音楽放談 pt.2

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体が動く – Lillies and Remains

今日は久しぶりのLillies and Remainsのライブ。

 

日程が発表されてから速攻でとったチケットである。

 

彼らはそもそもライブをあまりやらないし、新曲を作ってます、と言い始めてはや1年以上、前作からは気が付けばはや8年が経っている。

 

・・・今確認して改めてびっくりした。

 

昨年7年ぶりに新曲を2曲立て続けにリリース、そのタイミングでのライブも確か2年ぶりくらいだったな。

 

まあコロナがあったからなんだけど、平気でそれくらい空くバンドなので、機会があればやっぱり見ておきたいのですよ。

 

彼らは知る人ぞ知るという存在だが、その音楽性の高さは以前より非常に評価が高く、また極めてこだわり深い趣味が一部の人に爆裂に刺さっている。

 

ジャンルで言えば80年代のUKのポストパンク・ニューウェイブの空気感を見事に纏っており、私にとってはドストライクであったのだ。

 

彼らは活動自体は15年近くになるが、アルバムは3枚、カバーアルバム1枚、間にシングル、EP、ライブDVDをリリースしているが、キャリア初期に集中しており、先にも書いたがここ数年はすっかり落ち着いていたところ、ようやくギアが上がってきた感じだ。

 

今日はサイサリア人というバンドとの対バンで、このバンドは知らなかったんだけど、ともあれ見たかったのよ。

 

しかし、こんな時に限って緊急対応がありあわやというところがあったが、ぶっちぎって飛び出した。

 

私は仕事は嫌いじゃないけど、仕事人間ではない。

 

やりたいことは山ほどあるし、終わらなければ最悪徹夜でもして終わらせるからね。

 

 

で、サイサリアは間に合わなかったが、リリーズは無事間に合った。

 

普段彼らは300人とか500人くらいのキャパでやっている中で、今日は恵比寿のLiquidroomである。

 

この会場での彼らを見たいじゃないか、見られてよかった。

 

 

今回はもちろん過去曲が中心だが、2曲初披露の新曲を演奏、期待を裏切らない出来だ。

 

すでに発表されている曲もだが、アグレッシブさよりもメロディアスな曲調で、今のKENTのモードが出ているのだろうか。

 

旧曲はアグレッシブめの曲が多く、キャリアから満遍なく選ばれており、シングル曲からもあって、久しぶりの割に結構レアなセットリストだったのは嬉しかったな。

 

"Broken Reciever" "Like the Way We Were" "Wreckage""I Survive"そして"The Fake"など、かっこいいんだよ。

 

曲のムードや演奏など、直感的にかっこいいなと。

 

音もラウドで体に響くのが気持ちいい。

 

ライブってのはこれが楽しいんだよな。

 

ちなみに、来場者全員にサイサリアとのコラボ曲のCDが配られたのだけど、なんとその曲は演奏しないという違う意味でのサプライズがあったのが、なんだか彼ららしい。

 

知らなかったのだけど、今リリーズでドラムを叩いているのは元サイサリアの人だったんだね。

 

賞味1時間ちょいではあったけど、超よかったね。

 

 

一時は諦めようかとも思ったが、行ってよかったよ。

 

1時間かそこら抜けてダメになるようなものは、最初からダメだったんだよ。

 

ちなみに何もダメになってないんだけどね。

 

とはいえ、昔新卒で入った会社で、せっかくチケットをとったライブに急遽行けなくなって、絶望した気持ちで仕事を終えたことをふと思い出したね。

 

私は一体何のために仕事をしているのかと。

 

私は等しく色々なものを楽しんで生きていきたいね。


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