音楽放談 pt.2

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大人のロック ―Stars

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急激に秋らしくなって、むしろ寒いくらい。

今まで30何度が普通だったから、体は熱帯仕様になっている訳である。

今は長袖Tにジャージを上下。

いやはや、季節の変わり目には気をつけたいものだ。


さて、そうして季節が移ろえば、聞きたくなる音楽の種類が変わるのは世の常である。

そして新譜もザクザク出てくるので嬉しい限りだ。

今月に入って、Starsが新譜を出した。

日本での知名度は抜群に低いが、実に良い曲をかく。

キラキラとしたポップで美しいメロディに、男女ツインヴォーカルの甘い音色。

星空を舞うような夢見心地と来たら、素晴らしいとしか言いようがない。

気がつけば私も全てのアルバムを揃えていた。


彼等は以前はBroken Social Sceneのケヴィンが主催するArts & Craftsの所属であったが、前作から離脱し、今は独立レーベルでやっている。

どういう経緯かまでは知らないけどね。

ちなみに私は今回洋盤を買った。

何故なら日本盤は10月だったので、待てなかったのですね。

いつもボートラが結構入るので、日本盤を出来れば待ちたかったが、聞きたかったんだもん。

最近日本盤がどんどん出なくなっている中で、こうして日本盤が出るのは嬉しいのだけど、何故こんなにタイムラグがあるのか。

日本先行発売が多くなっている最中にあって、明らかにレコード会社の怠慢が見て取れる。

だから日本の音楽業界はダメなんだよ。

良いものをキチンとフックアップできる環境にしてあげないと。


まあそれはともかく、今回のアルバムももれなく良い曲ずくし。

前作よりもアルバムのムードは軽い気がする。

曲がカスカスという意味ではないよ。

今まで夜の音楽だったのが、ちょっと未明に近づいたかな、て感じ。

まだ聞き込んではいないけど、第一印象から外れなしということは間違いない。


それにしても、最近自分は割とこういう綺麗な音楽好きだな、ということがすごく意識せられる。

というか、上品な音楽が好きなのである。

A & C周辺のアーティストは基本的にみんな上品だから良いのである。

Metricも今年いつの間にか新譜を出していたのだけど、彼等も実に良い曲をかく。

それでいてアルバムの作りが非常にうまいから、聞き所が満載なのである。

そもそも洋楽だから言葉がダイレクトに入ってくることはないものの、単なる体裁だけではないものがある。

センスっていうやつだろうね。


いずれにせよ、もっと売れても良い音楽だと思う。

だけど、そうなってしまうのはもったいないような気が一方でする。

一人で密かに楽しみたい、隠れ家的な音楽という感じもするんですね。

よかったら聞いてみてほしい1枚。