音楽放談 pt.2

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小休止126「レビューの意義」

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最近また新しい、というか自分がこれまで聴いてこなかったアーティストを聴くようにしている。

今日はRadwimpsなんて買ってきたり。

時期的には学生時代にドンピシャリアルタイムだったから、触っていてもおかしくないはずなのだけど、不思議と当時は名前すら知らなかった。

高校生か大学生のどちらくらいになるけど、仲の良かった連中もそっちには言ってなかったからな。

もっとも出会わなかったものはやはり出会わないなりの必然があるのか、ほとんどの場合数回聴いてはハマる事がないのがほとんどだったりする。

面白いものだよね、巡り合わせって。


そうして改めて聴くのは大体ある程度人気のあるアーティストな訳で、あちこちで絶賛のレビューを見かけるからどれ一つ、となるわけだけど、その内容を見ると引っかかるものと引っかからないものがある。

それは評価の良し悪しに関わらずどういう視点で書かれているか、というところだろう。

私は基本的に、例えばアマゾンでいえば星5つのレビューはあまりみない。

理由は、売れているアーティストの5星はファンのテンション上がりきった中身のないものがほとんどだら、星4つくらいのものが絶賛レビューについては参照になる。

一方悪いレビューについては否定派よりもファンの中でもひねくれている奴が書いている場合が多い為、それはそれで微妙なのだけど、初めて聴くアルバムを選ぶときにはまずまずの参照にはなる。

とはいえ、結局どういう視点で書かれているか、ということが一番の肝なんだろうね。

私に関していえば、音楽の専門的なことはわからない。

ましてあまりに詩的なことを書かれても困るし、曲を一生懸命1曲1曲紹介されてもなんともいえない。

ではどういうところを見ているのだろうと考えると、どういう人が評価しているのかというところがポイントだったりする。

ああ、こういうファン層か、と思うと大体合う合わないが結構わかったりする。

個別の評価云々よりも、その方がよほど参考になると最近思うのである。


さて、そんな私もこうしてせっせとブログで好き勝手書いているわけで、内容としては色々展開しているつもりである。

先にも書いたけど、音楽のテクニカルなことはわからないのでその点については言及しない。

どちらかといえば観念的なことを書いているし、そもそもここで書き始めたテーマの一つが音楽を聴いたときに感じる感覚というのをどう文章にするか、ということでもあったので、その視点にそって今でも書いている。

とはいえ、やはり多少なりとも歌詞の意味であったとか、そういうのも考えてみたりするのだけど、しかし人に伝える内容になっているか、というとそうでもないなとまた思うわけである。


最近仕事で必要があって広告的な文章をいくつか書いたのだけど、人に伝わるように、かつ動かすような文章を書くのって難しいなと感じたわけである。

どう興味を引きつけて、そこから必要な情報をインプットさせて、その上で行動を促すための仕掛けをどう展開していくか、というところが実際に書いてみると非常に難しい。

プロの物書きってやっぱりそれ相応の理由があるよね。

もっとも、そうやって書いてみるから逆にこいつ駄目じゃね?とかいうことも思うわけで、こうして反省をしているのもそういうわけである。

特に音楽とか、こういう感性の関わるものについては必ずしもテクニカルな内容が聴いてみようというモチベーションにはならないし、かと言って「聴かないと人生損している」とか言われるともう聞こうと思わない。


なので、私としては自分なりの共感ポイントをあげつつ、どういうときに聴くと楽しいかとか、そういう視点で書いている。

でも、また今後書くときにはまた色々な視点を試していきたいですね。

できればテクニカルなことももう少し勉強すると、物によっては違う楽しみ方もできるようになるから、そういうこともできるに越したことはないよね。

ともあれ、どういう視点で書くにせよどうしたらこの音楽を読んだ人が聞きたいと思うのか、とういうことをしっかり考えないとね。