音楽放談 pt.2

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音の粒の連なり ―Four Tet

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東京でも先週からやたら雪が降っており、近所にはまだ雪塊が日陰で蟠っている。

今日は朝から天気はいいが、その辺りは融ける気配はない。

土日がそんな天気の日が続いていたから、外に洗濯物を干すのは久しぶりである。

やっぱり洗濯物は外で乾燥させないとね。


そんな冬景色を彩る音楽はやっぱり静かで美しい音楽が嵌る。

しばらく前からエレクトロニカ系はその代表格な訳であるが、最近気に入っているのはFour Tet

昨年新譜を出して、それを機に聴き始めた訳であるが、これが実に心地良い。

一連なりの音ではなく、一度部品に解体されて再構築されたような音楽なのだけど、これがそこはかとなく温かい。

前回のHostess Club Weekenderでも来ていたのだけど、その断片化された音が不思議と連関して織りなす音像のなんと心地良い事。

音源でもいいけど、ライブも素晴らしかったですね。


画像のものはどうやら前作に当たるようだが、これがまた良かった。

ジャケットの鮮やかさをそのまま音にしたような印象だが、静けさもあり、アップテンポもあり、それこそ夜中の高速道路で聴きながら走ったらさぞ爽快に違いない。

キラキラとした音の粒がサアーーーっと過ぎ去って行くような感じなんですね。

音像という言葉があるけど、まさにそんなものが見えるんですね。


正直この手の音楽を語る言葉は余り持っていないのだけど、最近のお疲れモードには実に優しい音楽である。

純粋に音楽として感動できるものだと思う。

この界隈では前から有名であったらしいから、迂闊でしたね。

派手さはないけど、じんわりと染み入る音楽である。