私はライブが好きで、最近もしょっちゅう出向いている。
大体の場合一人で。
中でも最近は日本人アーティストのライブにいく機会が多い。
理由としては、単に最近よく聞いているからということもあるけど、一方で外人さんは滅多に来ない上、来ても平日なので仕事の都合で行けないということもある。
先日のNine Black Alpsしかり、昨年のThe Velvet Teen、Vampire Weekendしかり、その他しかりである!
理由は簡単で、要するにチケットも売れないし、商売にならないのだろう。
旅費だけでなくその他経費も勘案した際に、採算が合わないとなればやはりそこはそれ相応の判断にならざるっを得ない。
しかしそうなってしまうと、私のようなインディ系ばかりを好んで聞いていると生で観る機会が本当になくなってしまうのである。
そんな状況でもきちんと来てくれるアーティストには本当にありがとうと言いたいね。
ただ、せっかく来日が決まっても中止となることも増えてきた。
アーティスト側の体調不良などよんどころない事情の場合はともかくとして、最近は恐らくチケットが売れなかったのだろうということが推察されるケースも増えてきたのが問題なのである。
それこそ1月にはStrokesのJulianのソロライブが決まっていたのに中止になった。
理由は当然明言されていない。
この間Aviciiというアーティストも一回中止になっていたはずである。
そしてつい先ほどチケット屋から嫌なメールが届いた。
なんと今月来日予定だったTv On The Radioの来日が中止になったのだ!
チケットが発売されて早々に抑えて、平日だから仕事も調整して何とかいける手はずを整えていたのに。
1stが出たころにはサマソニや単独も来たのだけど、その時は私がまだ聞いていなかったので、もちろん言っていないし観ていない。
その後聞くようになってからは来日が全くなくて、そのあとメンバーの一人が病死してしまうこともありどんどん来日が遠ざかっていた。
しかし、今年アルバムを出して、久しぶりの来日決定である。
アメリカでは日本人バンドBo Ningenがサポートを務めたりもして、そんな情報にも喜んだものだ。
初めて観られる期待感を胸に今月は頑張ろうと思っていたのに、この仕打ちはないだろう。
全く持って由々しき問題である。
勿論今回についても明確な理由は明かされておらず、「諸般の事情」とだけある。
別にドラッグで捕まるような連中でもないはずなので、理由はチケットだろう。
新木場で行われる予定だったのだが、キャパ2500に対して恐らく1000枚も売れなかったのではないかと思う。
所謂ポップシーンからは遠いし、日本ではどこまで行ってもどマイナーである。
ではせめて会場の変更でも、と思うがうまく調整がつかなかったのだろう。
残念でならない。
こうした来日機会の減少は更なるファン離れも促してしまうから非常に厄介だ。
かといって強行できるほどモチベーションもないのかもしれない。
今残る期待があるとすれば、今年サマソニとの合同になったHostess Club Weekenderでの来日である。
深夜帯でのライブになるが、ここでは休みを取ってでも行くよ。
ほんと、逸れには期待したい。