昨日は久しぶりにライヴに行ってきた。
Back Drop Bombがオーガナイザー?のイベントだったんだけど、ライヴは文句なくかっこ良かった。
先日新ドラマーが加入したばかりなので、そのお披露目的な期間でもある訳だが、さすがにまだ少し馴染みきってないのかな、という感じはした。
あと、会場は新宿ロフトだったんだけど、いかんせん音が無闇にでかくて、しかもあんまり質も良くないので今一細かい部分が掻き消えてしまいもったいない感じもあったんだけどね。
で、このイベントにはBDB含め4組バンドが出ていたんだけど、そのうちの2組ははっきり言って全然ピンと来なかった。
どちらも初めて聴くバンドだったんだけど、調べてみるとかなりの凄腕バンドらしく、たしかに演奏は安定していたと思うし、オリジナリティも結構あるとは思った。
だけど、メンタリティというか、曲の雰囲気や、メンバーの感じが今一好きじゃなくてね。
ちょっとシューゲイザーっぽい最初のはまま悪くはなかったが、次のYoungSoundsとかいうのは、全然だったな。
ところが、その次に出てきたバンドにはぶっ飛ばされた。
始まって即効でかっこいいなぁ、と思わずつぶやいてしまった。
LITEというバンドなんだけど、ご存知の方はいるだろうか。
自分は名前すら全然知らなかったし、ぶっちゃけ今回はBDBだけ観れれば良かったのですね。
ところがですよ、こいつらがめちゃくちゃかっこよくってびっくりした。
いわゆるポストロック系のインストバンドなんだけど、ストイックな佇まいと演奏で、ちょっとザゼンみたいな空気もありつつ、間だったり弾け方だったりがモロツボで。
普段そんなにポスト系って聴かないんだけど、これはまずいなぁ、と思い今日は早速CD買ってきちゃいました。
ここまで即効で買いに走ったのは久しぶりである。
日本にこんなかっこいいバンドがあったのか。
買うにあたって調べてみると、実は活動歴はそこそこ(といっても5年くらいだけど)あり、しかもすでに3rdくらいになるらしい。
しかも間にはStoogesなんかのベーシストとも競演していたり、海外での活動も積極的に展開しており、すでにツアーとかもしているようだ。
しらなかった。
でも、これはいいバンドを見つけたぜ、ていく気分でしたね。
フェスでもそうなんだけど、この種の複数バンドの出る場合は、こういう発見感が非常に重要ですよ。
ただ、ライヴがすごすぎるとスタジオ版が非常にしょぼい場合もあるので、それは残念なんだけど、ともかくもいいバンドにであえるのは素敵なことよ。