既にアルバムは5枚くらい出していて、デビュー当時から耳の早いリスナーには評価されていたらしいが、私が彼等を聴くようになったのは日本でも高評価を獲得した『Ga Ga Ga Ga Ga』というアルバムであった。
モノクロのジャケットに赤字でタイトルが入れられている、シンプルながら非常にスタイリッシュなジャケットが既に素晴らしいのだが、曲を聴いたらばまあなんと渋い。
ヴォーカルの少ししゃがれた声もいいし、ミニマルでタイトな曲も素晴らしい。
無駄を一切削ぎ落として洗練されている音楽をここでは聴く事が出来る。
派手さは全くと言っていいほどないし、シンガロングな曲でもない。
サビ、バース、コーラスみたいな展開でもないし、むしろ間奏で聴かせるくらいのもの。
歌詞で気になったのは"Japanese Ciggarette Case"なんてフレーズも聴こえてきてね。
今日は曇り空、静かな休日に一人泰然として聴くにはこれくらいの温度感が本当に気持ちいい。
曲自体がまずいいし、シンプルかつミニマルな演奏で聴かせるのも Strokes以降だろう。
何よりこのバンドのヴォーカルの声がいいですね。
8月に新譜が出る予定なので、非常に楽しみである。
ライブにも来ないかな。
今日は短めでまとめてみました。
P.S.
まさにこのアルバム収録の”You Got Yr. Cherry Bomb”である。
なんか嬉しいね、こういうの。