音楽放談 pt.2

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どの面下げて、どこへ向かうか -MOROHA

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運命か偶然かという議論はもはや個人の価値観やその瞬間の思い込みでしかなくて、本質的にはどうでもいいというか、本人がよければそれでいい話である。

 

運命については、以前『500日のサマー』という映画と絡めて書いてみたけど、そう言うことだろうと思っている。

 

back-to-motif.hatenablog.com

 悲観的に言っているわけではなくて、本当にそんなものなのだ。

 

だから、自分がどう思うかだけの話なので、良い方に考えたらいいじゃないかという話である。

 

生きていると人生には無限に分岐があって、今この瞬間も無限の可能性の中から一つだけの事実を歩いている。

 

この手の議論はしばしば哲学関連の本で取り扱われるが、そんなことを考える場面がまた最近は多い。

 

 

足元のところで言えば、仕事どうしようというのが目下の課題だ。

 

今の会社でこれ以上頑張るのはしんどいなと思っているので、すでに次を考えている。

 

何となくでもやりたい仕事の方向性は定まってきているので、そのジャンルで求人がないかと各人材会社の人に話をしている。

 

幸い今はリモートの日も多くあるので、転職活動をするにはもってこいなのだ。

 

まあ、日中は結構忙しいのであえて時間を作らないといけないんだけど、まあ何とかできるだろう。

 

多分何をやってもそこそこは結果を出せる自信はあるので、環境を重視したいところだ。

 

 

そして別の話ではプライベートのことで、私は彼女いない歴そろそろ5年以上だ。

 

時間が立つのは早いな。

 

なんならまともに付き合った子もその子だけなので、すっかり童貞みたいな気分になっている。

 

今でもたまにその子のことは思い出すし、おかげさまで楽しい思い出として残っているけど、あの時もしこうしていたら、今はどうなっていたのかな、なんてことをつい考えてしまう。

 

美人という感じでもないしスタイルも良くないけど、なんだか馬が合ったんだよな。

 

あんまり贅沢を言う子でもなかったし、しなびた居酒屋に喜んでついてきてくれるような子だったな。

 

結婚観やタイミングが合わずに、将来設計の明確だったあの子に三下り半を突きつけられたわけだが、あの時は流石に泣いたな。

 

仕事でも結構大変な時期だったんだけど、その後はまた激動な日々を送ってきて、気がつけば今に至る。

 

ちなみに、別れてからはなんて言っていいかわからなくて彼女とは一度も連絡をとることはなかったが、おそらく結婚したんだろうなということはある出来事で推し量っている。

 

幸せならそれで何よりだ、なんて思いながらも、ちょっと寂しい気持ちになったのは男の女々しさというやつか。

 

 

そんな私だが、この間まったく女の子に縁がなかったわけじゃないし、自分でいうのもなんだけど、私のことをあしからず思ってくれる、もしくはくれていたであろう子も何人かはいたんだよな。

 

合コンで知り合った子もいるし、同じ職場だった子もいるし、振り返ってみればその気になれば彼女ができていたんじゃないかと思うわけだ。

 

なんなら今でもその兆しはあるしな。

 

しかし、なんだか自分自身の不甲斐なさだったり、そもそもの人間性が私はだらしないので、そういうところをみられるのは嫌だし、また同じ職場だとうまく切り替えることができないので、付き合うと喧嘩しそうと思って避けてきた。

 

まあ、周りにやいやい言われるのもいやだし、と言うのもあるんだけど、改めて振り返ったときに、やっぱりあの子良い子だったよなとか思い返すこともある。

 

来週末に前々職で同じだった人らと久しぶりに飲む約束をしているんだけど、その1人が当時一時私もちょっと好きだった子だ。

 

私はすぐ好きになっちゃうので当てにならないけど、当時はまだ彼女もいたしね。

 

綺麗な子で、しんどい環境の中で毒を吐きながらもなんだかんだ結果を出して頑張っていて、今は彼女も転職して違う会社にいるけど、しっかり結果も出して昇進したのがもう半年以上前だ。

 

ちょうどその時に私の転職も重なって飲んで以来なのだけど、考えてみたらあの時彼女なりに私にそういうアプローチをしてくれていたのかな、なんて思ったわけだ。

 

そのチャンスをすっかり逃してしまったので、今はもう心は違うところに向いているか、あるいはすでに付き合っている人もいるのかもしれないから、だとしたらチャンスを逃したなと思うわけだ。

 

ともあれ、同い年の子だし、良い刺激にもなるから素直に楽しみなんだけどね。

 

 

そんな人生のかっこ悪いところ、 バツの悪いところをどストレートに歌っているのがMOROHAだ。

 

彼らもインタビューで言っていたが、「この環境下では俺らの音楽は聞かれない、多分しんどいからこれ以上追い込まれたくないと思うはずだから」なんて言っていたが、実際そうかもしれない。

 

戦いの気持ちがないと、彼らの音楽はしんどい。

 

いまはちょっと休みたいんですよ、という時にはちょっと重たいのだ。

 

たんに最近好んで聞いているジャンルが違うだけという側面もあるけど、私も久しく聞いていない。

 

だけど、たまに頭の中に不意に流れ出すこともあって、そういうときは逆に背中を押してくれる思いもする。

 

彼らの真価はライブでこそ発揮されると思うけど、それができない今、彼らも色々工夫を凝らしている。

 

このコロナのせいもあってか、転職してまだ1年経たないけど、感覚的にはもう2周くらいした気分だ。

 

社内でもすっかりベテラン扱いされており、他部署からも細かな相談が良くくるのはありがたいことだ。

 

一方で全然幸せじゃないし、楽しいことも少ない。

 

先週末は久しぶりに気の合う同僚と飲んで楽しかったんだけど、それくらいだ。

 

事故案件で久しぶりに一緒に仕事をする場面もあったんだけど、信頼性と安定感がまるで違う。

 

そんな彼らには悪いが、良い先が見つかったら早々に私は離脱するだろう。

 

理由は簡単で、楽しくないからだ。

 

まあまだどうなるかはわからないけど、動き出せばそれなりに着地させられると思うし、実際やりたいと思う方向性もちょっと定まってきたから、それは今の会社では難しいし、少なくとも目指しているベクトルでもなさそうだしね。

 

人生は多分1回しかないから、せめてその瞬間の分かれ道で自分の納得する道を選んでいきたいね。


MOROHA『tomorrow』Official Music Video