音楽放談 pt.2

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この瞬間

先月頭に腕の骨を折ったが、3週間強である程度回復してきており、先週から再び自転車に乗る休日を過ごしている。

 

私はオタク気質というか、一回入ると凝り性なところもあるのか、自転車で走るのが楽しいので、他の趣味が少しなりを潜めている。

 

それこそ美術館へ行くのも好きだったが、最近は以前にまして人ごみがどうも煩わしくて、絵よりも人垣が想像できてしまうと億劫になってしまう。

 

その点自転車については自分で道は選べるので、その辺のストレスは少ない。

 

ただ、言うてもある程度の距離までしかいけないので、どれだけ自分の足を鍛えるかになってくる。

 

それに、実際に乗ってみるといろいろの課題も見えてくる。

 

 

まずはやはりシリが痛くなった。

 

私が買ったのはクロスバイクというやつで、本格的なやつと日常用のやつの間くらいのやつで、後々調べてわかったが比較的汎用性の高いタイプのものであった。

 

確かに街中で高校生の子達も乗っているくらいなので、初心者にも優しいタイプだ。

 

とはいえ、サドルはママチャリ見たいなクッション材の入ったやつではないハードなやつだ。

 

普通に腰掛けても痛くなるくらい。

 

初めて乗った時にはすぐに痛くなり、それまで乗っていた距離を乗るだけでも痛くなった。

 

そこでまずは色々調べると、そもそも乗り方が違ったことに気づく。

 

大体において、前傾姿勢がきつくてうまく漕げなかったのでサドルを下げたのだけど、その時点で間違いだったのだ。

 

なので、まずはサドルをあげて、とはいえクッションはいるのでサイクリング用のアンダーも購入。

 

慣れてくればこれが実にしっくりくる。

 

ところが、次に別の問題が。

 

前傾姿勢になるということは、イコール上半身、特に腕に負担がくるのである。

 

ハンドルが滑り止めのためもあってゴツゴツしているのだけど、それもあってしばらく乗っていると手が痛いのだ。

 

筋肉とかではなく手のひらの皮が痛いのだ。

 

こりゃいかんと言ってグローブを購入、そのことでかなり改善された。

 

しかし、そもそも骨で支える形になるので腕の骨を折るとそれができないから自転車に乗れないわけだ。

 

そうしてあれこれ出てくるが、走りながらサドルやハンドルの調整をするので工具は必須と気づく。

 

なのでそれらを入れておく小物入れほしいなとなるが、ちゃんと売っているんだね。

 

なんなら空気入れも買ったさ。

 

 

あれこれしている中で徐々に自分なりの感じになってきて、この頃は少し乗り方にもなれてきたので、70kmくらいなら走れるようになってきた。

 

そうなると、自宅からどこまで行けるのかしらということを距離と時間から考えてみるのが楽しい。

 

とりあえず転職に伴う有給も取るので、片道70kmくらい、おそらく5時間〜6時間くらいで行けるところに宿をとって、明日行く予定である。

 

それが楽しみなので、この2日間はなんかあんまり乗り気もなくて、ダラダラ過ごしてしまっている。

 

とはいえボケっとしているわけではなく、自転車のメンテナンス動画などを見ながら勉強、買ってから約2ヶ月(1ヶ月は寝ていたが)経つので、チェーンのメンテナンス用具を買い、掃除して新たにオイルを塗り直した。

 

その試乗をしてきたが、音もスムーズになったし、いい感じに回っていたので満足だ。

 

ただ、一方で腕の痛みとかもやはり出てくるので、そろそろそのための筋トレもしないといかんかも、とか思い始めている。

 

思ったより疲れたが、とりあえず明日に備えてすでに酒を飲んでいる。

 

 

私が自転車を楽しめる理由の一つが、走りながら音楽を聴いていられることである。

 

以前にも自転車乗りながら、こんな音楽はどうでしょうなんていくつか曲を考えてみたが、とにかく自転車乗っている最中はスマホも見られないので、ひたすら漕いでいる。

 

そんな時に耳に入ってくる音が私自身をグッと前に進めてくれる。

 

この頃は昔の音楽も引っ張り出して流してみているが、これいいなとしっくりきたのがこれ。


www.youtube.com

Boom Boom Satellitesの"Moment I Count"。

 

このバンドの曲の中でも随一好きな曲なのだけど、この曲は走っている風景にバッチリ合う。

 

リズムもテンポも、アジテーティブな歌パートも最高。

 

ていうか、この曲はレース番組とかでも合うと思うよな。

 

カッコ良すぎる。

 

 

今回は音楽主体というよりは、新しい趣味の話だが、いずれにせよなんでも掘り下げていくと面白いものである。

 

自転車も乗ってみると違いがわかるようにもなるので、すでにロードバイクへの興味も出ている。

 

まあ、さすがに10万円も使うのはもっと先だろうが、いい趣味を見つけた。

 

もういい年でもあるので、体の衰えを少しでも抗いながら、ストレスフリーに生きていきたいものだ。