音楽放談 pt.2

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小休止209「疲れている時は無理しないことが大事、マジで」

最近久しぶりに自転車を買って、休日や平日の夜に近所をうろうろしている。

 

これまでもわりと歩いてうろうろするのは好きだったんだけど、徒歩だと行動範囲は限られるし、電車で行って帰りは歩く、もしくはその逆というパターンなので、行動範囲自体が限られてしまう。

 

今の家に引っ越してきた当時も自転車は持っていたんだけど、それももう5年くらい前。

 

その時はあんまりあちこちすることもなかったんだけど、今はそれが面白い。

 

今日も午前中は二度寝したりしてダラダラと過ごしつつ、午後は自転車で4駅くらい向こうのところまで行ってみた。

 

その間ヘッドフォンで音楽を聴きながら、秋の心地いい気候の中をゆるゆると走っているのは実に悪くない。

 

10月に入ってから顕著に体調が悪く、軽くメンタル系の不調をきたしていて、平生は割と大丈夫なんだけど、夕方になると平日休日問わずなんだか頭がぐるぐるするし、動悸か胸の辺りがざわざわしたり、ひどいとめまいがするような状態だ。

 

疲れている時はそういうことも突発的にないではないけど、明らかに経験したことのない感覚で、上記以外で一番なんかおかしいなと思ったのはやたらぼーっとして急に意識がふわふわした感覚に襲われることが多かったことだ。

 

不思議と周りの音が聞こえない感じで、漠然と中空を眺めているような状態で、思考はまとまらないので仕事中もなんかずーっとふわふわしているのだ。

 

これはダメだと思ってメンタルクリニックにも行ったんだけど、抗不安薬を処方されただけで診断などは降らなかったけど、検査で軽い鬱の気があるとのこと。

 

この手の症状はスペクトラムなので、明確なラインはないんだろうけど、人生において寝れない時とか追い詰められる時とかはさんざっぱらあったけど、本当に初めての感覚だったのでこれはまずいなと思った。

 

自覚できた分、幾分対応はできるようになったけど、ただ不調がそれで止まるわけではないので、今は努めて無理をしないようにしている。

 

 

それにしても、ここ8年とかはしんどい時もたくさんあったけど、それでもこんなことにはならなかった。

 

私にとってのストレスが敵になる瞬間って、やっぱり身近な環境の信頼性が大事なんだと思った。

 

丸1年くらい前に転職して前の職場に復職したんだけど、本当に後悔している。

 

前職も前前職も、今いるメンバーからは愚痴が多いし、メンタルを病む人も多かったけど、私はそうはならなかった。

 

しんどい時はあったけど、幸にして周りに仲間だと思える人がいたから、それで救われていたんだと思う。

 

それが今の職場にはない。

 

本当にないんだよな、誰一人飲みに行きたいと思う人がいないし、なんなら1分でも早くこの場所から離脱したい想いに駆られる。

 

そもそも以前と事業も変わって、社員も新しい人がどんどん入っていると聞いていたので、その期待値もあって、また当時の私のやりたいと思っていた領域とたまたまマッチするところがあったり、色々の状況をみた時に悪くなさそうだと思ったから移ったんだけど、入った時には新しいメンバーはほとんどいなくなっていたので営業は私一人でやらないといけない状態だった。

 

それ自体はいいけど、他部署の人も一見協力的なようでそうでない場面ばかりだった。

 

ちゃんと相談しながら進めたはずなのに、急に会議の場で態度を変える。

 

また、よくわからない、私には関係ない事情で勝手に激昂して、それを裏側で社長に直に言ったらしく、急に会議の場でお前は信用されていないと言われることが毎週だ。

 

それでも、ある程度理屈とか状況の客観的なものを自分なりに解釈して飲み込むようにしていたけど、やっぱり不満ってあるし、なんなら私もわからないから色々聞いているのに対して答えもださないから自分で判断してやったことを自分勝手、独りよがりと批判される。

 

一生懸命考えた計画なりもそうじゃねぇとよくわからない理由で怒鳴られる。

 

自分でも意識しなかったけど、追い詰められていたんだなと今は思う。

 

それであり得ないミスが重なったのが8月で、それでもミスと言えるのはほんの1点だけど、一連が全て私一人のミスとされている。

 

周りには誰一人私を庇ってくれる人はいなかった。

 

あれ、一緒にかんがえなかったっけ?おかしいと思うなら相談した時になんで言ってくれないんだろう?と、それしか考えられなかった。

 

それでも、ドンマイドンマイ、マタガンバロウ、みたいな態度で言ってくる様を見て、狂ってるなと思った。

 

そんな奴らを信用できるはずもない。

 

 

もちろん自分の落ち度也ミス也が全くなかったとは思わないけど、それにしてもこんなに信用できない環境はずっとなかった。

 

なので、1年足らずでよくないとは思いつつも転職を決意、シビアに考えないとなと思っているところに前職で一緒だったやつが声をかけてくれて、助けてくれることに。

 

そいつは年下で、前職では後輩として入ってきたやつだけど、今は絶賛凄まじい活躍をしているので、素直に尊敬するけど、そうしてこの間に関わってきた人らは一様に私のことを奏して評価してくれる。

 

彼に限らず、そんな言葉に救われるんだよな。

 

 

そんなクサクサした思いもあったから、夜中に自転車で静かな公園のベンチに座ってしばらくぼーっとしたり、人通りの少ないところを好きな音楽を聴きながら走っているのが心地いいんだよな。

 

夕方は早い時間から酒を飲みながら、動画で音楽を聞いているとなんだか泣けてしまって。

 

今日はアナログフィッシュのライブ映像とかPVとか見ながら口ずさんでいたんだけど、途中から涙がポロポロ出てきてどうしようもなくなってしまった。

 

疲れてたんだなと我ことながら改めて思う瞬間であったね。

 

 

ここ1年はそういう不満とか納得のいかなさみたいなものは押さえつけていたんだけど、やっぱり納得できないことは納得できないし、同じ方向を向いていると思える仲間とか、そうでなくてもお互いに通じ合っていると思える人が周りにいることって本当に大事だよな。

 

前職、前々職の人では、飲み会があれば行きたいと思うし、会いたいと思う人もたくさんいる。

 

なんなら仕事で関わった人全員好きだもの。

 

でも、今の会社の人は誰も好きじゃない。

 

辞めたらもう2度と会わなくていいという人しかいない。

 

こんな環境幸せなはずがないよな。

 

 

愚痴っぽい話になってしまったけど、40も近くなってくると色々考えるわけですよ。

 

年を取ればもう少し気が楽になるんじゃないかと思っていたが、全然そんなことはないし、むしろ息苦しさが増していく。

 

かと言って別に年を取ることに対して完全に否定的なわけでもないんだけど、死ぬまでの時間を数えるような日々しかここから先はまってないのかなと思っている。

 

別にそれでいいんだけど、その期間どう生きるかが今の課題だね。

 

最近は目ぶかに帽子を被って、顔が見えないように外出しているけど、その方が気が楽なんだよな。

 

 

とりあえず、今私は具合がよくないらしい。

 

せめて言葉にして吐き出して、しばらく後に「ああ、しょうもないこと言ってるな」と思えればそれでいい。

 

そんな状況でも、音楽っているのはいいよな。

 

本当に助けられる。

 

我ながらいい趣味を得たなと思う。

 

絵もいいよね、これまで買い集めた図録をパラパラと眺めながら、なんとなく目止まりする絵を見て、自分なりに浸ってみる。

 

そうしてちょっとだけ救われるんだよな。

 

 

ところで、数年ぶりに自転車を買ったんだけど、以前よりも性能が上がっているのか、スイスイと進む感覚がある。

 

電動機もついていないが、坂道も上がれるし、ふみこんだ力がそのまま伝わっていく感じもあって、気持ちいいんだよね。

 

些細なことが急に気持ちにブレーキをかけてくるので、そんなちょっとしたことが嬉しい。

 

今はちょっと無理しないように、全て放り投げるような感覚で、無責任にやっていこう。

 

もういい年なので、せめて好きな人に囲まれて生きていたい。


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