音楽放談 pt.2

SEO強化をしていこう。

楽しんでいる人 ―How To Destroy Angel

イメージ 1

時が流れれば人の価値観や、表現は変わってくる。

蓋しそれは極自然なことである。

経験した事も変わる訳だし、いつまでも同じ感性のままではなかなかいられない。

それを成長ととるのか、あるいは日和ったといわれるのか、それは見る人によるのだろう。

従って本人は気にせず自分のやりたいようにやるのが一番である。

結局人生なんて楽しんだものの勝ちなのだから。


アカデミー賞受賞以来、すっかり裏方的と言うか、職人的というか、そういうポジションに移った感の
ある我らがトレント・レズナー

映画音楽の次はゲーム音楽を盟友アッティカ・ロスと制作したりして、すっかりサントラーとなっている。

バンド的な活動といえば、ロスに嫁を加えたHow To Destroy Angelであろう。

Dragon Tattoでもカバー含め曲をやっていて、それは映画の世界観とマッチして非常に良かったが、はっきり言ってこのユニットに今だ私は必然性を感じない。

特に嫁。

トレントが歌えば良いじゃん!と思ってしまう訳である。


以前にEPを出したっきり目立った活動はなかったのだが、11月に新譜をだすらしい。

フルアルバムなのか、あるいはまたEPなのか、詳しい事はまだよく観ていないのだけど、いずれにせよ出すのであればなんだかんだ聴いている自分が容易に想像できる。

前回は公式ページからFDだったので、遠慮なく金を払わず聴かせてもらった。

印象としては、『Ghost』に歌を載っけました、的なものであった。

もちろんそれだけではなく、今までにない要素を取り入れようとしている感はあったが、まだうまく行っていない印象であった。

何よりトレントが歌ったらいいやん、としか思えなかった。

一次はNINとしての新譜が出るのでは?という情報もあったが、やはりもうやるつもりはないのだろうか。

仮にやるとしても、やはり『Ghost』路線なのだろうか。

以前にこのアルバムについて「ずっとこういうのをやりたかったんだ」ていうような発言もあったしね。

もちろん悪くはないのだけど、一方でロックな音楽もやはり期待したいのである。


とはいえ、今のようにのんびりとマイペースで音楽活動をしているのを観るのも、ファンとしては決して悪い気はしない。

なにより楽しんでいるんだろうな、という事が伝わってくるので、それはそれで嬉しいのである。

私にとってのNINというバンドは、やはり何処か特別な存在としていつまでもあり続けているらしい。

なんだかんだ期待しているので、是非末永く音楽を作り続けてほしいものだ。

誰かみたいに死んでしまわないだけ、ありがたいというものだ。