音楽放談 pt.2

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吐き気がする

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個人的には毎回オリンピックには興味がなくて、その時期になるとテレビがそれ一色になるので昔はそれが煩わしかった。

 

最近はラジオを聴いているのだけど、ここ半年はずっとオリンピックもコロナのニュース、ホットトピックだからといえばそうかもしれないが、それで何かが変わるわけでもないなら程々でいいだろう。

 

それにしても今回は話題に事欠かない。

 

日本のお笑いでいうところのてんどんというやつか。

 

色々と個人の過去の発言だったり作品だったりが槍玉に挙げられているけど、今回の件で浮き彫りになったのは日本のおめでたさではないだろうか。

 

絆とかワンチームとかなんとか、色々なスローガンが楽しそうに叫ばれていたけど、そこでみんな思考停止して問題の本質はよくわからないと目を瞑って。

 

世の中が急速に変わっていく中で放っておいたそれらが急に顕在化してしまっただけに過ぎない気がする。

 

私は高尚な嗜好も思想もないので、小山田にしろ急に出てきた小林さんにしろ、貰い事故みたいなものだと思っている。

 

必ずしもその事象自体を肯定するつもりはないけど、小林さんについてはデリケートな問題とは言え、別にホロコーストそのものを笑っているわけではないし、ここまでの言われ方をするものだろうかというのが実際だろう。

 

まぁ、そもそもこんな場所に引っ張り出されなければ、二人ともこんなに批判の対象になることなんてなかっただろう。

 

平和とか融和とか、そんなお題目を使って金を稼ぎたいだけのイベントに巻き込まれて、いい迷惑だろう。

 

 

一応言っておくが、選手に対しては全く批判的な目は持ってないし、開催されるならそこに出たいと思う気持ちは当然だと思う。

 

だって、1番になりたくてやってるんだから、それを狙えるならやりたいでしょ。

 

その気持ちも利用している感じがあって、でも他の商業イベントと違ってそれをなんなら否定して隠そうとしているようなのが、なんだか気持ち悪い。

 

 

ともあれ、コロナの件でもニホンジンハスバラシイとニュースでも臆面もなく話している様が笑えてくる。

 

これは正義案件だと思ったら、どっかから借りてきた正論でぶん殴りにいく。

 

ヤーヤーヤー、てか。

 

ちなみに、個人的には世の中の多くが当たり前に使っている殺すだ死ねだと言ってケラケラ笑っているのも同列だと思うんだがどうなんだろうか。

 

これって存在そのものを否定している言葉だから、人権云々の話と同列だと思うんだが、みんな言ってる、本気で言ってない、ただの冗談とみんなわかってる、と言うんだろうね。

 

でも、それと彼らが数十年越しに否定されている事象との違いって何があるの?

 

社会的な問題になってないから?でも当時は同じくなってなかったじゃん。

 

公の場ではないから?テレビタレントも芸人もバンバン公共の電波で言ってるぞ。

 

全く面白い言葉とも思わないし、他の言葉で置き換えても意味も文脈も変わらないし、むしろその方が素直ら笑えると思うが、みんなは死ねって言ってる方が面白いと思ってるのかな。

 

私は日常生活でも言わない。

 

言ったことがないとは言わないけど、高校生くらいからは意識して言わなくなった。

 

その前はあんまり考えてないアホな子だったからね。

 

でも、いい言葉じゃないからと思ってね。

 

 

特定の誰かを徹底的にぶっ叩くのって、自分は違うんだと表明したいだけなのかなと思うこともたたある。

 

こうやって書いている自分もそうなんだろうなと思うけど、ただ個人を攻撃するだけのあり方はしたくないなと思うよね。

 

 

ともあれ、私は正義という概念が嫌いだし、それを振りかざす奴はもっと嫌いだ。

 

気持ち悪い。

 


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