音楽放談 pt.2

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突然に ―Get Behind Me, Satan

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年が明けて早1ヶ月、時の流れとはかくも早いものかしら、といつも言っている気がする。

そんなに一生懸命時間を追いかけている訳ではないが、何気なく空いた隙間時間がすごくうれしい今日この頃。

金曜日の夜は決まって夜更かしである、が、明日は午後からながら出勤である。

まあ、ためになる勉強会ですね。

だからそれほど嫌じゃないんだけど。


それはともかく、音楽雑誌でも各誌今年の新譜が期待されるアーティストを紹介している。

こういう企画を観てはにやけるのがこの時期の恒例行事だろうか。

既に今年はStrokes、Arctic Monkeys、R.E.Mなどの新譜はまことしやかに囁かれており、非常に楽しみである。

昨年出ると言われていたが結局出なかったHard-Fiあたりはどうだろうか。

その後音沙汰もない。

先日来日したVelvet Teenだって、そろそろ出しても良いのではないか。

そして、既に新譜は出ているのに未だにメディア化される気配のないNine Black Alps、どこか優良なレコード会社が版権を買ってくれないだろうか。


その他、オアシスのリアムの新バンド、Beady Eyeはまもなくアルバムが発売となる。

個人的にはさして興味はないが、世間は割と盛り上がっているし、評価も存外悪くない。

もともと期待値がそれほど高くなかったのが良かったのか、本当に素晴らしいのか、それは聴いてみないとわからない。

いわゆる大御所で言えば、Foo FightersU2Green Day?、Red Hot Chiri Pepper、そしてReadioheadなども出るようだ。

ポップシーンでもかのLady GagaColdplayも出すとかなんとか。

この辺りはまた何かのタイミングで聴ければいいか、と言うのが正直なところである。


そして、インディシーンで既にカリスマと化している感のあるWhite Stripesも、新譜が期待されている、はずであったが、突然の解散宣言が出たそうだ。

びっくりしたね、昨日ニュースで観て。

まだ出て間もないRockin' onでも休止期間中の事を書いて、充電期間、観たいな感じだったので、数日後にこの仕打ちである。

そら編集長も泣くぜ(泣いたかどうかはしらんが)。

私自信そこまで熱心に聴いているバンドではないが、このニュースにはやっぱりびっくりですよ。

当代随一のユニークさを持ったバンドでしたしね。

明確な理由は明かしておらず、なんか煙に巻くような言葉で持って解散を宣言してしまっているあたり、復活はないだろうな、なんて思ってしまう。


私が最初に聴いた彼等のアルバムは、「Get Behind Me, Satan」と言う奴。

2作前に当たるもので、各誌で年間アルバムのトップを取っていた記憶が在る。

それ故に興味を持った訳ですがね。

初めて聴いたときは、はっきり言ってびっくりした。

何時代だよ、と思ったものだ。

いわゆるブルースをあまり聴いた事もなかったし、他のバンドを観てもこいつらのような奴はそうはいない。

なんか不思議な音楽だと思ったね。

1曲目のちょっとふざけたような曲の後の、童話のような、子守唄のような、なんか不思議な印象を抱いたな。

でも、なんだか妙に好きで、アルバムもちょこちょこチェックしていた訳である。

残念だな、と思う一方で、でもジャック既に9割課外活動じゃん、という思いも在り、なんかよくわからない。

ただ、1回はライブを観てみたかったね。


ともあれ、このひょうひょうとした感じが、いかにも彼等らしいのかもしれない。

それにしても、ロッキンオン泣いただろうな、タイミング的に残念で仕方ない。