音楽放談 pt.2

SEO強化をしていこう。

10周年らしいCraftrock Festival '24

f:id:back_to_motif:20240512144405p:image

 

今日はここ数年の個人的に好例、クラフトロックフェスへ。

 

シンクロニシティ同様毎年行く国内バンド中心のイベントだ。

 

ビール飲みながらライブ観ようぜ!というコンセプトなわけだが、アーティストのラインナップもオルタナ系メインで、ビールは国内のクラフトブリュワーズが連ねており、私にとっては徳しかない。

 

昨年はとりわけラインナップが全て良かったのだが、それと比べると今年は個人的には弱いのだけど、いうてもチケ代の元は十二分に取れるので日曜のみだが足を運ぶ。

 

ちなみに前日は例によって自転車で出掛けたのだが、ずっと向かい風で激烈に体力を削られたので結構満身創痍だった。

 

年は取りたくないものだ。

 

午前中は自転車の手入れをして、お昼過ぎくらいに会場へ到着したのであった。

 

 

年々人が増えているように感じるが、会場は変わっていないので気のせいだろう。

 

とりあえずビールの列に並びながらDenimsを聴く。

 

音源は聴いたことがなかったのだが、カッコよかったですね。

 

天気も良く、しかし昨日ほどピーカンでもないので非常にすごしやすいので、そんな気候も手伝って快適だ。

 

ビールをちびちび飲みながらゆるゆる観る。

 

遠くからでも十分良く聞こえるし、こんな温度感で観るのにいいイベントなんですね。

 

ライブも30分から40分くらい、2つのステージを交互に使うので転換の待ちは移動時間程度の最小限。

 

お客さんも飲み過ぎてゲロ吐き散らすようなやつもいないので結構品が良いんですよね。

 

 

初っ端は屋外ステージで観て、次は屋内ホール、Steve Lacy以来だ。

 

そこはスタンド席で座りながらゆるゆる。

 

最近昼くらいになると著しく体調が不具合を起こすので、すこし休憩がてら半ばウトウトしながらYour Song Is Goodを聴く。

 

このバンドも観るのは何年振りだな。

 

確か今はなきKaikooというお台場の辺りでやっていたイベント以来かな。

 

トロピカルで陽気な音楽は相変わらずで、聴いてて楽しくなるよね。

 

私は肉体疲労と持ち前の時間帯不具合で死んでいたが、その感じで聴いてても心地いいから素敵だ。

 

おかげで大分回復できた頃にライブ終了。

 

テンポいいな。

 

 

今度は外でタナカケイシ、初めましてだ。

 

基本ソロの人らしいが、今回はイベント側の要請もありバンドを率いてのライブらしい。

 

曲はシンプルな感じで、ゆったりした感じも外のステージに映えていた。

 

正直そんなにハマる音楽ではなかったが、シチュエーション含めると悪くなかったね。

 

それにしても、昨日はメイン含めてかなりラウドなメンツが多かったようだが、今日はチルなアクトが多めである。

 

 

続くはTendre、Steve Lacyの前座とElephant Gymの客演で観たが、いい感じだったので今日の楽しみの一つだ。

 

独特のゆるいキャラだが、曲もそれを反映したようにいいゆるさがある。

 

ちなみに前座の時はDJ セットだったが、かなりダンサブルな曲が多かったのでそれと比べるとだいぶ違う。

 

ダブルドラムもすえて大所帯だったが、いわゆるブラックミュージックなセットだ。

 

曲も期待通りまったりしており、ゴージャスなセットの割に静か目なリストが良かったですね。

 

それにしても、2階後方のスタンドエリアで観ていたが、やはりこの会場はいいですね。

 

 

クラフトフェスは往復移動の繰り返しだ。

 

次は屋外でDYGLだ。

 

去年は中のステージであったが今回は外だ。

 

前回は聴くともなく聴いていたがカッコいい感じであったので改めて。

 

海外での活動も行っているバンドだが、音楽自体はオーソドックスなギターロックだ。

 

こういうバンドは屋外のフェスの空気ともマッチするよね。

 

ただ気になったのはボーカルで、基本英語歌詞なのだが発音のためか何言っているかわからなかった。

 

まぁ、それは雰囲気というか、耳心地がよければいいのだけど、もう少し歌唱力が欲しいかなと思った。

 

あと、もう少し衣装とかも気にしても良いのでは。

 

メンバーはみんな30過ぎているらしいが、なんだかやけに幼くみえてしまった。

 

それは些細なことではあるがね。

 

 

DYGLは途中で抜けて、お腹も空いたので一旦外に出て飯を食うことに。

 

会場近くの昔ながらのラーメン屋へ。

 

店内がすごい暑い。

 

近くの飲み屋の人だろうか、若い感じの女の子とやたら肝の座った感じのおばはんが元気に話している。

 

私は例によってラーメンと餃子を注文。

 

 

スープは鶏ガラ出汁で背脂系だ。

 

かなりニンニクの風味も効いておりパンチがある。

 

もやし多めのトッピングがいいですね。

 

少し味が濃いものの、これはなかなか旨い。

 

続いて餃子だが、こちらも昔ながらの中華屋にある感じの餃子だ。

 

正直こちらはそこまで特徴はなかったが、普通にうまい感じ。

 

中華屋の餃子の焼き具合が家ではうまく再現できないのはなんでだろう、などと急に思ったりしながら早々に完食。

 

 

サクッと食べ終えて会場に戻ると、本日2杯目のビールを。

 

油っぽい口をすっきりされてくれる。

 

それにしても、やはり昨日のダメージが残っており、そもそも酒がいちいち効いてくる。

 

クラフトビールと言ってもアルコール度数は普通なのに。

 

体調管理は大事よね。

 

 

そんなことを考えているうちにミツメが始まる。

 

過去に一度観たことはあったが、正直その時はあんまりピンと来なかったのよね。

 

あっさりしとるな、くらいで。

 

しかし、今日改めて聞いてたら結構ベースラインも強く、ギターの抜き差しのバランスとか軽やかな感じとか、全体的にいいセンスだなぁとか思いつつ、かなり良かったね。

 

夕暮れ時の涼しい空気も相まって心地よさ万歳であった。

 

また改めて音源も聴こう。

 

 

そして個人的なメインであったTESTSETへ。

 

METAFIVEは結局ライブを観ることが叶わなかったのだが、そのエッセンスも携えたバンドなので観ておきたいよね。

 

今日のラインナップの中ではかなり異質ではあるが、昨日でいえばMOROHAのような少しかき回す的な立ち位置だろうか。

 

とはいえお腹いっぱいで疲れていたので座ってみることに。

 

ライブは流石の一言で、音もしっかりしているし、バランスも抜群。

 

VJも入れながらだったが、スタイリッシュなテクノロックだ。

 

ここにLEO今井の暑苦しいくらいの声が肉体性を与えているよね。

 

声が太くて強い。

 

演奏陣も最高。

 

貫禄としか言いようがないよね。

 

メタからは"Paramedic"のみ演奏されたが、オリジナル曲で既にカッコいいから、この人たちはさっさと進んでいくよな。

 

座りながらもついゴソゴソしながら観たのであった。

 

 

TESTSETを観終えると満足した私は今日はもう帰ることに。

 

残るはtoconomaとネバヤンもいいんだろうなってのはわかるのだが、今一気乗りがしなかったのだ。

 

満足したし、帰ってからの時間を考えるとゆっくりしたかったのですね。

 

 

そんな感じで、今年はかなりゆるく参加したのだが、イベント自体は運営もスムーズだし、スタッフさんもバイトだろうけどせかせか働いていて空気も良かったし、やはりいいイベントですね。

 

冒頭にも書いたが、来年以降はキャパの拡大も十分可能だろうが、あえてこの規模で保つのか、その辺りも楽しみだ。

 

この界隈のバンドがこぞって出るイベント自体が減ってしまって私は悲しいのだが、だからこそこういうイベントをファン目線でも大事にしたいのよね。

 

 

ところで、こうして電車で移動するのも最近は少ないので、なんだか新鮮に感じるようになっている。

 

それこそ会場の立川や、そこへ向かう道すがらも最近ではよく自転車で走っているエリアなので、そうして自転車から見る電車に乗っているのだなと思うと不思議な感じもするのよね。

 

まあ、夜で暗いから道なんてほとんど見えないんだけどね。

 

電車に乗る際にはこういう楽しみ方も今後はまた増えていきそうだ。

 

 

何はともあれ、来年も期待である。