音楽放談 pt.2

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キャパシティの拡大 ―Synchronicity 2016

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つい先ほど帰宅したのだけど、今日は4月の恒例となりつつ都市型フェス、シンクロニシティであった。

日本のインディ系のアーティストを中心にかなり良いラインナップを毎年揃えてくれるので、個人的には日本盤ホステスのような位置づけを勝手にしている。

昨年も行った際の事は記事に書いたので、興味ある方は探してみてください。


さて、今年は個人的な事情でスタートは遅めだったので、Never Young Beachから見始めた。

新人バンドの中でも何かと名前を聞く機会も多いバンドだけど、未聴だったのでどんなものかとね。

正直しっかり聴いていないのだけど、音楽的にはYogee New Waveと通じるところがある印象だが、バンドのメンバーがとにかく元気だ。

陽気な音楽は聴いていて心地良かったですね。

もう少しじっくり聴きたいところだけど、その次のThe Novembersを観たかったので移動。


今回も会場は0界隈4会場を使ったのだけど、今回O-Westでは『After Hour』というdowny、MONOらが中心になって提唱したイベントの枠となっており、その手のメンツで固まっていたのだけど、ノベンバの時点で既に入場規制が掛かってしまっていて驚いた。

私は彼等のライブを過去何度か観た事があるけど、この密度は初めてだった。

ライブは非常によかったけど、その手の好きな人が集まってしまって偉い事になっていたのである。


ちなみに今回はソールドアウトという事だったけど、この手のイベントって大体中盤以降でじわじわ客数が増えていくものだけど、今日はついた時点でこれでもかと人が溢れてしまっていた。

Brahmanがかなり序盤で出たのも大きいとは思うけど、どの会場も人が溢れてしまっていて、都心なので道にも終始人がいて、ちょっと今回は詰め込みすぎたんじゃないかと思う。

実際件のwestは、この後downy、ヴォーカル脱退のenvy、そしてトリのMONOと提唱3バンドが出ていたのだけど、入場の為に行列ができていて、結局私はdownyとMONOは断念した。

入れないんだもの。

そりゃないぜって思ったよね。


なので、観たのは先のネバヤン、ノベンバ、ヨギー、group_inou、MOROHA、そしてDANとClammbonをちょっと、最期はFoxであった。

この中ではDANが非常に良かったね。

完全初めましてだけど、CD買おうと思った。

ヨギーは音源は聴いていて好きだったので、こうしてライブが観られてよかった。

inouは機材トラブルが一部あったようだが、ライブがめちゃくちゃアグレッシブでよかったね。

この2人のキャラもナイスだ。

MOROHAは段々熱量が増してきている。

MCもうまくなったけど、UKのギターが本当にすごいと思う。


と、まあそんな感じで中々に楽しめたのだけど、やっぱり消化不良である。

観たいのが時間被りじゃなくてキャパの問題で観られないなんて。

まあ、仕方ない部分はあるし、それだけイベントとして成長したということだから良い事なのかもしれないけどね。

実際来年の開催は2日間に渡る事が発表されたらしい。

その方がいいよ。

このイベントは運営が非常にスムーズなので、ライブ間の間延びみたいのがないのは非常にいいのだけど、さすがにここまで溢れすぎるとちょっと消化不良が増えちゃうからね。


それにしても、私が初めて行ったのがもう数年前だと思うけど、インディなイベントだったのがこんなに人が集まるなんて。

音楽不況だと叫ばれて久しいけど、こんなニッチなバンド主体でも人が集まるのだから、まだまだだし、CDで買うというのがもう完全に過去の物差しでしかない事も示しているんじゃないかと思うよね。

来年も期待してます。