音楽放談 pt.2

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渋くてセクシー、Queens Of The Stone Ageが最高だった

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今日は約6年ぶりとなるQueens Of The Stone Ageの単独だ。

 

正直フェスにでも託けないとわざわざ来ることはもうないと思っていたので嬉しい限りだ。

 

前回もアルバムリリースに合わせてと言うタイミングではあったが、フジロックに来て、翌年はサマソニ+単独と、2年連続だったのも驚いたが、その時の感触が良かったのかな。

 

私は全部観に行ったが、全部かっこよくて最高だった思い出だ。

 

あまり日本ではメインストリームに人気の出る感じの音楽ではないのは確かだろうが、好きものにはたまらない色気や硬派なカッコ良さがある。

 

それはフロントマンにしてバンドの核であるJosh Hommeによるところが大きいが、でもバンドメンバーもみんなカッコいいのよね。

 

残念ながら渋いボーカルを聴かせていたマークラネガンは数年前に他界してしまったが、バンドとしてのカッコ良さは健在だ。

 

現在はTroy、Dean、John、Michaelという布陣だ。

 

割とバンドメンバーは流動的だったが最近は安定している感じかな。

 

本国では数万人規模の会場が当たり前だろうから、こうして3000人とかのキャパで見られるのは貴重よね。

 

しかし、前回の来日の時も思ったけど、このバンドは外人の客が明らかに多い。

 

海外バンドなのでさもありなんとは思うけど、他のアーティストはいうても日本人が多いんだけどね。

 

ともあれ、仕事を早々に切り上げて会場へ向かったのだった。

 

 

ライブはほぼ時間通りに開始。

 

1曲目は1stアルバムから”Regular John”、まだKyuss的なザラザラした感触のある曲だ。

 

出てきて早々なんでこうもこのバンドの絵面はかっこいいのだ。

 

ジョシュを中心に、ステージに向かって左側はディーンとトロイのジャケットでキメたダンディ組が配置され、右側には野生児のようなジョンとヤンチャっぽい感じのマイケルが配置されており、その対比もいい。

 

まあ、何よりジョシュが髭面でクソ渋くてかっこいいんだが。

こんな中年に、私はなりたい。

 

 

そんなことを思いながら2曲目は”No One Knows”、例のギターリフで合唱という意味不明な現象が起こる。

 

このバンドはギターリフがかっこいいんですよね。

 

事前インタビューでもやると明言していたので分かってはいたけど、やっぱりうれしいよね。

 

今回はヒットメドレーという感じで、全アルバムから満遍なく披露されておりサービス精神満載。

 

途中音響の不具合があり少し中断される場面もあったが、MCとメンバー紹介で繋いでいるうちに回復。

 

また『Era Vulgaris』収録の”Make It Wit Chu”は海外で人気なのは知っていたが、正直静か目な曲で、彼ららしいかといえばそうでもないと思うのだけど、今日はそのわけがわかった思いだ。

 

すぐ隣が外人さんだったが、この曲のサビのところの「Chu〜」というところの響きを本場の響きで覚えたぜ。

 

ここは裏声で歌っているところだけど、「女の子だけ歌ってくれ」というジョシュの要請を受けて2節くらい数少ない会場の女の子だちの合唱が響いたが、「次は全員だ」の声を待って野郎どもの汚い声が響くとジョシュも苦笑いだ。

 

普通にコーラスしていた時より汚いのだが、なんか楽しかったな。

 

新譜の曲もどれもかっこいいし、むしろ最近の曲の方がポップでわかりやすいのでこうしてライブで聴くとやっぱりいいんだよね。

 

ジョシュのギターはかっこいいし、マイケルは若いから気合いも入っているのステージ上をあちこちしているし、ジョンのドラムは猛々しくてかっこいいし、ディーンはずっとクールだし、トロイはたまに前に出てきておりゃ〜とやっているのも最高だ。

 

なんだこいつら、かっこいいな。

 

本編ラストは”Little Sister”だ。

 

3rd『Lullaby to Parallize』収録の曲なので、かなりシンプルでストレートな曲だと思うが、やっぱりかっこいいな。

 

あっちゅう間やった。

 

 

しばらくしてアンコールスタート。

 

3曲披露されたが、最初は”Sick, Sick, Sick”、個人的に1、2を争う好きな曲で、とにかくギターリフがたまらない。

 

そんなに展開するわけでもないのにこの熱量よ、最高だろ。

 

そして"Go With The Flow"、この曲のかなりポップな方だと思うが、疾走感の素晴らしい曲だ。

 

ラストはやっぱりこの曲、”Song For The Dead”、ギターイントロからドラムが入る瞬間は個人的最高イントロの最上位に位置するくらいだ。

 

この曲もギターは同じリフをひたすら反復しているような曲なので、QOTSAここにありという曲だと思うけど、やっぱり最高です。

 

Youtubeフジロックで来た時に映像があり、そこではあのデイブ・グロールが叩いているのだが、このイントロの荒々しいドラムがまじでかっこいいのだけど、今叩いているジョンのドラムがかっこいいのよ。

 

さすが元Mars Volta、あの狂ったアフロ2人に負けないぜ。

 

ちなみにマイケルは途中で上着を抜いでタンクトップになっていた。

 

若いぜ、27歳だってな。

 

 

そんな感じで会場も大盛り上がり、メンバーも終始ご機嫌で最高でした。

 

いやね、男臭くていいのよ、このバンドは。

 

カッコいい、私はこういう色気のある大人になりたかった。

 

そんな憧れを抱く数少ないバンドである。

 

こんなクソみたいな国にわざわざ来てくれてありがとうだよ、ほんと。

 

ちなみに隣の東京ドームではテイラー・スウィフトがライブしていたので、帰り道は音漏れを聴きながら帰ってきた。

 

 

最近海外バンドの来日がガンガン決まっている中で、正直私のみたいバンドはなかなかきてくれていないのだけど、その中でまさか彼らがくるとは思っても見なかった。

 

ただただ最高、カッコよかった。

 

あんまり楽しかったので、帰ってきてからビール飲んじゃった。

 

今まさに飲んでる。

 

もうしばらく飲む。

 

ロックンロールは1回だって死んでないよ。