音楽放談 pt.2

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小休止114「劇場型の社会」

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年明け以降、芸能関連では何かと話題に事欠かない。

最近では誰それの不倫だとか、最近では病気の悲劇もあって、芸能記者にとっては忙しい毎日だろう。

一方世間でもあれこれ事件は起きていて、地震が起きたり子供がいなくなったり、なんやかんや起きている。

この頃会社へ行く前にいわゆる報道バラエティをよく見るのだけど、どの事件も連日同じような内容を深刻な顔をして扱っているけど、どうしてもその感じに違和感を覚える。

もちろん重大と思える事件もあるし、素直に不憫に思う事件もあるけど、一方で笑っておけばいいじゃないかという瑣末な問題を一生懸命掘り下げている様は滑稽でしかない。

不倫なんてどうでもいいだろ。

それを受けて某ファンキーは「もう聴かない!」とか言われているが、好きにすればいいじゃないか。

一方で海老蔵の嫁さんが若くして乳がんになったというニュースについても、会見での姿がどうとか夫婦愛がどうとか、いちいち大仰に扱うが、本人たちにしてみれば放っておいてくれという話だし、現にそう言って会見も開いたのに次から次への馬鹿みたいに美談を仕立て上げていく。


今の世の中、というのがどこまでの範囲を網羅するべきかは難しいけど、いずれにせよどうも最近はこうした過剰に演出的というか、怒りには火を注ぎ悲劇には徹底的に美談を仕上げるという構図が多い。

しかもそれをみんな割と素直に受けいているようにも見えるけど、でも実はなんとなく楽しんでいる風なだけな気もするし。

そういうのを見るにつけあまりにも気持ちが悪い。

一生懸命仕上げられた報道も、内容は事実以上のことはない上、作っている側も大した力量もないから安上がりで上滑り感が半端ない。

ちなみにプレイヤーの中でその代表格はスッキリに出ているA部という人。

この人のレポートは大仰な割には感情もな人一つこもっていないし、配慮も何も感じられないそら寒いものばかりで、見ていてイライラする。

でもそれなりに人気だから出ているのだろうからよくわからない。


いつの時代もくだらない現実はあるけど、こんなにニュースの向こうが他人事なのはなかなかなかった。

本当、なんでこんなものが垂れ流されているのかわからない。

みんなどう思っているのだろうね。

そんなふざけた時代にはこんな曲がお似合いだ。

今やロッケンロールのボケ爺さんになってしまった内田裕也verの曲。

今や彼自身がコミック雑誌みたいな存在だが、まだ笑える分だけ存在意義はある。

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