音楽放談 pt.2

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小休止218「Super Loudのあとで」

年明け早々にえらい震災が起こっておりすでに穏やかではない世の中だ。

 

日本社会ってやつが大きく変革期を迎えているのかなと思う。

 

図らずもいろいろなものが繋がって感じられる瞬間はしばしばあるものだが、それにしてもその頻度がここ数年、関東の震災以降だろうか、ずいぶん多いように感じてしまう。

 

個人的な人生における重要な局面になっているから、単にそれまで以上にあれこれが気になるというだけかもしれないけど。

 

いろんな情報が飛び交っていて、表に出てくる裏の事情とやらの本当の裏側みたいな話をたまに伝え聞くときがある。

 

結局どれが本当なのかがますますわからなくて、そうなると逆に開き直るような態度にもなるものだ。

 

普通に人生を過ごす限りにおいては気にする必要のないことの方が圧倒的に多いし、詰まるところ関係のないことも多い。

 

だけど無視はできないし、かと言って何もできないし、ちょっとした虚しさに見舞われるようなこともある。

 

それを気にしたくないからあれこれやってみたりするんだけど、そのことで逃げられるストレスもあるから、適度に気にしない態度はやっぱり大事だ。

 

そんなにたくさんのことをカバーできるほどの力もないしね。

 

 

今年は30代最後の年になるのだけど、恥ずかしながらこうやって書いていることや考えていることが、私は20代から変わっていないし、ものによっては10代の頃から変わっていないこともある。

 

成長しないなと思うけど、ただ社会的なところではちゃんとしているから、ただ単にスキルとして処世術を身につけたんだなとは思うよな。

 

結局人は本質的には変わらないのだろうし、その変わらなさを適宜誤魔化しながらうまくやっていくものである。

 

皮肉とかではなくそういうものなんだよね、社会ってのは。

 

別にそういうあれこれも、たまにめんどくさくはなるがそんなに嫌いじゃないし。

 

それなりに楽しくやっているから。

 

 

聴いている音楽についても、最近ちょくちょく振り返ってみるのだけど、年代ごとに傾向が少しずつ違うのも面白い。

back-to-motif.hatenablog.com

今の私がグッとくる音楽も昔より幅が広がったが、特に歌詞についてはやはりアナログフィッシュTha Blue Herbが強いのよね。

 

特にアナログフィッシュの歌詞は何気ない言葉の中にじんわりと滲み出てくるような描写が本当にすごいなと思う。

 

現在新作のレコーディング中らしいので、今年の近い内のリリースが期待されるが、すでに曲自体は割とライブでも演奏されているし、配信ではリリースされている。

 

その1曲が”Super Loud”という曲だが、タイトルに対して曲自体は割とゆっくり目だ。

 

ギターの音が特徴的だが、何よりここで歌われるスーパーラウドがなんなのか、というところを考えてみると、自然災害とか人外の力による惨事みたいなものかなと思っている。

 

冒頭に書いたような自分の心情や世界情勢にもリンクするところがあるように思えて、こういう表現が下岡さんは本当にすごいなと思う。

 

ともあれ、最後はそんな大災害・大惨事を乗り越えることでポジティブに転がることもある、というような表現で締められているのも素晴らしいところだ。

 

現実はそんなにノー天気じゃないし、その先に行けないことだってあるわけだから逼迫した現実をまずはなんとかしないといけないんだけどね。

 

今年1年の過ごし方が、私の40代を決定づけるのだろうなとは思っているので、勝負の年と思ってやっていく次第である。


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