先週はついに私もコロナに感染してしまい、結構大変だった。
月曜夜になんか具合悪いというか、ちょっと嫌な感じがあったので仕事を切り上げて帰宅。
帰って風呂に入って軽く飯を食って、残った仕事をしていたところどうにも体がだるい。
これはなんだと思い熱を計ると37度を超えている。
こりゃいかんのではないか?と思いつつやらねばいかんことがあったのでとりあえずキリのいいところまで、とか思っていたのも束の間、瞬く間に全身に悪寒が走り、集中できない。
もう一度熱を計ると38度を超えている。
まじか!とびっくりして、こりゃいかんと思いとりあえず寝ることに。
しかし布団に入ってさえ寒気は治らず、翌朝目が覚めた時にはさらに重症化、とりあえず休みをもらいつつ病院へ連絡するもどの病院も繋がらない。
休みとはいえ大事な商談が2つあったのでそれだけはこなすも、終了後沈黙。
結局丸3日は休み扱いになったが、結局ずっと仕事をしながらで、しかし普通の風邪に比べて明らかにだるい。
座っていられないし、30分程度作業をしたら都度横にならないと息が切れてしまう。
また熱が上がったり下がったりを絶妙に繰り返すし、腹は空く感じはあるがぜんぜんたべられない、ましてのども痛くなってくるのでほぼ飲み物くらいしか喉を通らなかった。
おかげで4kg痩せた。
今はもう症状は落ち着いて、喉の痛みと咳くらいでご飯も食べられるようになったので、体調を快復させるべくゆっくりしつつ飯を食っている。
いやはや、それにしても病院の人は大変だね。
みんな抗原検査キットだけは手元に置いておくといいですよ、病院に行かなくてもとりあえず最低限の結果はわかるから。
大変な目にあった。
ちなみに、本当はアナログフィッシュの久しぶりの夏のワンマン、ナツフィッシュの予定だったが、私自身はコロナ感染でしばらく外出禁止状態、そしてなんとアナログフィッシュのメンバーもコロナになってしまい、延期になってしまった。
逃げ道なんてありはしないのである。
さて、先週末はPredawnの産休前ラストツアー、今年リリースされたアルバムのライブだったのだけど、色々忙しくて書けていなかったのでサラリとだけ。
Predawnは東京でのライブは大体足を運んでいるし、CDだけでなく DVDも買ってみたりと、珍しく熱心に聴いている女性アーティストだ。
アコースティックな要素の強い楽曲で、しっとりとした穏やかな曲が大半を占めるが、何より歌声とギターが素晴らしい。
こういうウィスパー系の透明感のヴォーカル好きなんですね。
また彼女自身影響を受けている音楽がUK/USのオルタナ系、年齢も確か私の1個うえくらいなので年代も近いため、聴いていた音楽も似ているせいもあってか、音楽そのものの風味がかなりグッとくるところがある。
大学では哲学科を専攻していただけあってか、歌詞は基本英詞ながら和訳を見ると観念的というか、あまり具体的な描写よりは詩的な表現が多い。
あまり大きく売れていないけど、地道に、マイペースに活動をしており、ライブをやれば一定以上チケットは履けるし、ソールドアウトも珍しくない。
今回のライブもソールドアウトだったみたいですね。
しばらくライブ活動は休みになるので、そりゃ見たいよね。
ちなみに、彼女の旦那は元Andymoriの小山田さんだそうだ。
以前より付き合っているという話はあったが、一度別れたような噂もありつつ、その後あまりそういった情報は出てこなかったけど、結婚してこうして子供もできたというのなら幸せなのだろう。
Andymoriも遅ればせながら聴いて好きなバンドになっているので、余計なお世話ではあるがこの二人の間の子供なら、生まれた時から、なんなら生まれる前からこんなに上質な音楽に触れられて、さぞいい音楽環境であるに違いない。
さて、彼女のライブはアコギ1本のシンプル編成が基本ではあるが、大きな会場などではバンドを組んでおり、ベース、ドラムはほぼレギュラーでレコーディングにも参加している。
今回はバンド編成なのでこの3人と、プラスフルートの人も迎えた特別編成であった。
このサポートの人たちも実によく、ベースはウッドベースなんかも曲によっては使い分けているので、すごく温かみのある演奏がきける。
最近仕事のストレスとか負荷が結構大きくて、元々私は体力のある方ではないので寝ないとダメな人なんだけど、寝る時間も削ってやっているので単純にしんどい状態だった。
そんな中でこのライブよ、もうね、最高です。
詳細なレポートはすでに下記のようになされているので、こちらをご参照されるがよろしい。
ちなみに冒頭の画像はこちらのサイトから拝借しました。
こっそり自分が写り込んでいるのである・・・。
それはともかく、私は目を瞑りながらまったりと聴いていたんだけど、そうして音に身を任せるような感じが実に気持ちよかったですね。
たまにどジャーンと盛り上がる曲もあるけど、それでもとにかく品がいいのでずっと心地よかったよ。
ライブの中で1番とんがっているのがMCだと個人的には思っているが、今回もそれは顕在。
お腹がだいぶ大きくなってきているので、やはりギターはちょっと弾きづらそうかなという感じはあった。
その分今日はピアノを演奏する曲もあったり、他のメンバー含めた合奏のよさだったり、そういうものが際立ったような印象だった。
童話なんかで出てきそうな森の楽団というのかね、そんなほっこりした空気感がよかったね。
セットリストは新作からの曲を中心にはしているけど、彼女の場合作ったのはだいぶ前、アルバムに入ったのが最近という曲も結構あるので、新旧でそんなに別れることはない。
ただ、EPながら日本語のみの曲を集めたものをリリースしていたのはすごく良かったように思う。
英詞の場合は耳心地の良さに全振りしながらきける良さはあるけど、日本語詞は日本語詞で違う響きを持って入ってくるし、単純にアクセントにもなっているので、ライブ自体の広がりも出たように感じたね。
特に"紫陽花の庭"という曲は、歌詞自体はそんなに明るいわけでもないけど、曲は軽やかなのでそういう色も含めてポイントだっていた。
未聴の方はぜひ聴いてみてほしいですね。
ライブは2部制ながら、正味2時間くらいやってくれて、流石にライブ後ダッシュで履けることはできない身重だけど、いいライブでしたね。
こんな世の中なので、ぜひ健康に気をつけて、元気に子供を産んで、またマイペースに音楽活動を始めてくれたら嬉しいので、それまではまた音源を聴き倒しておこう。
ちなみに、この日のライブは配信もされるようなので、お祝いがてら購入してまた聞く予定である。
来週かな?
ひょっとしたらDVDとかにもなるかもしれないので、そしたらそれも買うだろうな。
そもそもそれほど多作なアーティストではないので、数少ない作品を噛み締めるのである。
そして、何度聞いても飽きないなあと思いながら聴けるので、きっと年取ってからも聞いているアーティストの一人なんじゃないかなと思っている。
今週末はフジロックの配信があったので、楽しく聴きながら、酒は飲めないけどゆっくり過ごすにはちょうど良かったかもしれない。
音楽のある日々がとても楽しいね。
ちょっと荒いけど、おもしろい映像がアップされてましたね。
人生の目的はできるだけ幸せに過ごすことだよね。