音楽放談 pt.2

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日本のシューゲイザー ―Shelling

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少し前の話になってしまうが、ジャパニーズシューゲイザーフェスという奴に言ってきた。

フェスと言う割にはこじんまりしていて、そもそも会場自体1000も入らない小さなところ。

それでも尚席にはゆとりが御座います、状態なので、要するにマイナーなイベントである。

とはいえ、こうして日本にもインディな音楽シーンというのが存在するのが面白いところである。 

しかし、出てきたバンドは100%知らない奴ばかりだったけど。

そもそも私はそんなにシューゲイザーを熱心に聞いている訳でもないし、せいぜいマイブラとコールター~を聴いた事がある程度なのだが、知人と連れ立って行ったのでどんなもんかという訳である。


早速結論からいうと、私は少なくとも今回の登場バンドについてはあまり好きになれなかった。

全体的に今回出ていたバンドの大半がある種の様式にしたがっている感じで、面白みがないのである。

死んだ僕の彼女、なんていうバンドもあったが、音楽以前にバンド名が聞くに堪えない。

シューゲイザー的なものはキライではないが、その様式感があまりピンと来ませんでしたね。


そんな中で唯一耳を惹いたのはShellingというユニット、というベキかな。

どちらかと言うとエレクトロニカに近い音楽で、男女2人組である。

ちなみに女の子はちょっと可愛い。

何故かバンドやっている女の子って可愛く見える。

それはともかく、音を同期させながらやるスタイルなので、ライブのやり方によってはもっと面白く出来そうなのだが、今回のスタイルはそれ自体では今一というのが正直なところ。

しかし、曲自体は透明感があってポストロック的な色合いもありつつ、これが悪くない。

このバンドにおいてもある種の様式はある訳だが、そこから一歩距離を取るか、あるいは従うにしても少し捻れば面白い事に鳴りそうだが。


で、後日中古屋でアルバムを見つけたので買ったのだが、アルバム1枚でなんとなく聴くのが心地いいタイプの音楽だが、やっぱり悪くない。

でももう少しアクセントがあるともっとも白いのに。

まあシューゲイザーという音楽性の特徴がそう言ったぼんやり感というところもある事はあるから、これはこれで正解なのかもしれないが、もっと色んな要素をマッシュアップしたればいいのに、と私何ぞは勝手に思うのであった。

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