昨年から今年にかけて、00年代と呼ばれたバンドたちの新作が立て続いている。
The CoralやFoals、Deerhunter、Dirty ProjectorにGang Gang Danceなど、私も大学生くらいから聴いているバンドたちなので、こうして元気に活動してくれていることが嬉しい。
今月はBroken Social SceneやThe Faintの新譜も控えているし、4月にはVampire Weekendもリリース予定だ。
フェス中心ではあるが、来日もちょこちょこしてくれるので、見る機会に恵まれるのはありがたいことだ。
Coralだけは一向に来る気配がないが、どうなっているのか。
そんな中で、私が密かに大好きなMaximo Parkもライブアルバム&DVDを今月頭にリリースした。
が、日本ではメディアの発売がまだないらしく、海外のアマゾンでは購入できるようだが日本のアマゾンには在庫なし状態である。
悲しい。
彼らは本国イギリスではそこそこ売れている中堅的なポジションで、数千人程度は余裕で集められるくらいの人気はあるらしいが、日本ではいまいちである。
デビュー盤では当時のブーム的なこともあり、Futureheadsあたりと合わせて話題になった。
しかし、2nd以降徐々に注目度は下がり、4th以降は日本盤が出ないようになっていった(のち発売されたが)。
そんな彼らだが、私はずっと好きで、アルバムも全部持っているし、久しぶりの単独公園にも足を運んだ。
曲はいいし、アートな佇まいも品があって素晴らしい。
近作はポストパンク的な色を全開にしたアルバムをリリースして、久しぶりの快作だと個人的には思ったが、結局売れることはなかった。
残念。
で、デビュー時からメンバーが変わらなかったのに、先ごろベースの人かな?が脱退したらしく、その節目的な意味のライブ盤を出したみたいなんだけど、それが日本では手に入らない。
サブスクリプションでは聞けるのdとりあえずそっちを聴いているけど、輸入盤でもいいから欲しいのに。
この00年代のバンドが話題になることももはや少なくなっているので、ただでさえ洋楽不況といわれる昨今、こういうバンドはどんどん増えている。
Faintの新譜は発売日に手に入るのかが今の心配事だ。
音楽業界の移り変わりも激しく、これらのバンドたちはすでに過去の人という感じもないではない。
トレンドみたいなものも、すでにロックではなくなっているし、バンドという形態でもなくなっている。
でも、私はやっぱりバンドの音楽が好きだし、いいものはいいじゃないかと思うから、彼らには引き続きいい音楽を作り続けて欲しいと思うんですね。
私の好きだったバンド、ていうか今でも好きなバンドも、どんどん入手困難になっていて悲しい。
まあ、それは海外に行ったら日本のバンドの曲がなかなか聴けなくなるのと同じなのかもしれないけどね。
ともあれ、時代になんか流されず、彼らにはこれからも頑張って欲しいね。
来日ライブ、いくからよ、きてね。
"Apply Some Pressure"