音楽放談 pt.2

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解放感 ―Greatful Dead

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すっかり暑くなってきた。

といってつい2、3日前はジャケットを着ないと肌寒いくらいだったから、気温が乱高下している。

それが今日は30度を超えている。

久しぶりにいい天気なので洗濯には困らない。

最近は暑くても晴れた日の方がよかったね。

先日出張で沖縄に行ったのだけど、既に梅雨も空けていて、時折スコールが降るくらいの完全な夏であった。

飛行機の中も旅行目的の浮かれた連中の騒ぐ中、なかなかテンションが上がらなかったね。


そんな出張中に聴きながら走っていたのがGreatful Deadの『American Beauty』である。

先日ようやくこのバンドにたどり着いて、とりあえず聴いてみようと買ったアルバムなのだけど、イメージしていたサイケ全開の音楽とは違い、むしろフォーキーで非常にポップ、なおかつ心地良さ満載で、南国沖縄にはぴったりであった。

むしろ余りのゆったりさ加減に危うく仕事を辞めようかと思ったくらいだ。

そんなにまだ聴き込めていないのだけど、聴いていて非常に良い塩梅なのである。


このアルバムを買う前に、一先ずyoutubeで20分くらいのライブ映像があったのでそれを観たのが初体験であったのだけど、それが何とも言えない心地良さだったのだ。

強烈なメロディがある訳でもないし、そんなにキャッチーだとも思わない。

もちろん良い曲だし、ポップではあったけど、それ以上にそのムードというか雰囲気というか、そういうものがやけに良いのである。

何の気なしに聴きながら、ふと「いいなぁ」と感じて、それでアルバムも買ったのですね。


彼等は60年代にデビューしたバンドで、ヒッピーバンドとしてよく紹介されていた。

最近ではマーケティングの本にまで登場していて、それで目にしたのがそもそもそういえばと気が向くきっかけだったのだけどね。

まだレコードの時代から独特のコミュニティを形成するようなライブが有名で、デッドヘッドと呼ばれるファンが一つのライフスタイルのように彼等のライブに通ったという。

その緩やかなつながりの中で、金がなくてもぶつぶつ交換で生活したりしていた人たちがたくさんいて、それがヒッピー文化とうまく融和したのだろう。

彼等自身もそうだったのだろうけど。


まああまりバイオは調べてないし、ウィキペディアでも観てもらった方が詳しいだろうからそちらに譲として、ともあれこのアルバムは前評判通り聴きやすいしポップで心地のいい曲が並んでいる。

これからの暑い時期には非常にぴったりな塩梅である。

これを聴いてると本当に仕事をしたくなくなるのだけどね。

だから、仕事中は聴いちゃダメな音楽である。