音楽放談 pt.2

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安心の高水準、しかし・・・ ―Maximo Park

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6月からは新譜が活発にリリースされる。
 
夏のフェスシーズンに向けてのリリースラッシュ、て奴だね。
 
先日来話題には挙げているが、Maximo Parkも新譜も出している。
 
既に日本盤は出なくなっているし、リリースもパチンコレコードとかいう恐らくどインディレーベル。
 
ちなみにいつの間にか出ていたLiarsの新譜もそこだった。
 
その段階で個人的には最重要レーベルの一つとなったがそれはともかく。
 
 
早速買ったのですが、テイスト的には2ndに一番近い。
 
先行シングルは既に聴いていたが、アグレッシブで非常に勢いのある曲であった。
 
この手の曲がでると音楽誌の評価が一様に「最高傑作」的な評価を与えたがるのはいかがなものかと思う。
 
悪い、という話ではないのだが、価値を伝えるべきメディアが既に広告媒体の一つでしかないという気がせられるのである。
 
そんな画一的な評価は結局音楽の本質を貶めるだけではないか。
 
 
さて、そんな訳でこのアルバムであるが、まあ相変わらず曲はいい。
 
さすがのソングライティングである。
 
ポールのヴォーカルも乗ってるし、曲も2nd的な色合いが強い印象ではあるがが、彼等らしい捻くれたものも収録。
 
ある意味着実な作品かもしれない。
 
しかし、その分面白みは欠けるというのは正直なところでもある。
 
前作同様、録音がややくぐもった印象があるのは何故なんだろう。
 
もっとクリアな音で入れてくれよ。
 
ガッカリと言うことはないんだけど、正直以前ほど気持ちが高ぶらない。
 
まだ聴き込んでないのだけど、あんまりぐっと来なかったな。
 
しかし、前作も初めはちょっと「?」だったが、聴いていると実にしっかりしているとわかるから、評価を下すのはまだ早いけどね。
 
でも、どんどんインディ色を強めて行く気がするな。
 
 
とはいえ好きなバンドであることには変わりなく、故にライブも観たいな、となるのである。
 
しかし、2ndリリース時のサマソニでのライブがトリでありながら余りにも入りが寂しかったため、彼等の中には日本はダメ、という認識がないか不安である。
 
実際前作のリリースのタイミングではこなかったしね。
 
せっかつツイッターもフォローしているので、柄にもなく熱いメッセージを送ってみようかしら。
 
それにしても、もう1stみたいなテイストの曲は作らないのであろうか。
 
それはそれでやっぱ寂しいな、と思う1stからのファンであった。