昨日はCSSのライブへ行ってきました。
アルバムは1stしか聴いていないが、それがよかったので良い機会だと思ったのですね。
バンドについては詳しくないので書かないけど、会社にこのバンドを好きな人がおり、その人は女性なのだけど、彼女らのことをかわいいかわいいと絶賛なのである。
男としての私は、少なくとも彼女達のヴィジュアルを観た限りでは正直ピンと来ない評価だった。
・・・仕方ないだろ、男だもの。
とはいえ音楽はとにかく楽しくて仕方ない!というフィーリングが漲っていて、聴いていて楽しいのである。
だったらライブも楽しくない訳がないだろうとて。
で、ある程度わかってはいたが、今回の女の子率の高さと言ったら。
恐らく6割以上は女子だったのではなかろうか。
中にはあまりライブ慣れしていない感じの子もいたように思う。
いつになく会場前からうるさい、もとい元気だ。
ぶっちゃけ冴えない子の率が高かったように思う。
お洒落系女子が聴くのはレディガガかアヴリルなのだろうか。
おそらく今回この会場に足を運んだこの方が仲良くなれそうだ。
CSSと言えば、やはり注目はヴォーカルのラブフォックス(写真でこちらを向いている黒髪の子)。
彼女の衣装とパフォーマンスがバンドのパーソナリティにとっても非常に大きな要素だと言える。
夏フェスではボディスーツというか、派手な全身スーツが印象的であった。
ソバージュのようなもじゃもじゃロンゲにレザージャケットとホットパンツ。
びっくりしたぜ。
で、ステージ上ではとにかく動き回って踊る。
のっけからファンの女の子をステージに上げて、羨ましい視線を浴びていた。
そんなんだから勢いテンションも上がるし、一気にヒートアップした。
と、気がついたらラブフォックスが金髪になっている。
どうやら木の実ヘアーはヅラだったらしい。
その後もジャケット脱いで、Tシャツ脱いでと、ちょっとずつ脱いで行く。
かと思ったらぬいぐるみの手やおにぎりを取り出して遊んでいる。
ロケットみたいのも持ってたな。
観客席で何かを発見したのか、ギタリストの子に教えて2人でニコニコしている。
日本語のMCもちょこちょこ挟みながら観客席を煽りまくる。
ファンに目配せするから、前の方の子はさぞ嬉しかったに違いない。
客席ダイブも噛まして、誰かをつぶしてしまったのか、Sorryとか言いながら。
漏れるようにかわいいかわいいという声があちらこちらから聴こえてくる。
なるほど、確かにかわいいと思った。
いわゆる天然系のラブフォックス、とにかく楽しんでいる感じだ伝わってくる。
だから観てる方も楽しくなるし。
顔は別にかわいくない。
ていうかメンバー全員冴えない感じの女の子である。
でも、やっぱり中身が大事、ていうのはこういう子達を観ていると思うね。
ライブ自体はかなりサポートメンバーの力に支えられてる感はあったけど、よかったよ。
アンコールでも、3人でラップを披露したり、締めはQueenのチャンピオンの曲。
その曲に乗って客席に一礼、そして姿を消して行った。
最後は完全に遊んでるだろ、と思いつつも楽しめました。
夏フェスにも来るみたいですね。
多分フジだろうけど。
どっちも見た目はもっさい。
熱く歌うリチャード、眉毛が太いぜ。
だけど、パフォーマンスは本当に熱く、皆を魅了する力を持っている。
かっこよかったもの、リチャード。
彼等彼女らにとっては音楽は自分を表現する最良の手段であり、そしてそれをかなえられる才能も会ったと思う。
どちらも圧倒的なカリスマ性を持っている訳じゃない。
多分、街にいてもそこまで目を引く存在ではない。
だけど、ライブの場においてはとにかく輝く。
魅力的なんですね。
自己表現という言葉があるけど、彼等は音楽がまさにそれなんだろうな。
こういう人たちの音楽は聴いていると色々なものを与えてくれる。
音楽っていいですね、と思う瞬間である。
今日は今日とてKasabianである。
ぶっちゃけ音楽自体はそれほど好きな訳じゃないけど、ライブは楽しいので。
本当は明日のMetronomyや週末のFleet Foxesも行きたいのだが、平日な難しいのです。
行けるときは行っておくぜ。
いやぁ、ホント、ライブって良いですね。