多かった、といってもいくつもって言う話ではないから、重なったと言うべきか。
その中の一つで、PCに接続している外付けが一時的に認識されなくなったのがなかなかきたね。
私は音楽は全てそちらで管理しているので、こいつが動かないとi-Podの更新も出来ない。
せっかく買ってきた新譜も導入できず、非常にテンションを下げられた。
まあ、気落ちの訳は実際はそれ以外のことの方が大きい訳だがそこにとどめを刺すようにささやかな楽しみに障害が出たという事が大きいのである。
幸いにして今朝復旧したので、結局原因もなにもわからないのだけど、考えてみたらこいつもかれこれ5年くらい使っているから、そろそろ移行に備えたサブHDも用意しておこう。
バックアップのバックアップにもなるしね。
で、昨夜はクソ大雪の中にも関わらずライブへ行ってきた。
昨年の大雪の際にはろくすっぽ動かなかった電車も、今回は遅延はあったもののかなりうまく稼働しており、しかもオペレーションもかなりストレスの少ないようになされており、JRの底力を観た思いだった。
やれば出来るじゃん、てね。
なので意外と会場へ行くのには苦労はなかったのであった。
そいで何のライブかというと、Bo NIngenである。
最近大好きBo Ningen。
野太いベースが素敵なバンドである。
既に3回目になるのだけど、やっぱり良かったですね。
ちょっと音が良くなかったけど、パフォーマンスは良かったですね。
曲順もこれまでとはまた少しいじって、新曲もいくつかやったので次のアルバムも楽しみである。
ライブ後にはその日の音源をパッケージしたライブ版を購入、そこにVo/BのTaigenにサインしてもらった。
ステージ上ではかなり狂った人のような印象だが、普段はめっちゃナイスガイらしい。
ていうか普通にいい子。
今時の若者って奴かな。
そんな感じでライブも楽しんだのが昨夜、今朝になってHDも復旧してしばし音楽を楽しんでいたら、大分気落ちしていたのもマシになってきたね。
昨日は一日中死んでいたからな。
今朝も天気がよかったのでとりあえず布団から起き上がっていたのの、日曜日と言う事すら認識されないレベルでゆらゆらした意識でただ漠然と目を開けていた。
笑っていいともの増刊号を観て気づいたから。
このままじゃ鬱になるな、なんて気分だった。
パソコンは何とはなしに開いていたのだが、いつの間にかデスクトップにHDのアイコンが復活していて、i Podの更新をしながら色んな曲をワンフレーズずつ聴いて行っている内にちょっと元気になったのですね。
いやはや、救われる事ってあるものですね。
考えてみれば、私がかくも音楽が大好きとなったきっかけってなんだっけというと、印象に残っているのはNine Inch Nailsの当時の最新作だった『The Fragile』の"Into The Void"という曲。
当時受験生だったのだが、狭い実家の部屋の中で毎日参考書を前にして、まだ見えない未来に不安しかなかった時にこの曲の歌詞がすごく自分の気持ちと重なった思いがしたものだ。
もちろん他にも既に色々聴いていて、音楽が好きと言っていたけど、よりその存在意義と言うか、というものを感じた経験だったと思う。
だからこそNINの堅牢なサウンドも刺さったんだろうね。
今でも条件反射でライブがあれば体が動く。
いずれにせよ、音楽に救われる経験ていうのは大なり小なりあるんだよね。
もちろん気持ちが救われたところで問題そのものが亡くなった訳ではないし、少なくとも週明けには早速その重たい課題に取り組まないと行けない。
いくら不満をぶちまけてもやらなければ行けない事は変わりない訳だし。
せめて事に当たる時の気持ちだけでも高揚させて置けば、きっと少しでも好転する方向に向かうだろう。
希望的観測も含めてね。
今日も夜はAA=のライブ。
久しぶりなので楽しみである。
来週はHostess Club Weekender。
通し券が既に完売していて痺れたが。
月末はNIN単独。
金曜の追加も行きたいが、さすがに仕事の都合上難しいかもしれない。
来月も盛りだくさん。
4月には久しぶりのMaximo Prak。
新譜に着いても、3月にはBSSのKevinのソロ2nd、先週は下山の新譜も買ってきたし、年内期待できるのはMetronomy、Horrors、Velvet Teen、Nine Black Alps、Sylver Tounge、そして早ければLITEやBo Ningenも出るかもしれない。
せめてささやかでも楽しみを見繕いながら、日々を過ごして行きたいね。
でないとすぐに死にたくなる。