音楽放談 pt.2

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最高の空間 ーOptimo

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ここのところライブイベントがたくさんあって嬉しい限りだ。

 

先週は年内最後のAnnaligfishバンド形態とカーネーションの対バンイベントへ、今週はOfre You AssholeとDANの対バンイベントOptimoで野音である。

 

なんやかんや秋口のこの時期に野音に来る事多いな。

 

ともあれ、先日ライブ活動の休止を発表したばかりのDANである。

 

またOgreについても野音の初ライブにきたが、その時は台風みたいな大荒れでえらいこっちゃであった。

 

そもそも2組とも好きなわたしには、こない理由の方が見当たらなかったというわけだ。

 

野音は春のYogeeのライブ以来、その時はあんまり気にしなかったけど、そういえば椅子もコンクリ製ではなく木製になっており、トイレもきれいになっている。

 

Tha Blue Herb野音の直後に改修したはずだから、実は結構経っているらしいが。

 

ともあれ、席は前から5列目、ステージ間近の席である。

 

スピーカーも目の前でズンズンしているので、なかなかのプレッシャーだが、そうない機会なので楽しむしかないな。

 

 

先発はOgre You Asshole、ライブ自体結構久しぶりだな。

 

アルバムリリースから少し時間が経っており、直近2作はより肩の力を抜きつつ、その間に緊張感が絶妙に漲るような作品だったは、一方でライブでは初期の曲をリアレンジして演奏するなど、セットリスト自体どう展開するかを思案しているような印象だった。

 

3部作の時には”ロープ”がラスト曲として定着していたが、その後は”ワイパー”をやっていたが、イベントでは”幽霊”という初期曲をシューゲイザー×サイケデリックみたいなアレンジでかましていたが、それがどうなったかである。

 

屋内の方が彼らの音楽は本領を発揮するのだけど、野音は単独ライブのリベンジもある。

 

どんなライブかしらと、まあ要するに楽しみだった訳だが、結果的にわかってはいたけど、最高でした。

 

彼らはインストバンドではないので、どの曲も歌があるんだけど、時間にして1時間半くらいだと思うが、歌っていたのは多分30分くらい。

 

アレンジを変えまくって楽器だけで魅せまくる。

 

一番驚いたのが、サイケデリックな展開はそのままに、ダンスミュージックみたいなアレンジで展開していたことだ。

 

まさか彼らがつまみをいじってライブするなんて思いもしなかったが、特にベースの清水さんも大忙しだ。

 

音的にはずっと気持ちいいし、終盤に向かうにつれてテンションもどんどん上がっていくし、インプロみたいな展開でも最高すぎる。

 

彼らのイメージとしては、こちらに突きつけまくって受け取る側に委ねるような印象があったが、今日は観客を踊らせてやるというような気概が見えたような思いだ。

 

ハイライトは”見えないルール”だろう。

 

最高だった、言葉にならんぜ。

 

ラストはロープだったけど、これも鉄板によかった。

 

12月に毎年定番でリキッドワンマンをやっているんだけど、前後に色々入れてしまっていたのでどうしようかと思っていたが、終演後にチケットを抑えた。

 

久しぶりに聞いたけど、やっぱり最高だった。

 

 

ちなみに今日はDJも招聘されていたので、開演までの時間、また転換の時間もプレイしてくれていたので、ずっといい空間でしたね。


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そして主催者D.A.Nの登場。

 

ドラマーの人の体調不良もあり、ライブ活動の休止が発表されており、残り数本のライブの中で大きな1本である。

 

DANのライブは春先のイベントで見て以来だが、その時はDJセットだった。

 

彼らのモードなのかと思っていたが、ひょっとしたら当時から既に不調はあったのかもしれない。

 

ともあれ、今日はバンドセットだ、別にラストだから取ったわけではなかったが、図らずもそんなタイミングになってしまった。

 

デビューから支える小林うてなさんもいて、盤石の布陣だ。

 

細かなセットリストは専門誌に譲ろるとして、もうね、こんなバンドが日本にいること自体最高なんですよ。

 

オウガもそうだけど、センスもいいし、曲もいいし、ライブも最高で、あとはちゃんとしたしかるべきところに見つかるだけのような存在だ。

 

ズーーーーっと気持ちよかった。

 

”SSWB”もバンドセットで聞けて、このベースラインですよ。


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本編ラストは『No Moon』のラスト曲だ。

 

めっちゃくちゃ気持ちよくて最高でしかなかった。

 

少しだけMCを挟んで、アンコールラストは"Time Machine"で終了となった。


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しばしばネット上でアイドルやれようわからんやつやれが出てくるたびに、日本の音楽が終わったとか嘯くアホがいるが、そういう奴はほとんどの場合音楽なんて聞いていない。

 

彼らに限らずだけど、日本にもいい音楽はたくさんあるし、いいバンドやアーティストはたくさんいるし、それが海外に負けているなんて微塵も思わない。

 

彼らだけを見ても、どこを見て海外のバンドに負けていると思うのかわからない。

 

むしろ海外でも全然ファンを作っていけるぞ。

 

いやほんと、このタイミングで彼らを見られてよかった。

 

最高にかっこよかったよ、どっちのバンドも。

 

 

今日はよく眠れそうだ。