音楽放談 pt.2

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懐かしのビジュアル系 -Malice Mizer

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今ではすっかり一部の住人の音楽となってしまったとはいえ、ある世代には絶大な支持を得ており、しばしばそのコアなファンを見かけるのがビジュアル系という一群である。

特定の音楽ジャンルというよりはとりあえず派手な化粧をして、メタル的な音楽をベースにポップな音楽をやっている人たちを総称しているわけで、その音楽性には似ているようでそうでもないらしい。

特に最近は。

しかし、かつては割とある程度ジャンルとしてくくれる感じがあったんだけどね。

私が小学生くらいの頃に全盛と言われており、J-POPのヒットチャートを彩っていた。

代表格は元祖でもあるX Japanだろうけど、一番売れたし今でもみんながよく知っているのはやっぱりGLAYだろう。

またラルクLuna Sea、Back-Tickなどは今でも現役だし、Shazna、シャムシェイドやファナクラなどは再結成したっけね。

その他ルシファーとかラクリマとか、地味にコアなファンを持つバンドもたくさんいる。

当時のブームの終わり頃に出てきたのが今や世界のDir en Grayと活動休止中?ながらファンはずっと待ている状態のJanne da arcなんかはビジュアル系の最終兵器みたいな触れ込みだった。

それ以降のバンドはシドとかMuccとかになるのかな。

それくらいになると流石に私もよくわからなくなってしまうが、今の20代後半のVファンには根強いファンがいるらしい。


さて、そんなビジュアル系の中でも異彩を放っており、現代的なヴィジュアル系の先駆けといってもいいんじゃないかというのがMalice Mizerである。

私も当時聴いていたし、同世代の人にはかなり色濃く印象に残っているだろう。

そのときのヴォーカルは今はソロで超1流芸能人をしているGackt

メインに曲を作っていたリーダーのManaはパッと見女性と見まごうほどの美しさで、Mana様と呼ばれていた。

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”ヴェル・エール”というシングルで結構売れて、それからTVにもちょくちょく出るようになり"au revoir"から”月下の夜想曲”で一躍時の人に。

クラシカルな楽曲と演劇的で派手なライブが話題を呼んで、「究極のビジュアル系」とか言われたらしい。

ちなみにメンバーのほとんどが喋らない設定なのに笑っていいとも!に出演した。

喋っていたのはほとんどGacktだったな。


ちょっと時代を感じるな。

しかも次がオーケンだったんだな。。。


今日、ふらりと立ち寄ったユニオンでふと彼らのベスト盤を見つけて、安かったのでつい買ってきてしまった。

当時中学生だったので、そんなにCDを買ってまで聴いてはいなかったんだけど、なんだか聴いていたね。

見た目にも面白かったし。

今でも彼らの曲はカラオケでも歌うくらいよく覚えている。

ある日Gacktが失踪して、活動休止。

その後4人で再開するもドラムのKamiが急死、再び活動休止するという事態に。

一方のGacktはソロとして再デビュー、確か表に出てきた時に彼と直接話をできるという企画があった気がするが、喋った人はいたんだろうか。

それからの活躍はご存知の通りだ。

そしてバンドの方、しばらくは3人でインストで活動していたようだが、新たにヴォーカルを迎えて活動再開、その頃にラジオもやっていたので私はそれも聴いていたね。

声質はやはりGacktっぽいのをチョイスしたところから、Manaのイメージがやっぱりああいう感じだったんだろうな。

数枚のシングルと1枚アルバムを出したくらいでヴォーカル再び脱退、多分解散状態になっているはずである。


こうして改めて聴いてみると普通にかっこいいし、いい曲もあるからもう少し活動していたらおもろい結果だったかもしれないけど、バンド名通り何かと不幸に見舞われたバンドである。

とはいえ、ライブ中演奏せずにメンバーが踊るという画期的なパフォーマンスは、あの金爆もはっきり影響を受けている。

一部のファンに聞かれるジャンル化してしまっているとはいえ、今だからこそ振り返って評価されてもいいんじゃないかと個人的には思っている。

"au revoir"