音楽放談 pt.2

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I don't like the Drug, but... -Marilyn Manson

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TOKIOの山口くんがまた逮捕されてしまった。

今回は飲酒運転というから、完全に自制の問題なので残念だななんて思う反面、その自制が利かない有様が彼にとっての一番の問題なのだろう。

 

アル中という指摘はずっとなされているけど、完全に薬物中毒と同じだからね。

 

件の事件以来家族含めてすっかり周りから人がいなくなっている一方で、TOKIOのメンバーは彼を支えようと頑張っていたとか。

 

そんな最中でこんな事件なので、色々批判する人もいる一方で却って擁護する意見も出てきているのが興味深い。

 

個人的には別に興味のある人ではないけど、彼のような有様を見るとふと思い出す曲がある。

 

Marilyn Mansonの"I Don't Like The Drugs( but The Drugs Like Me)"という曲。


Marilyn Manson - I Don't Like The Drugs (But The Drugs Like Me) (Official Music Video)

彼らにとっての出世作で、映画にも起用されて一気に有名になった"Rock Is Dead"の収録された『Mechanical Animals』に収録された曲である。

 

内容はタイトルをそのまま訳して貰えばわかると思うが、「俺は薬は好きじゃない、でも薬が俺のことを好きなんだ」みたいな感じで、まさにヤク中の人の心情を表しているとか。

 

こういう中毒症状って、自覚していれば本人は止めたいと本当に思っているだろう。

 

それでも手を出してしまう心理状態はまさにこれで、向こうが求めてくるんだ、という気分になるらしい。

 

わからない人にはわからない感覚なんだろうけど、私はたまにゾッとすることがある。

 

私はお酒は好きでよく飲むし、別にアル中というわけでもない。

 

飲む酒もビールばかりなので、アルコール度数は低いからたかが知れているのだ。

 

だけど、たまに別に飲みたいわけじゃないけどなんとなく缶ビールを開けている時がある。

 

まあ、ただのストレスから逃れる手段として探しているだけの時かも知れないけどそんな時はつい飲み過ぎてしまうのだ。

 

アル中になる危険度が高いのは、1人飲みをするタイプというので、私はまさにそんな状況だ。

 

この4連休も基本1人で飲んでいたからね。

 

350ml缶を6本かそこら飲むくらいなので酒量としてはたかが知れているだろうが、結構酔っぱらった状態で寝るから、あんまりよくないんだろうなと思っている。

 

たまに友人と飲むととっても楽しいわけだけど、基本1人酒が染み付いているので気をつけないとなと思うのだ。

 

自制が利かない状態って、「俺はわかってるんだよ、だけどさ・・・」みたいな状態なのかなって。

 

また自分自身はダメだダメだと強く思っているほど、実際にそこに溺れてしまうと途中で止めることはできないだろうし、そうなったら前後不覚になるくらいまで行ってしまうんだろうな。

 

私も酒を飲み始めると酔っ払わないと気が済まないからな。。。

 

あかんな、これは。

 

でも、本当に酒飲む以外にやることないんだよな、ていうこともないけど、最近ご飯を食べるよりも酒飲んでる方が楽しいし。

 

ともあれ、彼にとって必要なことは信じてくれる仲間よりも、24時間ずっといて話し相手でいてくれる人じゃないかなと思うんだよね。

 

残念ながら気持ちでは救われない。

 

物理的に時間を制約してくれないと、酒飲んじゃうんだろうな。

 

幸い事故もなかったらしいので、いい意味で制約のある環境に身を置いて欲しいよね。

 

 

そしてマンソンさん、先日アルバムをリリースしていて、なんだかんだコンスタントに作品をリリースしているのは大したものだ。

 

全盛期と言える時期のメンバーはもう誰もおらず、 バンド名通り彼のソロプロジェクトになっているわけで、私は元々好きで聴いていたけど、最近では友人から仮ない限りは聞くことは無くなってしまった。

 

一応一通りはちゃんと聴いているし、最近のアルバムはインダストリアルロック的な意味では全盛期的な感じもあり、曲自体もアグレッシブでいい作品だと思う。

 

いい意味で落ち着いた音楽だし、彼らしさはちゃんとある。

 

ライブでは声が出ていないらしいが、音源としてちゃんとリリースしている事実は重要だ。

 

とはいえ、そんなに好んで聞くタイプの音楽かと言えば、今はもうそうではないというのが正直なところだ。

 

悪くはないよ、むしろ最近の作品では一番いい感じだ。

 

たんに私が求めるものが変わっただけって感じだね。

 

最近じゃ歌詞もちゃんと見ていないので強くも言えないけど、ともあれ引き続き音楽活動は続けていて欲しいね。

 

 

それにしても、アメリカではこうして薬まみれのアーティストがちゃんと音楽活動を続けられているのだけど、日本はこういうのを本当に認めないよね。

 

山口くんはまあ前回違うやらかしをしているからその目はあるけど、大麻にしろなんにしろ、日本はそういうものからでも復帰の目が厳しいよね。

 

なんでなんだろうか。

 

それで殺人とかそういうのを起こしちゃった人は流石に厳しいものはあると思うけど、そうでないなら必ずしも十把一絡げにする必要ってあるのかなって。

 

まあ、叩いている人の正義は「法律だから」という謎の正義感でしかなくて、別に自分の頭で是非を考えているわけではない奴らが大半だから、本当は無視しておけばいいんだろうけど、そういう奴に限って声がでかいし、やたらとでかい声に反応してしまうのは日本人的な習性でもあると思うので、如何ともし難いのかもしれないね。

 

それが自分自身の人生も行きにくいものにしているのかもしれないのにね。