今年はまた好きなアーティストのリリースが予定されており、実に嬉しい限りだ。
2月にはMoonchild(ソウル系の方)、Spoonのリリースが決まっており、未発表ながらMooolsも製作中らしい。
またアナログフィッシュもリアレンジアルバムは作ってくれるというから、楽しみが増えるのはいいことだ。
今年早々にアルバムをリリースしたのがBroken Social Sceneだ。
純粋は新譜ではなく、過去のB-Sideや未発表曲を集めたもので、すでに聞いたことのある曲もたくさんあったが、とはいえこういうものはファンとしては嬉しいものである。
聴いたことのない曲は制作の時期に関わらず初めて聞くわけだから、こちらにとっては新曲を一緒だしね。
Bsideだろうがなんだろうが、やっぱりいい曲書くな、ていうか好きだなと思うわけだ。
いろんな音楽を聞くようにしているけど、その中でこれはやっぱり好きだなと立ち返ってしまうアーティストの一つが、私に取っては彼らである。
このアルバムに収録されているのは、よりラフな曲も多いんだけど、その感触もなんだか気持ちよくて、そもそもの曲が好きなんだろうな、なんてことを改めて思うわけである。
あんまり中身のない内容になってしまったけど、年々理屈っぽくああだこうだということが無意味なのかなと思うようになってきている。
反面、今読んでいる本が音楽ジャーナリズムをテーマにしたものなので、そこで書かれている内容に共感するところもある。
それは、複数の音楽ライターや雑誌編集者を読んでインタビュー形式で話を聞くモノだが、柴さんも出ており、彼の発言の中で「書かずにはいられない人が一定数いる」というものがあるのだけど、確かになと思うわけだ。
私はただの素人の感想を書き綴っているだけなんだけど、こうしてせっせと文字に起こしているのは何か自分なりに言語化したいという欲求だし、最終的に誰にも読んでもらえなくてもいいと思っている。
見返したらすでに10年以上やっているブログだが、ただ書きたいから書いているだけなんだよね。
もちろんそこで多くの人に見てもらえるとか、たまに「いいね」みたいなのをもらえれば嬉しいのはたしかだけど、そこは本質ではない。
私が音楽を聞いて思ったことを言語化したいだけなのである。
本当に自己満足の世界。
その延長で、少しでもその音楽に興味を持ってくれる人がいたら嬉しいけどね。
ともあれ、大学生の頃からこういうブログを始めて、社会人になってからもずっと書いているし、多分ずっと書いているんだろうんだと思う。
ただの自己満足である。
デモ、人生は自己満足の積み重ねでしか幸せにはなれない。
今年も自己満足を積み重ねていこう。
とりあえず、Broken Social Sceneはずっと素晴らしいバンドだ。