音楽放談 pt.2

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認めざるを得ない -Tha Blue Herb

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一昨日は久しぶりに前職の仲の良かった人と飲みに。

年末に一度行こうか、なんて話をしていたのだけど、ぶっちぎられたのでそれっきりになっていたのだけど、なんとなく話のリズムや、趣味も合うので改めて連絡を取ったのだ。

正味5時間くらい、趣味の話から仕事の話から脈絡なく話をしていたのだけど、その中で今の会社の状況を聞いて、先日飲んだ人のことも話には上がったけど、結局私の思った通り以上にはなっていないことが知れたし、多分これからも大きく変わることはないのも知れた。

で、彼は頭がいいので社長からも一目置かれており、すでに独自のポジションを築いているのだけど、キャラクタ的に人の前に出るということが得意ではないのでブレイン的なところにあるようだが、その社長との話の中で相変わらず私のことは話題に上がるようで、今回彼が誘いに乗ったは背景もそこの絡みがゼロではないようであった。

もっともそれが全てではないし、彼は彼で私のことも認めてくれているからそういう話もしたんだと思うけどね。

とりあえず、私はその話を聞いて、前職でなすべきはそれなりに成せたかな、と思ったわけである。

戻ることはまずない。

ちなみにこの日はちょっと飲みすぎて、帰る途中の記憶がない。

ただ、多分電車に乗っている途中で気持ちが悪くなって、半ば電車の中で吐きながら途中駅で下車してトイレでゲロを吐いていたと思われる。

そこでどれくらいの時間を過ごしたかはわからないが、駅の警備みたいな人に声をかけられて、それに返事をしたような記憶はあるし、タクシーで帰ってきた記憶もある。

いくらくらいだったかも記憶があるのだけど、一体どこの駅で乗ったのかが覚えていないし、目が覚めた時には服のまま家で倒れていた。

この歳になって飲みすぎは、気をつけたいものだ。


さて、そんな私の連休はと言えば、この飲みの翌日は見事に二日酔いで酒が抜けなかったので半日寝て、少しだけ自転車で近所をぶらぶらして、親子丼を作って静かに過ごしたのだけど、それ以外の日も何をするでもなく明日は日曜日だ。

今日も何をするでもなく過ごしてしまって、今はまた酒を飲みながらテレビを見て、さっきまで買ってきたTha Blue HerbのライブDVD『Phase 3.9』のDisc 1を見ていた。

ドキュメンタリー+ライブという構成が多く、1枚目はドキュメンタリー的なもの。

気がつけばつい買い漁ってしまっているが、やはりブルハはかっこいい。

アルバム『Life Story』の時のツアーのものだけど、このアルバムは30過ぎるとグッとくるアルバムで、私もよさがわかったのは最近のことである。

もはやライブこそと言われるくらいのTha Blue Herbであるが、やっぱりかっこいいのだ。

彼らは日本でも数少ない純粋なインディ/アンダーグラウンドだ。

全て自分たちの力でのし上がって今のポジションを築いた。

ライブのMCで彼がしばしば「これが俺の仕事だ」ということを言う。

このセリフを否定的に捉える人も多分少なくないだろう。

仕事と割り切ってやることにクリエティヴィティはあるのか、という人もいるだろうし、昨今の彼らの音楽に否定的な人ほどそこに対して日和ったとか、変わったとかそう言うことを言うだろう。

だけど、一方でそれが彼に取って生きて行くすべで、だからこそシビアにやることが評価されてしかるべきだという覚悟も見える。

結局人から金を集めてなんぼ、人を集められてなんぼということがあるし、もし集められなければシビアに切られるだけである。

まして彼らは政治力のある大手事務所にいるわけでもない。

客が呼べなければそれまでという世界の中で、しっかりと力を示している。

それを自分たちの力で成し遂げたこと、結果だけで語ること、それが素晴らしい。

かっこいい。

その上で、今でもなお上を見ている。

語る言葉は確かに変わったと思う。

いつまでも噛み付くわけでもないし、むしろ噛み付く相手なんて今の彼らにはいない。

だからこそ見せるべきものも語るべきものも変わるというもので、だから信用できるわけだ。


誰かに認めて欲しい、認めてくれというのは大なり小なり誰しもあるし、それは正しい欲求でもある。

だけど、実の伴わないものは認められないし、四の五のいわせるようなのは所詮実力不足である。

誰がどう見ても認めざるを得ない状況に至ってこそ初めてどうだと言えると個人的には思っている。

ブルハは実際にそうして今を築いてきている。

人のことは結果だけじゃなくて努力も認めるし、割と評価は甘い。

でも、結局人生なんてな自分がどうするかだ。

それがないことには他人がどうのなんて言えない。

だから、自分が身を建てるまではグダグダいわずに、ただ結果で黙らせるだけである。


冒頭に書いた前職では、入社時の社長面談で私が思ったのは、この超偉そうで自信満々な男に認めさせてやるということだった。

それは、完全ではないもののある程度以上成せたということがわかって、それがちょっと嬉しかった。

もっとも、完全ではない中で気力が尽きてしまったのは情けないけど、そのぶん今の会社でまた頑張っている。

あの時ほどの向こうっけみたいなものはさすがにないし、別に誰を守るわけでも責任があるわけでもない人生なので、正直あまり生きることに一生懸命ではないし、明日死んでも大して後悔もしないような心持ちなんだけど、それでも生きている限りは矜持として持っておきたいなと思う。