音楽放談 pt.2

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ロックバンドであり続ける -The Velvet Teen

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今日はびくりするくらい寒かった。

雪降ったし。

私は普段あまり風邪は引かないのだけど、こういう気温が急激に変化すると体調が悪くなる。

熱が出るまでは行かないまでも、頭は痛いし体がだるい。

昨日は割とよく寝たのだけど、どうも具合が悪かったので外出序でに早く帰ってきた。

うちの会社はフレックスなので別に文句言われることもないからなんということはないが、最近はどうもダメだな。

酒の飲み過ぎだろうか。

明日の夜は帰りにお気に入りの居酒屋で一杯やろうと思っていたから、元気にならないと。


さて、そんな私が転職してもうすぐ丸1年経つ。

早いものだ。

未だに前職の人とはやりとりがあるのだけど、とはいえ距離感は少しずつ変わってきている。

なんだかんだ会えば前職の愚痴みたいな話も多いし、個人的にはそんな話ばかりしても楽しくないから違うことを話したいわけだが、向こうはそうでもないらしく、結局同じような話しにしからないなと思うと、もういいかなと思ってしまうわけだ。

寂しいことだが、まあ仕方ない。


そんな前振りをしつつ、ちょうどその転職の狭間の11月の初めに行ったのがThe Velvet Teenのライブは本当に良くて、いい思い出なのだけど、昨年出たアルバムは気がつけばこの1年1度も我がiPodからは
落ちることなく入っていたな。

かなりしょっちゅう更新していたし、ある程度聴いてひとまず落として、というアルバムがほとんどとなっていた中で、気がつけばこのアルバムはずっと入っていた。

正直に言って、このバンドの曲は好きだし、どのアルバムも好きなのだけど、実は歌詞を仔細に分析したことはないし、1st以外はどういうことを歌っているのかもあまりよくわかっていない。

マイフェイバリットを聞かれて答えるバンドでもないのだけど、このアルバムは何回聴いてもいいなと思える。

大概過去のアルバムも改めて聴いてみよう、と言ってアーティスト内でローテーションするケースが多いのだけど、このアルバムはそれが起こらない。

単純に彼らのキャリアで一番好きなアルバムという理由はあるかもしれないけど、かと言って1st始め過去作もいずれも素晴らしい。

でも、ほんと飽きないんだよな。


さっきからずっと同じことを繰り返しているし、実質何も言っていないようなものなのだけど、自分でもなんでこのアルバムがこんなに気に入っているのか、正直わからないんだな。

言えることは、アルバムとしてのまとまりとか、全体としてのムードというか、そういうものが非常にハマるのだと思うけど、それだけなのかよくわからないし。

それこそ「これが人生のサウンドトラックだ」と思えるような感覚というわけでもないし、でも聴いているとすごくいい気持ちになれるんだよね。

だから、私はこのアルバムが単純に好きなんだろうね。


そんな彼らもこのアルバムが出るまでには非常に長いブランクがあったのだけど、その間出されたのは4曲入りのEP『No Star』であった。

以前も少し触れたことがあったのだけど、前作までの打ち込み的な要素もありつつ、彼らのアグレッシブなロックバンド的側面が非常に強く出ていて、是非オススメしたい良盤である。

このうち2曲はくだんのアルバムの日本盤にボーナストラックとして収録されていた。

彼らは基本的にいい曲をかけるバンドなので、ボーナストラックやアルバム未収録の曲もいい曲が本当に多い。

寧ろ、アルバムの場合彼らはトータルで見て曲を入れていると思うので、どうしてもムードに引っ張られるけど、それらの曲はそうしたところから切り離されているため純粋に1つの曲として響くからいいのかもしれない。

新作含めこのEPにはそういう空気がずっとあるからいいのかもしれないね。


と、最後まで結局何も言っていない記事になってしまったけど、純粋にオススメしたいロックバンドなんだよね。

あんまり知名度もないし、さして話題になることもないけど、こういう佇まいのバンドって、かっこいいなと思う。

アルバムごとに見せる顔が違うけど、彼らはやっぱり一貫してロックバンドだ。

何より曲がいいし。

もっと聞かれてほしいな。

"No Star"