音楽放談 pt.2

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色気のある新世代 -D.A.N

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最近イベントなんかに行った時には初めましてなバンドでも話題のやつなんかはできるだけ見るようにしている。

音源を買おうとなると如何しても今聴いているものを優先してしまうし、それだけでも結構な量のバンドとかを聴いているから新ものに触れようと思うとそういう機会でもないとなかなか億劫になってしまうのである。

先のシンクロニシティでも幾つか見ることができたのだけど、その中で圧倒的に引っかかったのは方々でも評価されまくりのD.A.Nであった。

ちょうどイベントの数日前にウェブ媒体でゆら帝やオウガのプロデューサーとしても有名な中村さんと彼らの対談的インタビューがあり、それを読んで興味を持ったのですね。

影響元としてはまさにオウガを根っこに持ちつつ、彼らのルーツでもある音楽にも影響を受けつつ独自に咀嚼して素晴らしい1stを作った、なんて話を読んでいたから、結構期待値は高かった。


ライブはメイン会場のサイドステージで30分程度と短い尺だったけど、1曲目からしびれた。

雰囲気としては夜を感じさせるムードがあって、ベースとドラムのリズム隊がかなり主張してくるのだけど、その上でファルセットのヴォーカルやギター、その他楽器がふわふわしていて聞いていて実に心地いい。

それにそこはかとなく色気もあって、若手とは思えない。

バーンとはじけるような曲ではないし、派手な展開もないけど聴いているとグイグイ引き込まれる感じがして、これはいいぞと思った。

短い時間ながら大変に心地よくて、もっと見たいぜと思うとともに、久しぶりにライブを見て即音源欲しいと思ったバンドであった。

ちょうど今の私のモードにはまるところもあったし、明るくないけど高揚する楽曲としっかりした演奏、これはいいバンドが出てきましたね。


若いバンドながらいろんな音楽的影響を咀嚼して独自のポップに昇華しているバンドは多数出てきており彼らもそんな一つだけど、メジャーな音楽ではないと思うけどインディにおいてかなり重要なバンドになるんじゃないかな、なんて思わせるには十分であった。

ちなみに音源も買ったのだけど、素晴らしかった。

これは聞いた方がいいバンドである。


"Zidane"