音楽放談 pt.2

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25年目のKYOTO TO TOKYO

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三連休だが天気がよろしくない。

 

最近の私は週末には専ら自転車で出かけるのが慣わしになっているが、こう雨が降ってはそれもままならない。

 

今日は夕方に予定があったので、思い切ってダラダラすることに。

 

久しぶりに本当に生産性のない時間を過ごした。

 

しかし、たまにはこういう時間も大事よな。

 

おかげで元気だぜ。

 

 

そして夕方になったのでお出かけ。

 

毎年恒例、アナログフィッシュの冬のワンマンKYOTO TO TOKYOだ。

 

ここ何年は開催されれば足を運んでいる個人的にも恒例である。

 

先週オードリーのイベントで彼らの曲が東京ドームで鳴り響いたわけだが、やっぱりいい曲なのよね。

 

最近は単独でしか行けていないが、いずれにせよ楽しみだ。

 

今月はイベント盛りだくさんだったのだが、このライブが一旦の締めである。

 

新譜も今年は期待されるが、その辺りも情報でないかしらと楽しみに電車に揺られる。

 

 

今回は整理番号も比較的早く、開場から開演までも短かったので、久しぶりに前の方でみた。

 

意外と言ってはなんだが、割と女性ファンも多くおり、私のいたエリアにもお姉さん方が固めていた。

 

それはともかく、既に新曲はリリースされていないものも含めてライブでは演奏されており、またセットリストをみても少しずつまたモードも変わってきているのかなという感じだ。

 

なので、どんな曲を組むのかも楽しみ。

 

今年25周年のバンドだが、定期的に過去曲縛りのライブもやっているのでキャリアのほとんどの曲をちゃんと演奏できるのが何気にすごい。

 

で、1曲目は個人的には意外な"Still Life"でスタート。

 

この曲の収録されたアルバムのタイトル曲だが、こうやって聴くと洒落てていいですね。

 

ちなみに今日はこのアルバムから3曲やったのだけど、これまで定番だった曲は少なくて、久しぶりの曲も多かった。

 

"FIT"、"希望"、"平行"、"紫の空"、そして"Hybrid"なんかも演奏されて、最近少なめだった社会的な歌詞の曲も演奏している。

 

"アンセム"、"fine"、"No Rain, No Rainbow"などはなかったのよね。

 

一方で最近少しアレンジを試しているのか、"Time"もよくやるよね。

 

また"Saturday Night Sky"はよりダンス的なものを意識したアレンジにしており、健太郎さんがベースを弾かずに、多分下岡さんがギターで低音部を弾いているような感じだったな。

 

かっこよかった。

 

また、次のアルバムに収録されるであろう"Lady Lady"はもう何年も前にできていた曲で、健太郎さんのソロでは演奏されていたみたいだが、改めてバンドでアレンジされたものは疾走感があってすごく良いのよね。

 

特にドラムのドタドタした感じがちょっとThe Libertinesみたいだと思いながら見ていた。

 

やり始めた当時はボーカルのキーも定まらない感じだったが、安定してきましたね。

 

すでに定番になっている他の曲ももはや鉄板化しつつある。

 

そして本編のラストは"車窓"であった。

 

アコースティックアレンジのアルバムにのみ収録されている曲だが、私は好きで、以前定期配信でリクエストした時に演奏してくれて嬉しかったが、その時にもこの曲もアレンジしたいよね、みたいなことを言っていたのだが、バンドアレンジされたこの曲もやっぱり良いのよね。

 

しっとりとした雰囲気で終わるライブ、悪くない。

 

 

そしてアンコールでは3人編成でオリジナルの"BGM"、そして誕生日を迎えた健太郎さんの"スピード"が演奏された。

 

たまたまだが、なんとなく最近またナルトを読み返していたので、よくわからんがテンション上がったな。

 

さらに観客の拍手に押されてダブルアンコール、"抱きしめて"。

 

下岡さんと浜元さんだけが出てきて弾き語り的に始まり、途中から2人もジョインして、アウトロでは浜元さんギターが唸る。

 

もはや彼のギターはなくてはならなくなっており、正式に加入しちゃえば良いのにと思うが、浜元さんもソロでやってるしな。

 

ともあれ、都合100分ほどで終焉となった。

 

 

彼らのライブで毎回思うのだけど、みんな楽しそうなんだよね。

 

まさにパッション全開、天然満載の健太郎さんは今日は3回くらい腕をぐるぐるさせて、MCでは3回ともほぼ同じ内容のことを話していた。

 

そんな健太郎さんをみながら下岡さんが嬉しそうに笑っている。

 

斉藤さんもたまに笑いを堪えるような表情をしながら健太郎さんに合わせてドラムを合わせたり、浜元さんも一歩引いたところから弄ったり見守ったりと、なんとも距離感がいい。

 

表現てやつは、その表現者自体が楽しんでいるものの方が、観ている方もやっぱり楽しいのよね。

 

ボーカルが2人もいるバンドがよく25年も続いてるなと思います、とMCでも話していたが、それぞれがそれぞれで表現していて、それをバンドという形を踏まえた上で健全にリスペクトしながら作り上げているからなんだろうなと勝手に思っている。

 

 

いずれにせよ、今の曲も昔の曲も、それぞれの時代で変わってきていることと、本質的に変わっていないところがあって、もはやライブはそれを確認しに行っているような気すらしているが、ともあれさ良いライブでしたね。

 

今年もビルボードライブはやるし、クアトロワンマンも発表された。

 

ナツフィッシュもまだ企画は発表されてないし。

 

10/10の日は今年はないかもだが、ファンとしては毎年の恒例として、引き続き頑張ってほしいところである。


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