音楽放談 pt.2

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本質の見えるところ -Tha Blue Herb

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仕事をしていていつもぶつかることの一つが、周りの人との温度差というか指向性の違いというか、そういう価値観の部分である。

私は割とラジカルというか、アグレッシブというか、とにかく攻めようぜ、先手取ろうぜ、みたいなところがあって、それは思い返せば新卒の頃からそうだった。

それを指して、デザイナーの人から「お前とんがっているな」とよく言われた。

社会人になって10年目とかなんだけど、この間年下の運用のやつにも、なんかとんがってますよね、と言われた。

そう言われる理由は、やったことないことなんかに接した時にすぐに保守的になる人が多いから、その時にとりあえずやればいいじゃん、みたいなことをあれこれいうからだろう。

みんな鬱陶しそうな顔するんだけど、たまに共感してくれる人がいて、そういうのが嬉しかったりするんだけど、そういうケースは稀だ。

だからどれだけ周りをその気にさせるか、というのが最近の指向性で、できるだけぶつからないようにやっているんだけど、それでもそういう奴がいっぱいいると思うとちょっとぐったりすることがある。

この間も雁首そろえて外の人にそんな会社の姿勢を晒すような場面があって、恥ずかしくないのかとビックリしたけど。

そんなことだから出遅れるし、結局勝てないようになる。

常に競合のケツを見るしかなくなるだろう。

チャンスがあるのにそれを生かしきれず、中途半端な結果論でしか語れない有様になる。

まあ、自分はやることやるだけなんだけどね。


さて、Tha Blue Herbが今年活動20周年ということもあって、記念企画的なことを色々やっているのだけど、その中の一つで過去の曲をMIXして一連なりにしたものをリリースした。

ミックスしたのは彼らと長らく活動を共にしてる、というか実質もはやメンバーといってもいいDj Dieである。

聴き始めた頃、彼とBossがブルハかと思っていたが、実はトラック作っているONOがいて、その2人でブルハと聞いてそうなんだと思ったものだ。

まああくまで括りとしてのユニット名で、実質はチーム的なあり方なんだろうね。

実際楽曲はBossとONOの2人で作っているので、そのコアとしての2人ということだろう。

通常であればこうしたミックス盤というよりは、ベスト盤をリリースしそうなものだけど、それをこうした形にするのはいかにもヒップホップっぽい発想だろう。

というよりはダンスミュージックに近いのかな。

マッシュアップ的な発想なのかもしれないけど、とはいえ私は通常こういうのは聴かないけど、せっかくならのお布施的に購入。

フリースタイルの流行で、ヒップホップがゴールデンタイムのテレビでも流れるようになったのだけど、彼らはずっとアンダーグラウンドでやっているので、旧来のファンしかなかなか知ることはないかもしれない。

それでも、ずっとそのスタンスで活動を続けて、ちゃんと成功して、ヒップホップだけで飯を食ってるという数少ないアーティストとして、ライムスの宇多丸もそれに言及していたりもした。

今年フジロックにも出演してて、3日目の深夜という一番ハードな時間にも関わらずかなりの集客があったらしい。

彼らのライブは実際素晴らしいし、いつ見ても感動する。

曲順やパフォーマンス含めて完成度は圧倒的だし、ショーとしてもすごいので、ヒップホップファン出なくても一度は見てみて欲しいライブである。


そんな彼らの曲を、いわゆるパンチのあるところを抽出して1曲としてつないでいくこのミックス盤はなかなか面白い。

私はアルバム単位で聴くことの方が多いので、どうして曲は好きでもアルバムによってはあまり聴いていないこともあるので、こうして曲単位で切り出して改めて聞く楽しみはわかるけど、彼らの音楽ではやはり言葉の重要度は高い。

単にかっこいいことを言うだけでなく、その言葉の通りにしてきたからこその説得力というのがある。

それを新旧織り交ぜながら改めて聴いて見ると、彼らの一貫性も見えてくるし、一方で違いも見えてくる。

私が彼らを聞くようになったきっかけの一つは、”時代は変わる”というような価値観のリリックだったりする。

20代後半の頃の私の個人的テーマソングの一つだったからね。

最近はそんな気持ちが少し後退して、そこまでガツガツ頑張ろうと言う気持ちになれなくなってしまったけど、それでもふつふつと沸き上がる時もあってね。

追うものは追われるものに勝る、というのが彼らの一貫した哲学の一つなのだけど、その方が楽しいことも多いんだよね。


23日は久しぶりのシングルもリリースされるのだけど、彼らの場合シングルをアルバムに収録することはないので、これも買わないと聞けないからね。

10月には日比谷の野音でやるんだけど、チケットはソールドアウト。

私も先行で入手しました。

これから彼らが歌っていくものがどんなものになるかはわからないけど、やっぱり言葉って強いし、言葉にはその人の本質が何かしらの形で滲み出てくるものである。

過去の音源も楽しみつつ、これからのリリースにもまた期待したいですね。

最後に貼っとくのは、今や世界のランカーになった錦織くんの出ていたスポーツドリンク、ゲータレードのCM。

バックで流れるラップは、Bossのものである。

今見てもかっこいいね。