音楽放談 pt.2

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渦巻くノイズ -Bo Ningen

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昨夜は(個人的に)年内最後のライブへ。

絶賛帰国中のBo Ningen のワンマンである。

毎年ちょくちょく日本に帰ってきてライブはやっているが、最近は微妙にタイミングが合わずに行けなかったのだけど、今は年末、時間と暇はたくさんある。

素敵だ、年末年始。

今は新作を作っているようで、来年にはリリースが期待できそうだ。

今回は新曲も演奏されるだろうと期待していたわけであるが、セットリスト的には鉄板曲+新曲を4曲くらいやったのかな。

ヴォーカルのTaigenは最近ソロでヒップホップというのかはわからないが、打ち込みに言葉を乗せるパフォーマンスをやっているようで、その影響か既存曲でも歌詞や載せ方を変えて歌っていたり、新曲ではベースを弾かずに歌い踊るような展開もあった。

また、キーボードなんかも今回は使っており、ギターのKoheiがいじっていたのも新しかったね。

そのほかの曲もどちらかといえば重たい感じで、新作は前作と比べるとダウナーな印象になるのだろうか。

期待して待っていよう。

ともあれ、ライブはやっぱりよくて、ギターのノイズがたまらなく気持ちいい。

彼らの曲は音源で聴く以上にライブだと立体感みたいなものを感じる。

エフェクターとかの使い方もあるのかもしれないけど、特に"Henkan"なんかは顕著だが冒頭からしばらくはギターとドラム、ヴォーカルのみで展開するのだが、密度もそんなにない分言い方は悪いが軽いのだ。

その後ベースが入ってくるあたりで一気に音がブワーッとなってくる感覚がするのだけど、それがとても気持ちいい。

ベースとドラムの低音がど真ん中でズドンと響く周りをギターノイズが渦巻いている感じというか、そんな音像なんですね。

それこそOgre You Assholeなんかもそう感じる瞬間があるんだけど、やっぱりこういう音楽って好きだな。

彼らの1stの代表曲”Koroshitai Kimochi”の絶妙にいびつなギターも最高なんだ。

今回は1時間半弱くらいで、アンコールもなしに終了だったんだけど、よかったよ。

ラストは定番のインプロノイズになるんだけど、終盤Taigenはあんまりベースも弾かずに観客に向かって何かアピール的なことをしている。

彼はプロレスも好きだから、ひょっとしたらイメージ的にはコーナーポストでアピールするプロレスラーなのかな、とも思ったり。

最後は珍しく裸になっていたけど、バンド名の通りだったね。

年明けには空間現代との対バンもあるので、また行こう。

いいライブ納めでした。