音楽放談 pt.2

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I've got it, You need it -Broken Social Scene

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最近実家の母親からしばしば連絡がくる。

 

地方から見る東京の姿は、自分が思っているよりもすごいのかもしれない。

 

渦中にいる、なんていうつもりも別にないけど、意外とこっちは落ち着いた物で、もちろんうかうかしているわけでもないけど、かと言ってなる時はなるし、やるべきことはただ注意して過ごすことだけである。

 

幸か不幸か私は一人暮らしだし、統計的にみてまだ死ぬことは多分ないだろう。

 

そうは言っても心配なのが親というものなのだろう。

 

むしろ心配なのはこっちである。

 

両親共に60歳を越えているし、父は免疫系の病気を患って以来、普通に過ごす分にはだいぶなんともないんだけど、コロナにかかったら多分命が危ない。

 

多分という表現までしかできないけど、本当にすぐそこに見えるので、人ごとではないのだ。

 

割と家にいる時間が多くて、母が働きに出ているので、もし持ち帰るとしたら母の可能性もあるわけだが、母とて若くはない。

 

どっちにしても、できれば両親には大人しくしておいて欲しい。

 

いっそ山奥に住む祖父母の家に疎開してほしいくらいだ。

 

この状況なので逆に家に帰るわけにもいかないから、なんか歯痒いというかとにかく祈るしかできない状況っていうのはこういう感じなんだな、なんて思うわけだ。

 

どうしようもないものはどうしようもない。

 

震災の時も私は関東にいたので両親から心配の連絡はきたんだけど、その時はこっちはあまり心配することってなかったからね。

 

質の違う恐怖ってこういうものなんだなって思うよね。

 

 

仕事はリモートになって家にいる時間は長い。

 

といっても明日も出社しないといけないんだけどね。

 

経済を止めるわけにはいかない、ということもあるので、せめて自分のような独身かつ一人暮らしのやつなら、やっぱり働いてなんぼだろう。

 

ちゃんとマスクもして、電車も空いている時間に時差出勤して、土日はずっと家にいるよ。

 

 

こういう嫌な空気が漂っていて、どうにも人間というのはやさぐれがちだ。

 

どいつもこいつも好き放題って、かくいう自分もつい批判的な気持ちにもなってしまうけど、そんな態度は何も生まない。

 

何をどうしたって、なんとかなるまでに犠牲になるのが誰かなんて、ただの運でしかない。

 

それを誰かのせいにしても、本当に意味がないんだよ、本当に。

 

しょうがないんだよ、そうなっちゃったら。

 

そうやって生きていくしかないんだよ。

 

 

たまに考えると悲しい気持ちになってくる。

 

せめてそんな時に慰めになってくれる音楽は、私にとっては救いである。

 


1972 - Broken Social Scene - Live from Here