今日知ったのだけど、元YMOやサディスティック・ミカ・バンドでドラムと叩き歌いつつ、近年ではMETAFIVEでチルドレンたちとかっこいい音楽をやっていた高橋幸宏さんが亡くなったとのこと。
ここ数年は体調不良がずっと言われており、体調が芳しくないのはしらされていたが、それでも突然と思ってしまうのは誰しもそんなこと想像もしていなかったからだろう。
私はそんなに熱心に彼の作品を聞いていたわけでもないので、偉そうなことは語れないけど、写真ではいつもポーズを決めて、ファッションもバシッと決めているその姿は、オシャレでかっこいい人だなと思ったものだ。
私は高校生の頃から色々の音楽を聴くようになったのだけど、その頃にYMOの存在も知った。
当時ちょうど過去のライブ映像を改めてDVDに収めたものがリリースされたタイミングで、色々の番組でYMO特集もやっていたのでそういったものを観たりしていた。
それで近所の中古CD屋で初めて買ったのは、リミックス作品だった。
間違えたんですね・・・。
ここから出会った音楽もあったから結果的には良かったんだけどね。
改めてアルバムも聴いて、同時にいろんな記事も読んだり動画を観たりしていく中で彼らのファンになったわけである。
YMO繋がりでミカ・バンドやはっぴいえんどにも遡ったり、Skechshowも聴いたりね。
どんな写真でもやっぱりバシッと決めて、ちょっと気取った感じもカッコよくて、こういう年の取り方は憧れるなと思ったものだ。
一方でYMOのメンバーはみんなそうだけど、ふざける時は全力でふざけているし。
でも演奏すればドラミングもかっこいいし、歌も強烈な歌唱力とかではないにも関わらず独特の存在感があって、すぐにそれとわかる。
21年にはMETAFIVEの2ndをリリースも、ライブ活動自体は不在だった。
それでも回復したとかまた不調になったとか、そんな知らせが行ったり来たりしていたが、ついにこんな年明け早々に訃報が届いたわけだ。
SNSでもさまざまなアーティストがコメントを出しているが、私が好きなアーティストのほとんどがそうしているのを見ると、その影響範囲だったり浸透具合だったりを感じるわけだ。
また海外のニュースでも報じられており、ミカバンドもYMOも世界的に知られているわけだから、本当に日本の音楽シーンのみならず世界から観ても素晴らしい存在のアーティストだったわけだ。
まだ70歳、年齢としては昨今ではまだ若いのに、病気というのは恐ろしいものだ。
最後の最後までオシャレでかっこいい人だったね。
また彼の音楽を聴いて、引き続き楽しませてもらおう。