音楽放談 pt.2

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まだまだある ―Egoistic 4 Leaves

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気がつけばもう11月の1歩手前、今日は寒いな。

このくらいの時期の寒くなり始めの空気がすごく好きである。

なんだかいいのですよ、少しずつ静かになって行くようなところがなんともいい。

これから寒さも増すし、一方で私は環境も変わって行く。

これが変わり目というやつだ。


最近また狂ったようにCDを買い漁っては新たに聴くようになったアーティストも増えている。

今更ながらフィッシュマンズとか、Smithとか、エコバニとか、ジャックスとか、そんなものをセッセと聴いている。

一方で新譜の出ているものもあって、MetricやEagles Of Death Metalとか、これらはなかなか店頭では見つからないのでアマゾンも活用してね。

なんで置いてないんだろうね。


またネットで色々面白そうな奴も探しているのだけど、先日見つけてCDを買ったのがEgoistic 4 Leavesというジャズ・ロック系のバンド。

ツインドラム編成で、名古屋当たりを拠点に活動しているようで、その界隈ではそこそこ知られた存在らしい。

変拍子、というキーワードで検索していたら出てきたのだけど、音楽自体は非常に流麗で上品な感じ、変態的な感じではなくてむしろ大人な雰囲気満載で、単純に聴いていて心地いい。

インタビューもあったので読んでみると、メンバーの出自自体は様々で、ハードコアとかの人もいるらしい。

アルバムは1枚しか出ていないのだけど、震災のコンピかなんかにも参加していたらしい。

Fox Capture Planとかと同じ文脈でもう少し評価が上がってもいいのではないかな、という気がする。

音触りはtoeとかに近いけどね。

まだあまり聴き込めていないのだけど、これからの時期にも心地良く響きそうな音楽である。


それにしても、やっぱり日本のインストバンドって良質なバンドが多い気がする。

元々真面目で一生懸命練習するから演奏力はあるし、オタク気質が強いから色んな音楽要素を持っていたりするし、更に其れをアウトプットできるセンスのある人も増えているのだろう。

これもネット時代の恩恵の一つだろう。

またセッセと面白いバンドを探してみよう。