緊急事態宣言が解除されたこともあり、先週は久しぶりに私も外出の機会が。
日曜は入り用で出かけたが、仕事でも訪問があったので街を少し歩いたわけだが、さすがにまだ以前のような人ではないものの、徐々に数は増えているね。
感染リスクがなくなったわけではないので、引き続き気をつけるは気をつけるんだけど、ともあれやっぱり外に出るっていうのは大事だ。
別に誰に会うわけでもないんだけどね。
しかし、相変わらずライブはまだやっていないし、美術館も来週くらいから再会のところがちらほら、という感じなので、どっちにしろ今日も家にいる。
ちょっと出かけようかとも思ったけど、結局やめておいた。
特に目的もないからね。
明日はちょっと散歩でもしてこようかしら。
こうして引きこもっている間に梅雨入りが迫っており、一年で一番良い季節だったはずなのに、なんだか損した気分だ。
5月は我らがTrent Reznorやみんなの兄貴ノエル、そして私の誕生付きである。
なめんな。
今週はまだ天気も持つようなので、こんな曲を聴きながら散歩したいな、という曲をご紹介。
まずはこちら。
MOON CHILD - Blue Suede Shooting Star
Moon Childの2ndシングル"Blue Suede Shooting Star"。
「お気に入りのシャツを着て、君を街に連れ出そう」なんていう一節で始まるが、青春かよ。
キラキラのオサム節が聴けるただの名曲である。
とりあえず聴いてみて。
ちなみにこの謎のMVは、Specなどの監督が撮ったものらしい。
なぜこんなサイケデリックなのか、ましてこんな爽やかな曲に。
続いてはこちら。
The Coral - Jacqueline (Video)
イギリスの、いちいち良い曲を書いているバンドThe Coralの"Jacqueline"。
メロディがシンプルながらポップで優しくて、キラキラしていて大好き。
『Roots & Echoes』というアルバムに収録されているが、ベスト盤並に名曲しか入っていない意味不明なアルバムだ。
最高すぎる。
ちなみにこのコロナ期間に収録した『Lock Down Sessions』というアルバムをリリースしているので、そちらも要チェックだ。
本当に良い曲は、アコースティックでも輝きまくる。
続いてはこちら。
『薔薇と子供』From THE NOVEMBERS 8th Album「At The Beginning」
今や日本オルタナティブ代表と言っても差し支えないThe Novembersの”薔薇と子供”。
リリースされたばかりの新譜に収録されている。
前作からインダストリアルな風味がよく出てきているし、『Hallelujya』以降明らかにムードが変わっている。
このアルバムも非常にアグレッシブで実にかっこいい。
世界的に価値観を変えられる状況が少しだけ開け始めた今、同じものでもこれまでとは違う見え方にもなるだろう。
そんな何か変化した後みたいなものを個人的には感じさせる気がするが、どうだろうか。
続いてはこちら。
The Strokes - Bad Decisions (Official Video)
The Strokesの新譜『New Abnormal』から"Bad Decisions"。
シーンの中心ではなくクラシックの領域に入りつつある彼らだが、曲は相変わらず良いし、特にこうしてシングルカットされる曲ののびやかさというか、こういうフィーリングって大好きですね。
フジロックへの出演も決まっているもののこの状況だ。
まだ中止の報は出ていなかったかと思うが、難しいだろうな、実際は。
落ち着いたらまたきて欲しいね、単独で。
続いてはこちら。
BACK DROP BOMB「FLOW(it's like that)」
先頃1st再現ライブのDVDも発売となったBack Drop Bombの"Flow"。
このアルバム自体レゲエ的な要素あり全体的に陽気なので、これからの時期にもぴったりだ。
もう20年以上前のアルバムだが全く色あせない。
今改めて聴いてみる価値のある日本のミクスチャーの立役者である。
次はこちら。
Yogee New Waves – Sunset Town@ROOF TOP LIVE:TOKYO
Yogee New Wavesの"Sunset Town"。
もう直ぐ夕方になってくるが、夕日の赤から紫がかって、そこから徐々に暗くなっていく風情がたまらなく好きである。
朝夕のほんのわずかな時間しかない瞬間、あれは素晴らしいね。
ずっと家にいるとその変化にも気がつけないけど、外に出れば自ずと感じられる。
と、言って今日は家にいるんだけどね。
最後はこの曲。
アナログフィッシュ(Analogfish) "TEXAS -Hibiya Yaon Live ver.-" (Official Music Video)
大きな悲劇の後に、ささやかな希望を期待するような歌詞だと思っているんだけど、今のこの状況なんかを鑑みると、やっぱりこういう曲を聴きたくもなるのですよ。
ストレス社会か何か知らないが、難しいことを考えなくとも、やるべきことやとるべき態度ってシンプルだと思うわけですよ。
New Warld Is Coming!
世を捨てよ、街に出ようと言ったのは寺山修司か。
読んだことないけど。
せっかく外に出ることもできるから、そんな日は陽の光を浴びて、素敵な音楽に耳を傾けながらよちよち歩き回るのは良い発散である。