音楽放談 pt.2

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若い才能のカリスマ ―Arctic Monkeys

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いわゆるロックを愛聴している者であれば、おそらく一度は聴いたことがあるであろうバンド、という者がある。

いわゆるクラシックと言うか、古典という奴。

先頃ボックスセットも出たビートルズ、まだまだ元気なストーンズ、永遠の旅人ボブディラン、プログレの大家ピンクフロイド、ハードロックの元祖レッドツェッペリンなどなど、その他にも色々ある。

もう少し最近だと、ニルヴァーナ、オアシス、レディオヘッド、ガンズアンドローゼス、ナインインチネイルズ(?)辺りだろうか。

一部個人的な感情も交じってしまったが、それは仕方ない。

何故、活動休止なんだ・・・。

それはともかく、もっと最近になれがストロークスリバティーンズ、ミュージック、コールドプレイ(?)とかかな。

以降は細分化しすぎてビッグネームは生まれにくい、なんてよく言われているね。


そんな中で、今最も注目されている若手の一つと言えば、ご存知アークティックモンキーズである。

一部雑誌ではアクモンとかいうセンスの欠片もない略称が使われていて失笑したが(某ロック”アイドル”雑誌、以前なぜかクイーンズの記事も載っていたが、あの雑誌に需要はあったのだろうか)。

マイスペース発という新たな音楽のあり方を示すとともに、その音楽性においても大きな影響をもたらした。

当時まだ10代であった彼等も、気がつけば20過ぎて、特にヴォーカル/アレックスは時代の寵児と行っても過言ではない。

風貌もすっかりカッコ良さげになったしな。

アルバムを出すたびに世間は騒ぎ、いずれも年間優秀アルバムにランクイン。

ビッグフェスでのトリも当たり前という有様で、まさに新世代のロックスター街道まっしぐらである。


彼等が評価される所以は、同じアルバムは作らないこと、常に新しい要素をもたらすこともある。

今年リリースされた3rdは、すでに賛否両論で、どちらかと言えば否の方が多い印象がある。

我が愛すべきQueens Of The Stone Age(何故ここだけアルファベット表記したかは、聴かないでくれ)のジョシュプロデュースという事でも話題を呼んだが、それ以上に今までにないダウンテンポでどーんとした重たい音楽に、リスナーは多いに戸惑った訳である。

私なんかも第一印象は「モロストーナーやんけ」であった。

ジョシュ全開、見たいな。

聴いていると、アークティックらしさは間違いなくあるんだけど、過去2作に見た疾走感はほとんどない。

若さよりも渋さである。

シングル向きの曲も皆無ではないにしろ、どう考えてもポップを意識しているようには思えなかった。

Kyussなんかも私は聴くので、そういう意味でこういう音楽生自体に抵抗感はないけど、少なくとも現代的には思えなかったな。

アークティックがストーナーやりました、て言う感じに受け取られたというのが正直なところである。

好きか嫌いかで言えば、嫌いじゃない、て感じかな。

とか言いながら、割と長く聴ける、というより聴いているであろうと思われるタイプのアルバムである。


ぶっちゃけ、個人的には私は彼等の熱心なファンではない。

しかし、なんだかんだでアルバム全部買っているし、割と気に入っているのは確かである。

一度はライブに行きたいなあ、なんて思っていたんだけど、見事今年来日ですね。

ていうか来週ですが。

武道館(今はステータスとしてどれほどの意味があるのかよくわからないが、少なくとも海外アーティストの中ではある程度以上のステータスにはなるんだろう)で、前座はジョニーマーも加わったクリブスということで、そういうところでも話題になっている。

多分チケットは完売したのかしら、と思うけど、幸いなことに追加公演が発表された。

しかもリキッドである。

飛びついたね、さすがに。

そして、見事ゲットしました。

と、言う訳で、来週はリキッドにアークティック見に行きます。

ははは、実は単なるプチ自慢のためにこの記事を書いたのでした。