に久しぶりにダウナーだった。

 

死にたいくらいだったよ。

 

昨日今日と方々に出かける中で、少し冷静になって、人からもらったメッセに励まされることもあって、やっぱり友達って大事だなとか思ったりね。

 

ちなみに今日は朝5時には起きて、6時前に家を出て遠出をしてきた。

 

すこしだけ気分が晴れたね。

 

 

まあさ、結局のところ自分の思い通りに行かないってだけだからただのわがままなんだけど、結構頑張ってきたつもりだし、努力の中で報われることが少ないのは自分の人生を振り返っても知ってるつもりだったけど、こうも重なるとさすがにこたえるっちゅうかな。

 

先にも書いたけど、仕事では私が自分なりに努力した案件は少なくとも好意的に先に進んでいる。

 

プラベートだけどう努力すればいいのかますますわからない有様になってきているが、取り合えず今のこの環境の中でこれ以上頑張れるイメージももないので、真剣に次を考えている。

 

そんなに長く検討するつもりもないし、なにやってもそれなり以上の結果を出す自身はあるので、自分にとっていい緊張感とストレスを与えてくれる環境を探し当てたいと、切に願うよね。

 


MOON CHILD  LIVE'99 joy of life

天才と凡人の違い -Yeah!

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私が毎週見ているテレビ番組の一つが、激レアさんというオードリー若林と弘中ちゃんのやっている番組だ。

 

毎週一風変わった成功者を紹介している番組で、一般人の完成からは外れたように見える感性をもった人たちが出てくるのだけど、今週出てきたのは16歳で国際映画書受賞、スマホだけで映画を撮る少年だったのだけど、演者を含め自分の最初のリアクションが「16でって天才じゃん、てかスマホでそこまでできるのか、すごい時代だ」というものだった。

 

別にそのリアクション自体が悪いとは思わないけど、この評価の仕方ってまずいなとちょっと思ったのだ。

 

 

どこかと言えば、「天才じゃん」で思考停止になることである。

 

普通とは違う、ものが違う、特別なんだから選ばれた人間なんだな、なんてつい思ってしまうけど、その手前のところで彼は尋常じゃない量と回数の映画を見ている。

 

そのベースがあって、小学生の頃から自分なりに映画を作ってみる中で、たまたまスマホの機能が発展していたのでそれを活用して映画を撮ったにすぎないのではないか。

 

だから、本来的には彼の物語でみるべきところは、結局好きこそ物の上手なれということではないだろうか。

 

彼にはそれを実現するだけの下地が育まれていただけで、スマホを使いこなせたからできたわけじゃない。

 

もちろん彼と同じことをしていれば同じ結果に至るわけではないので、つまるところそのアウトプット能力が大事なことは間違いないけど、やっぱり勉強は大事だよね、という話である。

 

私も仕事をしていてつくづく思うのは、インプットがないと結局コアな力はつかない。

 

テクニカルなところでごまかせるところはあるし、ある領域についてはそれなりに知識も経験もあるからカバーできるところもあるけど、本質を食えないのは一重にその領域についての知見がないからに他ならない。

 

勉強は大事だよ、本当。

 

学生の頃は、将来に何に役に立つのかとか生意気なことを言っていたし、実際得た知識のうち実際に直接的に役に立つのはわずかしかない。

 

だけど、活かし方次第ではいくらでも生かせるし、結局勉強できるやつの方が確率的に引き出しが多いことが多いし、考える力も強いし、理解力も高い。

 

学力が全てではないのは明らかだけど、やっぱり侮れないよ。

 

 

そんなことを表現した曲って何かないかな、なんて思って探してみたが、この曲なんかどうだろうか。


LCD Soundsystem Yeah live

LCD soundsystemの"Yeah"。

 

基本的にはyeah yeah言っているだけの曲だが、間で短いメッセージが投げかけられる。

 

誰もがそれについて話しているが、誰もそれをやりはしない、みたいな。

 

天才はそれをやり抜いた人なだけで、偉そうに語るだけのやつは凡人なんだよな。

 

 

私は残念ながら凡人のようだが、ともあれ好きこそものの上手なれ。

 

せめて好きなことを適度に楽しめるくらいの努力はしておきたいね。